
Porsche 718 Boxster Style Edition
いつかは2シーターのポルシェも乗ってみたい!
先日の投稿の通り、ポルシェセンターで認定中古車のカイエンターボクーペ(E3K40A)を買いました。
でも、当初はマカン3GTS(J1NUA)を探していました。
マカン3は乗っていた前期マカンと同じ車種で、ベースがあまり変わらないこともあり、1円でも安く買いたいと思っていました。
カーセンサーやGoo-Netはもちろんですが、目を付けたのが、業者向け中古車オークションでした。
僕たち一般人も入札を依頼できる、いわゆる代行オークションというものです。
オークションを使えば、僕たち一般人もお得に買えるかもしれないと。
僕がオークションで売ったマカンを例にすると、SellCaに出品し、約300万円で落札されました。
落札したクルマ屋さんは、自社サイトに約500万円で掲載してすぐ売れました。
利ザヤは40%になります。※1-(300÷500)×100=40%
つまり、40%OFFでポルシェが手に入ることもあります。
代行オークションの入札画面や落札相場などは非公開です。アクセスできません。
マカンの40%OFFがよくあるケースなのか、稀なのか、僕たち一般人には全体像がわかりません。
40%OFFは、あくまで僕が売ったマカンの一例ですが、オークションにはそのような可能性があります。
毎週ポルシェが大量に流通している
オークションの入札アカウントを開設して、まず気づいたことは、僕たち一般人が見えないところで、毎週ポルシェが大量に流通しているということです。
カーセンサーやGoo-Netに希望の車種を登録すると、新着メールが届きますよね。
あれと同じように、毎週ポルシェが業者間で大量に流通しています。
マカンもたくさん流通しています。
カーセンサーやGoo-Netで売っている町のクルマ屋さんには、仕入れルートがいくつかありますが、その1つがオークションです。
それなら、カーセンサーやGoo-Netで買うより、その手前のオークションならもっと安く買えると考えたわけです。
中古車オークションでポルシェを買うなら注意すべきことがたくさんある

Porsche 911 Turbo Cabriolet
いつかは911も乗ってみたい!サイドも強烈なインパクト。
「こりゃラッキー。こんなにたくさんポルシェが流通してるならカーセンサーやGoo-Netより安く買えそう。」
そう思っていた僕は、型式や色、走行距離、評価点数(5段階等で中古車の程度を評価)でチェックしていました。
そして、あるマカンが目にとまり、詳細情報を確認しました。
イメージはこんな感じです。

中古車オークションの物件情報イメージ(再現)。手書きの場合もある。
「これじゃ買えないよ・・・」
物件情報を見て思いました。
オプションが正確にわからないのです。
ポルシェはオプションが重要です。
認定中古車のように、オプションを正確に知りたいのですが、このイメージ図のように「セールスポイント」として、代表的なものが書かれています。
カーセンサーやGoo-Netのように、写真1枚ずつコメントを添えるようなことはありません。
物件のなかには、再現イメージのように、注意事項の欄にセールスポイントである装備やオプションが書かれている場合もあります。
物件情報が手書きの場合もあります。
手書きの場合はシステムでデータ出力しておらず、記入漏れやミスもありそうです。
以前、このサイトで書いたようにポルシェのオプションは、後付けできるものと、できないものがあります。
オプションを勘違いすると、後戻りできません。
また、オプションの後付けは、費用と時間がとてもかかります。
オプションによっては、工場装備より、走行性能が劣るものもあります。
オプションについて代行業者に確認を依頼しましたが、「対応不可。物件情報で個別に判断してほしい」とのことでした。
画像で確認できるオークションもありますが、会場毎に画像の仕様が異なるなど、画像を見てもオプションを判別できない場合があります。

Porsche 911 Turbo Cabriolet
20インチ235/35のピタピタなフロントタイヤ。レッドキャリパー。しびれますね。。
オークションは超短期決戦。オプションの完全理解を!
一方、町のクルマ屋さんも、同じ情報で入札しています。
オークションによっては、オプションとして下見代行サービスを提供している場合もあります。
町のクルマ屋さんの中には、オークション会場付近の業者と提携し、検討中の物件について、電話やオンラインで詳細確認できるようにしているところもあります。
こういったところは、やはり個人は不利です。
また、オークションは、出品から開始までの期間がとても短いです。
前日~2日前はザラで、超短期決戦になります。
なかには当日出品もあります。
ポルシェのオプションは、とても複雑です。
同じ車種でも、グレードにより標準orオプションが異なります。
例えば、カイエンGTSクーペはスポーツエグゾーストが標準装備ですが、最上位モデルのカイエンターボクーペはオプションです。
最上位なのに、下位グレードの装備がオプション扱いなんて、普通の自動車メーカーではみかけないと思います。
車種が異なれば、当然オプションも異なります。
例えば、マカンとカイエンクーペです。
同じSUVですが、マカンはパノラマルーフがオプションです。

