カイエンターボクーペの高速燃費を調べてみた

燃費を気にするクルマじゃないですが、街乗り絶望4-5km/Lのカイエンターボクーペ。

「高速燃費ならどこまで伸びる?」と気になり、新東名で試してみました。

新東名の一部区間は、速度制限120km/hになっています。

この区間で、80km/hから120km/hまで、10km/hずつ速度をあげていき、燃費をチェックしました。

カイエンターボクーペには、このような燃費計があります。

クルーズコントロールで速度を一定に保ち、その時の平均燃費を見ています。

120km/hでも2,000回転いかないくらい。メーターはGopro固定で撮影。カメラが近すぎて一部切れちゃってますね。。

動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ!

80km/hの燃費 こんなに伸びるの?

まず80km/hです。

正直びっくりしました。

動画の通り、だいぶバラついてますが、平均燃費15km/L~17km/Lあたりです。

街乗り絶望4-5km/Lなので、いって8km/Lくらいと見てたのでびっくり!

トンネルで風の影響が小さく、空気抵抗も関係してそうですが、かなりの好スタートでした!

カイエンターボクーペは8速ATですが、80km/hでは7速になんですね。

これも発見でした。

クルーズコントロール設定が79km/hだったことに後で気づく。。平均燃費17.4km/Lはサンプル。動画のとおり燃費は変化。

90km/hの燃費 まだ良い燃費

次に90km/hです。

平均燃費13km/Lくらいでした。

こちらも動画の通りバラついてますが、80km/hのほうが良い燃費です。

速度があがると空気抵抗が増えますので(速度の2乗に比例)、そのへんのバランスが80km/hが優れているということなんでしょうかね。

トンネルとはいえ、10km/Lを軽く超えたことにびっくりです。

90km/hのATは8速でした。

8速で走るより、7速で80km/hで走るほうが燃費が良いみたいです。

90km/hもまだまだ良い燃費。10km/Lを軽く超えた。

100km/hの燃費 まだまだ良い燃費

次に100km/hです。

平均燃費12km/L~13km/Lくらいでした。

速度を10km/hあげたのに、燃費はほとんど変わりません。

速度をあげても燃費があまり変わらないなら、早く目的地に到着できる100km/hのほうが効率的ですね。

今回はトンネルで試しています。

トンネル外では結果が変わると思いますが、100km/hでもまだまだ良い燃費です。

一般的な高速道路の制限速度100km/hでも良い燃費。

110km/hの燃費 燃費が悪くなったが別の理由かも

次に110km/hです。

平均燃費11km/L後半くらいでした。

90km/hから100km/hに速度をあげた時より、燃費の悪化が大きくなりました。

ただ、動画のとおり、110km/hでは、トンネル外での計測となりました。

トンネルより風の影響が大きくなり、そのことが影響したかもしれません。

また、登り坂・下り坂の影響もありそうです。

燃費が悪くなったのは、おそらく計測環境。せめてトンネルで計測すれば良かった。。

120km/hの燃費

最後に120km/hです。

平均燃費12km/Lくらいでした。

110km/hより燃費が良いのは、先の通り、110km/hの燃費をトンネル外で計測したからだと思います。

制限速度120km/hの高速道路は、まだそれほど多くありませんが、この燃費なら良いですね。

120km/hでも10km/Lを超える燃費とは!

まとめ

今回のお話が参考になれば幸いです!

・80km/hの燃費が一番良かった

・110km/hの燃費が悪かったのはトンネル外で風の影響かも 

・90km/h~120km/hの燃費はあまり変わらなかった

・トンネル外では今回の燃費より悪くなりそう

・上り坂や下り坂等の影響もありそう

・参考値でお願いします!

カイエンターボクーペのオプション

1インチUPの22インチRS Spyder

僕のカイエンターボクーペには、たくさんオプションが付いています。

総額わかりませんが、おそらく170万円~200万円くらいだと思います。

動画で見たい方はこちらからどうぞ!

