タイヤがバーストする前兆 あのパターンを見逃さないでください

高速道路でバーストした直後の状況です。前兆があったのに、放置してしまいました。。

タイヤは本当にバーストする

以前所有の車で高速道路を走行中、7年目のタイヤでバーストしました。

バースト前のタイヤに溝はあり、ディーラー車検も通過していたので正直油断していました。

新タイヤを注文していたものの「納期が遅れます」とのショップ連絡に、何も考えることなく「いいですよ」と先延ばしにしていました。

幸いに家族は誰もケガすることなく無事でした。

あってはならないことですが、もし、皆さんがバーストした時の心構えといいますか、そのあたりを書きたいと思います。

タイヤがバーストする前兆

タイヤがバーストする時には前兆がありました。

運転中に「ガタンッ!ガタンッ!」という段差を超えるような振動が一定リズムで発生します。

「今日は、やけに段差を拾うなぁ」という程度にしか考えなかったのですが、今思うと、そんなことはありえません。

高速道路で、一定リズムで振動が長く続くことはありません。

これが最大の前兆にも関わらず、僕は見逃してしまい、バーストしました。

バーストする1-2週間前の前兆

いま思えば、これも前兆かもしれません。

郊外のショッピングセンターから帰宅する時のことです。

そのショッピングセンターは、立体式の駐車場でした。

5階に駐車し、1階まで降りた後に、車のハンドルがとられる気がしました。

まっすぐ走っているにも関わらず、少しだけ片側にハンドルがとられるような感覚です。

タイヤの年数が経っていることはわかっていたものの深くは考えず、近くのタイヤショップでローテーションしたところ、まっすぐ進むようになりました。

「ラッキー♪なおった!」

その程度に軽く見ていた僕は、その後、高速道路でバーストしました。

以前の車はFFベースのパートタイム4WDで、片側にハンドルがとられる時は前輪についていました。

タイヤローテーションで、そのタイヤは後輪につけましたが、バーストしたのはそのタイヤでした。

おそらくですが、片側にハンドルがとられるということは、すでにタイヤの内部で異変が起こっていたのだと思います。

日常メンテナンスが大事!違和感があればすぐに見てもらいましょう

よく言われますが、タイヤはハガキ一枚の面積で、重い車体を支えています。

車にはいろんなパーツがありますが、そのかなでも、タイヤはとても大事なパーツです。

日常のメンテナンスやタイヤについて詳しくまとめたPDF「タイヤのおはなし」を、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)が公開しています。

皆さんが知らないこともあるかと思いますので、ぜひご覧ください!

タイヤ交換はお早めに。。

もし、タイヤがバーストしたら「慌てず」「焦らず」「冷静に」

タイヤがバーストした時は、「慌てず」「焦らず」「冷静に」対処しましょう。

僕の場合、「ドカーンッ!」ととてつもない大きな音がして、バックミラーを見たら、黒い物体の破片が後方へ舞い上がるのがはっきり見えました。

「やってしまった・・・」

と思いましたが、すぐにハザードを付けたところ、後続車も状況を理解したようで、ハザードを付けました。

そこで、かなり気が楽になり、あとはアクセルを離し、惰行で車に身をゆだねつつ、徐々に徐々に路側帯に向かって車を進め、無事に停車することができました。

急ハンドルや急ブレーキは厳禁です。

また、ロードサービスを呼ぶときは、高速道路の場合、路側帯のポールに番号が書いてあるので、それらも目印に伝えましょう。

また、車から離れて、ガードレール等の外側に逃げるなど、指示に従うと安全を保てます。

皆様に、このようなことが起こりませんように!

タイヤはしっかりメンテナンスしましょう!

グーネット タイヤがバーストしてしまったときの対処法と予防方法

保証には111項目の有償検査が必要

ボンネットを開けて、中をのぞいているだけで幸せな気持ちになります

前回のサマリ
長く安心してポルシェに乗るには、アプルーブド保証が絶対と考えていた僕は、このような経緯で、なるべく程度の良いマカンを探していました。
なるべく程度の良い前期マカンの中古車を探しました

ここがもっとも大きなハードルだと思います。

条件を満たせば保証を後付けできますが、その条件のなかに、「111項目の有償検査」があります。

検査は検査費を払えばやってもらえますが、保証条件の1つに「111項目のチェックをクリアした車両のみ」とあります。

つまり、「この部品がダメです。車検は通りますがポルシェの基準を満たさないので交換してね」と言われたら、すべて承諾しないと保証が受けられません。。

程度の良い中古車を買う理由の1つがここにあります。

マカン購入後のアプルーブド保証にあたり、どれくらいポルシェの基準を満たす車両なのか、どれくらい整備費用がかかるのかわからず不安だったので、複数のポルシェディーラーに問い合わせたところ、だいたい皆さん同様でした。

毎年法定点検を受けて、整備もしっかりされていない限り10万円程度では済まないようで、「数年もポルシェディーラーから離れた車体なら、100万~見ていただければ」とおっしゃるディーラーも。。

「100万円」がすーっと会話に出てきたこの時に「もしかしたら、踏み入れてはいけない領域かもしれない・・・」と気合いが入りました笑

ポルシェは、走行距離以外に、経過年数も基準を持っており、多走行・低年式ほど、指摘事項も多く高額になる傾向があるそうです。

たとえ、安い車体を買ったとしても、長く安心してポルシェに乗るには、アプルーブド保証が絶対と考えていた僕は、このような経緯で、なるべく程度の良いマカンを探していました。

7,000KM!

僕のマカンは約7,000KM と少走行車。

購入を検討していた頃、どこのディーラーにお話ししても驚かれる個体でした。

あるディーラー担当様は「えっ?前期マカンで7,000KMですか?どこで売っているんですか?」とご興味を持たれていたご様子。

ディーラーで法定点検もしっかり記録されています。

それら車体の概要を伝えたうえで、「この車体だったらおおよそどの程度見ればよいでしょうか?」と聞いてみました。

「その車体でしたら、断言できませんが、おそらく数十万程度で収まるかもしれません。少走行車であっても、8年経過していますので、状態を拝見して、部品交換をお願いする場合もあります」とのことでした。

このように、中古車を購入する前に、複数のディーラーに車体情報を提供したうえで、疑問点を解消しておくと、だいたいのイメージがつく(≒覚悟ができる・・・)のでお勧めです。

また、ポルシェのディーラーは、全国どこでも同じサービスを受けられますが、経営は別法人です。

たとえば、僕の周辺には3つのディーラーがありますが、すべて異なる法人が経営されています。

「ポルシェはハイブランドなので、待っていても売れるだろうから、いい商売だな」と思っていましたが、日系の自動車メーカー系列販売店が経営から撤退したそうで、どれだけ顧客に価値を提供して支持されるかが大事なことは、一般企業同様のようです。

ということで、ディーラーに車を入庫し、アプルーブド保証を受けるために111項目の有償検査を受けることにしました。「数日もあれば終わります」とのことで、結果がわかったらご報告いたします。

タイヤの溝が残っていても、古いタイヤは早めに交換しましょう!タイヤメーカーは製造から5年超のタイヤは毎年検査を推奨しています。僕は以前所有の車で高速道路を走行中、7年目のタイヤでバーストしました。マカンもタイヤの溝はかなり残っていましたが、8年経過していたので交換しました。