Porsche Macan S
マカンのパノラマルーフはオプション。開閉式。
一方、カイエンクーペは標準です。

Porsche Cayenne Turbo Coupe
カイエンクーペのパノラマルーフは全グレード標準。開閉できない固定式。
このように、ポルシェのオプションは複雑で、超短期決戦のオークションにおいては、完璧にオプションを理解しておかないと、お買い得かすぐ判断できません。
オークションでポルシェを買う時は、物件に装備されているオプションを正確に把握することにくわえて、狙っている車種・グレードの標準装備・オプションを完璧に理解してから望むことをお勧めいたします。
オプションについてはこちらにもまとめています。
入札前の入金デポジットが必要な場合、返金について契約で握れるか確認を!
オークションでポルシェを買う時に注意すべきこと、もう1つは、お金です。
原則として入札前の入金が必要です。
入金なしで入札できる代行業者の場合も、落札翌日~1週間以内の入金を求められます。
指定日までに入金できない場合、遅延金のペナルティが発生する場合もあります。
つまり、落札したいなら、入札時点で、お金を工面しないといけません。
10万程度の金額なら工面しやすいですが、ポルシェのような高額となると、即日工面できる人はそういないと思います。
また、お金を工面できたとしても、また別のハードルがあります。
それは、返金です。

Porsche 911 Turbo Cabriolet
turboのエンブレムとマフラーから伝わる存在感。一文字のテールランプもかっこいい。
入札しても落札できないことがありますよね。
その場合、お金は代行業者に預けることになります。
代行業者のなかには、この預けたお金について、返金やその期限について、契約書で握れない場合があります。
契約で握れないお金を預けるなんて、、とてもできませんよね。。
契約で返金を握れるか必ず事前に確認をお勧めいたします。
ハイレベルなローンの金利
「ローンがあるでしょ?」と思った方もいらっしゃると思います。
僕もそう思って代行業者に問合わせましたが、最近見かけることのないハイレベルの金利でした。
とても借りる気になれない金利です。
ビジネスローンをイメージいただくと良いかもしれません。
一般的に、このような金利が高いローンは、貸し倒れリスクをある程度許容しているので、そのぶん、融資が早かったり、審査は甘いかもしれません。
もしかしたら、高い金利で借りた後、銀行からの借り換えを前提にしているかもしれませんが、そのあたりはちょっとわかりませんでした。
一方、銀行ローンは低金利ですが、申込から融資実行まで1か月程度かかります。
オークションの落札日から逆算して準備が必要です。
融資実行先が通常の町のクルマ屋さんと異なりますので、銀行によっては審査が通らなかったり、金利や与信が変わる可能性もあります。
仮審査だけでなく、本審査まで終えたほうが確実です。

Porsche Panamera GTS
500馬力のハイパーターボ。こんなスーパーセダンがあるなんて。
いくらで落札できたかわからない
代行業者を通じて入札できますが、原則として、僕たち一般人はオークションの管理画面や入札状況を見れません。
オークションのルールで制約があるためです。
リアルのオークション会場への入場もできません。
つまり、入札できますが、いくらで落札できたか、わからないということです。
冒頭の僕のマカンを例にすると、300万で落札されましたが、それは僕たち一般人に正規に開放されたプラットフォームを利用したから確認できました。
代行オークションで「400万で落札できました」といわれても、管理画面や入札状況がわからないので、言われたことを信じるしかありません。
オークションは、入札資格があり、僕たち一般人は入札できません。
「古物商許可証を受けてから一定期間経過している」「常設展示場がある」等の条件もあります。
もし、町のクルマ屋さんとお付き合いがあれば、代行入札をお願いするのもありです。
いろいろ希望を聞いてくれて、相談に乗ってくれると思います。
また、オークション代行業者のなかには、もっと融通が利くところもあると思います。
あくまで個人的な体験談になります。
お得に落札できるかは需給に左右される
たしかに、オークションを使えば、僕たち一般人もお得に買える可能性があります。
冒頭の通り、僕のマカンを例にすると、40%OFFでポルシェが手に入ります。
ただ、これは僕のマカンの話で、すべてのポルシェに当てはまらないです。
まず、落札できる価格は、需要と供給に左右されます。
例えば、マカンは大量に流通していますが、少ない週もあります。
少ない週は価格があがりやすいし、多い週はその逆だと思います。
モデルや年式、走行距離、評価点も影響します。
評価点の高い物件は、みんな欲しいので、価格もあがりやすいです。
入札者の多くは、オークション開始前に物件をリストアップしています。
欲しい物件が被れば価格もあがりやすくなります。
つまり、価格は需給に左右されます。