マトリックスLEDヘッドライト、PDLS Plusを含む

84個のLEDが個別点灯。対向車を検知して光量を自動調整。常にハイビームもOK。ちなみにLED1つONOFFできて84個=2の84乗のパターンできるなんて計算しても意味がないレベルですごい。夜間の高速走行で試した動画がこちら(準備中)。コーナーリングや交差点では進行方向にヘッドライトの範囲を自動調整。¥338,000

プライバシーガラス

外から車内が見えづらいプライバシーに配慮したガラス。後部座席・リヤのみ。¥75,000

22インチ RS Spyder デザイン ホイール エクステリアカラーのホイールアーチエクステンションを含む

カイエンターボクーペの標準ホイールは21インチ。1インチUPのRS Spyder。ターボはPSCB標準装備。285/35R22でもPASM効果かNormalモード乗り心地はバネサスのマカンより柔らかい。Sport+モードは段差超えると地面を感じる。¥145,000 ※ベースグレードでこのホイールは¥518,000。グレードにより異なる。

スポーツ エグゾースト システム スポーツテールパイプを含む

憧れに憧れたオプション。やっと手にいれた!マカンの後付けずっと我慢して報われた。画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)¥426,000

スポーツテールパイプ(ブラック)。去年末、前期マカンのブラックテールはドイツに在庫なかった。

ドアレバー(ハイグロス ブラック塗装)

標準はボディ同色。ハイグロスでツヤツヤ。¥36,000

ソフトクローズドア

半ドア状態を自動で閉めてくれるコンフォート機能。タクシーみたいでいいですね。動画はこちら ¥106,000

イルミネーテッドドアシルガード(ブラッシュドアルミニウム)

アルミのドアシールガード。「Cayenne turbo」のモデルロゴが光る。¥90,000

リヤは「Cayenne」のモデルロゴが光る。フロントとリヤあわせて¥90,000

レーンキープアシスト

車両が車線から逸脱しそうになると、ステアリングホイールが小さく振れ、自動操作で車両を車線内に戻す。MAZDAのCX-7?を1日借りたときに初めて使って苦手だったけど、慣れたら楽になった。価格不明

シートベンチレーション (フロント)

フロントのシート座面とシートバックレストにベンチレーションしてくれる。まだ寒いから試してもいまいちでした。夏に期待。運転席・助手席を別々に3段階制御。座面とバックレストの配分調もCPMで可能。メモリーパッケージ付き14-way、18-way等で可。¥152,000

カーボン マルチファンクション ステアリングホイール、ヒーター付き

走行モード切替やオーディオ・PCM操作もできるマルチファンクションなステアリングホイール。カーボンとスムーズレザー。ヒーター付き。¥73,000 

アンビエントライト

オーバーヘッドコンソールやドアパネル、カップホルダー等のイルミネーション。¥68,000

PCMで7色から選択可能。明るさも調整できる。

赤色はなんだか怖い。

カーボンインテリアやコンフォートアクセスなど他のオプションは動画で紹介しています!

※本ページの価格は工場で装着した場合の参考価格になります。価格は随時改定されます。

前期マカンからカイエンターボクーペに乗り換えました!

カイエンターボクーペE3K40Aを買いました!

前期マカンS 95-BCTMから乗り換えです。

このブログで書いてたように、僕のマカンにはスポーツエグゾーストやスポーツクロノパッケージ、PASMなど、欲しいオプションがほとんど付いてませんでした。

後付けも検討しましたが、いろいろ調べると、お金と時間、どちらもとてもかかってしまいます。

例えば、スポーツエグゾーストです。

スポーツエグゾースト
大人気オプション。マカン購入前は、その価値を知りらなかった。。
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

ポルシェホームページには約40万円と書いてますが、それではできません。

ポルシェセンターで後付けすると、工賃等込みで約70万円でした。

町のクルマ屋さんもいくつか見積もりしましたが、純正パーツ・テスターでそろえると、ポルシェセンターと変わらず、ポルシェセンターより高くなるクルマ屋さんもあります。

時間もとてもかかります。

前期マカンS 95-BCTMのスポーツエグゾースト在庫は、ドイツに2つ。※昨年末時点

たった2つです。それもシルバーのみ。

人気のブラックは生産待ち。

半年~1年待ちは当たり前の世界です。

スポーツクロノも後付けしたかったが、スポーツクロノストップウォッチは後付けできない。パフォーマンスも工場出荷で装着より劣る。町のクルマ屋さんでは対応可能なお店もあり。

