
ポルシェといっても、お手頃に中古車が買えるモデルもあります。
僕の買った前期マカンもそうですが、初代カイエンもお手頃が多いですね。中には100万円を切るものもあります。
でも、安すぎる中古車の物件情報を見ると、だいたい走行距離が多いです。
車の部品には耐用距離数があり、10万KMあたりが1つの目安になるようです。
つまり、走行距離が多い車は、部品交換の必要性が高くなり、車体価格が安くても、追加費用が発生しやすいです。
しかし、そうかといって、走行距離の短い車は価格が高いです。
しかも、もしも、故障してしまったら、せっかく故障しないことを期待して車体価格の高い車を買ったのに、追加で修理費用なんて、とても辛い出費になります。
ポルシェは、日本車や他の外国車より部品代が高く、多くのポルシェオーナーブログにもあるように、修理費も高くなりがちです。
とてもそんな余裕はないし「いつ壊れるかわからない」「どれくらい修理費が請求されるかわからない」状態でポルシェに乗るなんて、僕には精神的に無理だと思いました。

ポルシェに乗りたいけど、無限地獄は避けたい・・・
ポルシェ公式保証は中古車にも後付けできる
そこで、たどりついたのが、ポルシェの公式保証「ポルシェ アプルーブド保証」でした。
公式サイトにもあるように、「初年度登録から15 年まで (車齢14年 / 走行距離20万 km以内))なら、中古車にも適用できます。

20万KM以内の制約ありますが、期間中は走行距離無制限で、多くのコンポーネントが保証対象です。
詳細は公式サイトでご確認ください
この保証は、町の中古車屋さんで買ったポルシェにも、条件を満たしていれば後付けできます。
保証継承が切れた車体であっても条件を満たしていれば後付けできるという、融通の利く保証です。
このアプルーブド保証を前提に前期マカンを探すことにしました。
保証の切れた車体はスタンドアローン保証で後付けできる
保証継承が切れた車体に保証を後付けする場合、スタンドアローン保証で後付けできます。
スタンドアローン保証もポルシェの公式保証「ポルシェ アプルーブド保証」の1つです。
初回のみ費用が+α必要ですが、保証内容は継続保証と同じです

ポルシェディーラーでもらえるパンフレット

延長保証 1年121,000円
スタンドアローン保証 1年164,450円
※執筆当時のマカンの場合
ちなみにフェラーリは1年700,000円~とのことです。パーツ代も1.7倍~。ケタ違い。。
僕の買った2016年式MY2017マカンの場合、2031年まで保証が可能です。
2024年現在あと7年保証を付けられます。
スタンドアローンの3年契約で開始と思っていましたが「スタンドアローン保証を1年だけ加入し、翌年から延長保証を複数年とするほうがお得です」とディーラーさんからアドバイスいただきました。
若干ですが費用が安いです。
費用改定される可能性はありますが、こういったアドバイスは助かりますね!
7年保証した場合の比較(税込み・円)
保証 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目 | 7年目 | 合計 |
スタンドアローン3年 + 延長保証3年 | 358,600 | – | – | 314,600 | – | – | 121000 | 794,200 |
スタンドアローン1年 + 延長保証 | 164,450 | 314,600 | – | – | 314,600 | – | – | 793,650 |
ですが、なかなかそんな簡単に話はおさまりません。
アプルーブド保証を受けるには、もっと大きなハードルが待っていたのです。。