Porsche 718 Cayman
911とはまた違った特徴のあるフォルム。リヤの丸い2つはスピーカーかな?
オークションにも掘り出し物は出る
あとは、オークションで掘り出し物にあたるかどうかだと思います。
マカンのように出品数が多いモデルは、相場から外れた掘り出し物が確率論的に出ます。
例えば、前期マカンの平均落札価格が300万円、標準偏差(バラツキです)が25万なら、ほとんど(約70%)の前期マカンは275万円~325万円におさまります。
これは、オークションのように出品数が多い場合、価格にバラつきが生まれやすく、全体として正規分布に近い形になると考えられるからです(中心極限定理といいます※)。
もし、280万円で落札できて「お買い得だ!」と思っても、確率論的には「よくあること」になります。
「(本当に)これはお買い得だ!」と言えるラインは、この例では250万円より安く落札できた場合です。
250万円より安く落札できる確率は、理論的には2.5%しかないからです(統計的に有意といいます)。
「100回やって2.5回なんて無理!」と思うかもしれませんが、オークションのような試行数が多いイベントは確率に収束する傾向があります(大数の法則といいます※)。
あきらめずにお買い得を見つけましょう!
あきらめたらそこで終わりです。
※統計局の説明がわかりやすいです。統計局のサイトにリンクします。

Porsche Taycan
100%電動自転車。オオタニさんに似合ってかっこいい。ポルシェさん僕にもください!
実物を見るまでわからない
また、落札手数料や陸送費等の諸経費も発生します。
冒頭で紹介した僕のマカンの利ザヤ40%=儲けにはなりませんが、そのような仕組みです。
40%をどう捉えるかは人それぞれですが、僕はお買い得に買えるなら、あらためてアリな方法だと思いました。
ただ、前述のような注意点もありますので、僕は見送りました。
車両品質についても、ポジショントークかもしれませんが、「オークションで落札したらとんでもない車だった」といった動画もあるようです。
あくまで自己責任でお願いいたします。
マカンを売ったお話はこちらにまとめております。
僕みたいなポルシェ初心者ほど認定中古車がお勧め。カーセンサーやGoo-Netより明らかに安い掘り出し物も!

Porsche 911 Turbo Cabriolet
まさにThe “PORSCHE”!
いろいろ検討して、たどり着いたのは、餅は餅屋でした。
メリット・デメリットを天秤にかけると、僕みたいなポルシェ初心者は、町のクルマ屋さんか、ポルシェセンターで認定中古車を買ったほうが良いと思いました。
マカンは町のクルマ屋さんで買ったので、カイエンターボクーペはポルシェセンターの認定中古車にしました。
もちろん、買いたい車種やオプションのこだわり、経済状況、リスク許容度等によって、オークションのメリット・デメリットの捉え方も変化しますので、個別にご判断いただければと思います。
僕みたいなポルシェ初心者は、低リスクでアフターフォローも確実なポルシェを買える認定中古車がお勧めです。
ただ、認定中古車は、カーセンサーやGoo-Netより割高なことが多く、在庫も少ないです。
割高については意見がわかれるところですが、ポルシェのような修理費(部品・工賃ですね)が高額なクルマを無保証で乗ることは、お金に余裕がない限り、ある程度の覚悟が必要です。
僕はお金に余裕がないし、故障を気にせず乗りたいので、アプルーブド保証付きの認定中古車にしました。
もし、故障しても、購入から1年以内なら無料で修理してくれます。※消耗品は除く
2年目以降もお金を払い、条件を満たせば継続できます。