その後の展開を考えると、僕の場合、後付けは伸びしろがありません。

なぜマカン3GTSを買わなかったのか

とても悩んだポイントです。

マカンSよりオプションがたくさん付いている認定中古車で、パワーも落とさず、できればポルシェ製エンジン、走行距離が少ないものを狙っていました。

PCMバージョンも落としたくなかったので、モデルイヤー2017以降のマカンGTS、マカンターボ、マカンターボパフォーマンスを狙っていました。

なかでも、前期マカンターボパフォーマンスJ1H3は440馬力で、マカンのエンジンシリーズで最高出力です。しかもポルシェ製エンジン!

ただ、在庫が全然ありません。

たまに出てきても、ほとんどが多走行。

希望するオプションも全部そろうことはありませんでした。

認定中古車にいたっては、普通のターボ95BCTLすら一度も出ませんでした。

Porsche 911 Carrera 4 GTS
かっこいい!911やケイマン・ボクスターもいつか乗りたい!

マカンターボは中期もありますが、こちらも在庫が少ないです。

エンジンサウンドも後期GTSと同じように綺麗でおさまりが良い印象でした。

感覚なので、いいかげんですが、僕にはそのように聞こえました。

後期GTSの在庫はたくさんあります。

ただ、在庫は多いものの、希望するオプションがそろいません。

特にシートヒーター(フロント及び リア)が付いたGTSは、ほとんどありません。

認定中古車のマカン3GTS。エンジンサウンドが綺麗なイメージ。在庫は多いが、僕の欲しいオプションがそろうことは一度もなかった。

このあたりのお話は、こちらにもまとめています。

カイエンターボクーペを選んだ理由

Porsche Panamera GTS
黄金に輝く新型マデイラゴールド メタリック。V8エンジン500PSの超強力ターボ。

理由はいくつかありますが、エンジンとオプションが理想とぴったりだったからです。

マカン3GTSに踏み切れなかった僕は、当時いろんなポルシェのエンジンサウンドを探していました。

そこでカイエンターボクーペのV8エンジンサウンドを聞き「これだ!」となりました。

前期マカンのような野太いエンジンサウンド。

出力550PSの馬力もマカン3GTSとケタ違いで、ポルシェ伝統のV8エンジン。

カイエンターボクーペはオプションも充実で、マカン3GTSならオプション扱いとなる装備が標準です。

スポーツクロノやPASM、パノラマルーフ、ポルシェエントリー、ステアリングヒーター、シートヒーター(フロント・リヤ)など、僕や家族が欲しいオプションが必ず付いています。

ターボではオプションのスポーツエグゾーストが付いている個体を探すだけで済むので、すぐに見つかりました。

スタイルも好みのお尻下がり。マカンに似てかっこ良いです。

カイエンGTSクーペもありますが、460馬力にデチューンされており、ステアリングヒーターやシートヒーター(リヤ)がオプションのため、候補から外しました。

このあたりのお話は、こちらにもまとめています。

オプション170万円くらいのカイエンターボクーペ。V8サウンドがうなる!

国産・外車を何台か乗ったけど白い車は初めて。前期マカンも初めての黒い車。定番色の白・黒は面白みに欠ける?と避けていたけど、乗ったらそんなこだわり吹き飛ばす魅力がポルシェにはある!※プライバシーに配慮して加工しています

マカンは町のクルマ屋さんで買いましたが、今回初めて認定中古車を買いました。

オプション総額170万円くらいで、新車だと約2200万円。とても買えません。。

中古車は本当にありがたいですね。

今回もフルローンです!

納車走行の動画も公開しました!