アプルーブド保証のパンフレット
1年延長はマカン121,000円、カイエン134,200円 ※執筆当時
パンフレット記載の金額は保証料で、12か月点検整備等の費用も別途必要です。
僕のマカンは込み込み約30万円で後付け保証できましたが、中古車の状態によってはさらに必要です。
マカンを買う前に都内ポルシェセンターで相談した時、「ポルシェセンターで数年も整備していないなら、100万円程度みてもらえれば」と言われたこともありました。
安い3rdパーティ保証もありますが、保証内容が限定的で、ポルシェセンター以外での修理になります。
原則として社外品による修理で、中古パーツで修理する場合もあります。
保証条件は各社異なります。
わからない場合、保証サービスの提供会社に電話すると教えてくれましたが、だいぶ手間がかかりました。
このようなことを考えると、はじめからアプルーブド保証がついている認定中古車が良いと考えたわけです。
このあたりのお話は以下にまとめています。
認定中古車のお買い得は即完売。その日に備え、やっておくべきこと。

Ferrari California
超高音で艶やかなマフラーサウンド。フェラーリの1年保証※は70万円~。フェラーリと比べると、ポルシェの保証は手が届きそうに感じる。
※都内の正規販売代理店の場合
認定中古車を毎日チェックしていると、カーセンサーやGoo-Netより、明らかに割安な認定中古車に出会えることがあります。
このお買い得な認定中古車は、30分も経たないうちに売り切れます。
新着メールが届き、「おっ!これは安いかも!」と思ってから、少し時間が経ってアクセスすると売り切れです。
そのため、お買い得に出会える「その日」に備えて、いつもやっておくべきことがあります。
僕のやりかたのため、正解とは限りませんが、ご参考になれば幸いです!
ポルシェ公式サイト、カーセンサーやGoo-Netの新着メールが届く前に動く
例えば、マカン3GTS(J1NUA)の認定中古車が欲しい場合、ポルシェ公式の中古車Finderで探しますよね。
毎日チェックして新着メールも登録されていると思いますが、メールが届いてから中古車Finderにアクセスしていませんか。
もし、そうだとしたら、お買い得を他の方に取られてしまいます。
お買い得は新着メールが届く前に売れてしまいます。
そのため、中古車Finderで検索条件をお気に入り登録したら、毎日時刻を決めてアクセスすることをお勧めいたします。
中古車Finderのメールは夕方頃に届きますので、それより早い時間帯がお勧めです。
これがお買い得の認定中古車を見つけるために、最初にやるべきことです。
運用ルールは販売会社によって異なる場合がある
認定中古車は全国のポルシェセンターが売り出します。
ポルシェセンターは、それぞれ販売会社が運営しています。
ポルシェセンターによっては、ポルシェ公式の中古車Finderより、カーセンサーやGoo-Netへ先に売り出す場合があります。
認定中古車のプロモーション方法について、全国統一の運用ルールがあるかわかりませんが、そのようなイレギュラーに運用するポルシェセンターもあります。
カーセンサーやGoo-Netも毎回チェックもお忘れなく!
なお、お世話になっているポルシェセンターがあるなら、そこから未公開の物件情報をもらえますが、この方法は、あまり安くならない場合が多かったです。

お買い得は新着メールが届く前に売れてしまう。新着メールを待たずに中古車Finderをチェックしよう。
※画像とコメントは関係ありません。画像はDon’t Touchと書かれたクラシックなPorsche。
できるだけ候補を減らす。マストのオプションを検索条件に設定する。
例えば、マカン3の認定中古車を探すときに、中古車Finderの検索条件を広めに設定していませんか。
もし、絶対に外せないマストのオプションがある場合、それらを検索条件に設定して、候補を絞ることをお勧めします。
候補を絞らないと、中古車Finderで表示される認定中古車が多くなってしまい、お買い得にたどり着くまで時間がかかります。
候補を絞れているほど、お買い得が来た時に早くたどり着けます。
お買い得を手に入れるためには、どれだけ早く見つけられるかが大事です。
いる・いらないを即決する。検索条件の表示順序を「価格の安い順」で設定しない。
検索条件をお気に入り登録したら、あとは毎日見るだけですよね。
その時、表示順序を「価格の安い順」で設定していませんか。
初めて探す時はそれで良いですが、毎日のチェックで一番大事なのは、マスト条件を満たす新着物件を早く見つけ、いる・いらないを即決することです。
「価格の安い順」で設定すると、マスト条件を満たすけれど、購入に至らなかったキープ物件が上位に表示されます。
これらのキープ物件は、安くても、購入に至らなかったので、今後も購入しない可能性が高いです。
キープ物件を読み飛ばしたい方は、「新着順」で設定をお勧めします。

Porsche 718 Boxster T
毎日のルーチンは「新着順」→「価格の安い順」のダブルチェックがお勧め。マスト条件を満たす新着物件を早く見つけ、いる・いらないを即決することが大事。どれだけ候補を減らせるか。
ただし、この方法には、欠点があります。
キープ物件の値下げを見逃してしまいます。
そのため、「新着順」→「価格の安い順」でダブルチェックすると良いです。
カーセンサーやGoo-Netの場合、値下げすると「新価格!」みたいに表示され、すぐわかりますよね。
でも、ポルシェ公式の中古車Finderは値下げしても、そのように表示されません。
毎日チェックが必要です。
「キープ物件が値下げした日に新着順で見てしまったら、他の人に取られるじゃないか!」と思われるかもしれません。
たしかに、条件が重なるとありえますが、認定中古車において「値下げする確率」と「新着物件に会える確率」は、圧倒的に「新着物件」が高いです。
3か月くらい中古車Finderに張り付くと、体感いただけると思います。
オプション理解は必須。新着物件のオプション合計額が数分でわかればベター。
気になる新着物件を見つけたら、お買い得なのか知りたいですよね。
ポルシェはオプションが大事です。
オプションで評価額も変わります。
オプションの合計額は、ポルシェのコンフィギュレーター(ポルシェのサイトにリンクします)で確認できます。
ただ、この方法は、とても時間がかかります。
コンフィギュレーターは、ビジュアルで確認できるので、使い勝手も良いのですが、操作のレスポンスが遅いです。
モデル選択など準備も時間がかかります。
そこで僕は、コンフィギュレーターからエクセルに価格を転記し、マウスでクリックすると、新着物件のオプション合計額が自動計算されるようにしていました。
この方法は、エクセルのフォーマット作成に時間がかかるほか、組み合わせが限定される一部パッケージを評価できませんが、概算を知りたい時にとても便利でした。

慣れてくると新着物件のオプション合計額が数分でわかる
お買い得の認定中古車には、おそらく何かしら理由があります。
例えば、オプションが少ない認定中古車は、売り出し価格も安くなります。
そのような理由を、肌感ではなく、数値ベースで把握したい時にはお勧めです。
カーセンサーやGoo-Netも含めると、新着物件は多数あります。
いる・いらないを即決し、いかに候補を減らせるかが大事だと思います。

Porsche 911 GT3
空も飛べそうなManthey(マンタイ)リヤスポイラー。抜群のダウンフォースだとか。
新着物件の基本価格を知る。
また、年式や走行距離など、新着物件の基本価格を知ることも大事です。
基本価格として、買取り価格が参考になります。
僕は「(買取り価格+オプション価格)÷販売価格×100」で評価していました。
数字が大きいほど、お買い得という考えです。
基準はいろいろありますので、ご自身の基準で、新着物件がお買い得か判断できれば良いと思います。
なお、ポルシェの買取り価格は日系自動車メーカーが参考価格を開示しています。
日産のSimulatorがとても使いやすかったのですが閉鎖されました。。
LEXUSのSimulator(LEXUSのサイトにリンクします)は今もありますが、走行距離を考慮できない仕様です。
そこで僕は、日産のSimulatorの参考価格をサンプリングして、走行距離と価格の関係性を数値化し、LEXUSの参考価格にあてはめて試算していましたがとても大変でした。。

黄色いセルに値を入力すると、走行距離を考慮した買取り価格が表示される
町のクルマ屋さんならオークション落札価格を簡単に調べられますが、僕たち一般人はアクセスできません。
ポルシェの買取り相場のSimulator作りました!

ただ、ネットにオークション落札情報と思われるものが一部公開されてたので、ポルシェの買取り相場のSimulatorを作りました!
以下からお試しいただけます。
またいつの日か僕がポルシェを買ったり売ったりする時に、こんなものがあればいいなと作りました。
自分用ですが、ご興味ある方のご参考になれば嬉しいです。
認定中古車の価格が高いからといって諦めないこと!
大事なことは、あきらめないことです。
認定中古車といえども、価格は変動します。
例えば、マカン3GTSでこんなことがありました。
神奈川県のポルシェセンターが、平均的な価格より少し高く売り出しました。
その後、1ヶ月くらい経った頃でしょうか。
茨城県のポルシェセンターが同じ年式・低走行で安値を更新しました。
本体価格が1,000万円を切るアグレッシブな価格でした。
すると、神奈川のポルシェセンターは、すぐに90万円値下げしました。
認定中古車の価格も変動します。
欲しい認定中古車が決まったら、あきらめずに毎日チェックしましょう。
皆様もハッピーなカーライフを!