正規ディーラー「ポルシェセンター」の認定中古車がお勧め!中古車オークションもチェックしましたが・・・

執筆中ですが、認定中古車を探す前に、中古車オークションも調べていました。

中古車オークションにはポルシェもたくさん出品されていて、95-BCTMやE3K40Aのように型式指定で探すことができます。

ただ、オークションの仕組み上、僕みたいなオプション等にこだわりがある人には、向いていないと感じました。

また、カーセンサーやGoo-Netでお目当ての中古車を見つけると、「この車しかない!」「早く買わなければ誰かに先を越される!二度とこんなチャンスはない!」となりがちですよね。

でも、そんなことないです。それも発見でした。

例えば、マカンは、業者向けの中古車オークションでは毎週たくさん出品されています。

みなさま焦りは禁物!

納得いくまでじっくり考えて、決めたらすぐに行動が良いと思います!

中古車オークションについても、僕たち一般人が注意すべきことをまとめたら更新します!

オプション紹介の動画はこちらです!

ポルシェマカン4ヶ月で240万損切した話。僕みたいなポルシェ初心者が後悔しないようアドバイスします。

先日のSellCa(セルカ)投稿のとおり、憧れで買ったポルシェマカンを売りました。

モデルイヤー2107の前期マカンSで走行距離9,999km。

もちろんエンジンも絶好調です。

前期マカンSはポルシェ製エンジンで音が太くていいですね。

内装も綺麗でした。

去年末にポルシェ保証(アプルーブド保証)を後付けし、タイヤ・消耗品交換などコミコミ550万円でした。

SellCa(セルカ)オークションで落札310万円でしたので、4ヶ月で240万円の損切りでした。

ポルシェ保証についてはこちらにまとめています。簡単に言うと、消耗品以外は無料で修理できる保証です。

なぜ損切りすることになったか

カーセンサーやグーネットでポルシェを探してる人、特にポルシェを知らなくて検討してる人、僕みたいなポルシェ初心者が、同じ経験しないようアドバイスします。

まず、マカンを買ったのは完全に憧れでした。

ポルシェいいなぁ、かっこあいなぁ、いつか乗りたいなあと、ずっと思っていました。

SUVも好きですし、マカンは他のモデルよりも安いし、前期マカンは値頃感あります。

カイエンよりスポーティなフォルムですし、サイズもちょうどよくて、なんだかサラリーマンでも手が届きそうですよね。

そういう気持ちで買いました。

もちろん買う前にポルシェのこと調べてました。

この手のブログやYouTubeなどたくさん見てました。

故障したらお金やばいとか、車検、パーツが高い、いろんなオプションあるとか。

でも、いちばん気にしてたのは、故障、維持費とか、お金関係でした。

だから故障しないように程度のいいマカン買ってポルシェのアプルーブド保証をつけました。

でも、ブログやYoutubeで、あまり言われず、知らなかったことが3つあります。

クラシックなPorsche
まだ、ここまで沼にハマれていませんが、時間の問題かも。。

1つめ オプションはしっかり考えましょう

まず1つめはオプションです。

ポルシェを考えている人、特にマカンもですが、スポーツエグゾースト、スポーツクロノパッケージ、この二つが付いてる中古車をお勧めします。

どちらも後付けできますが、お金も時間もめちゃくちゃかかります。

例えば、スポーツエグゾーストです。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

スポーツエグゾースト
言わずと知れた大人気オプション。前期マカンの購入前は、その価値を知りませんでした。
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

ポルシェサウンドを響かせるオプションです。

排気音を最適化して、強烈なスポーツサウンドがでます。

これがめちゃくちゃいい音でわくわくします。

でも、僕のマカンSついてませんでした

そういう音が出ることは知ってました。

ポルシェのホームページをみると、後付けOKと書いていましたので、欲しくなったら後付けすればいいと思っていました。

後付け費用は、約70万円です。。

ポルシェのホームページを見ると、マカンSは45万くらいとあります。

でも、45万円では後付けできません。

時間もかかります。日本に在庫ありません。ドイツから取り寄せです。

もし、ドイツに在庫なければ生産待ちで、6か月1年待ちはザラです。

僕の前期マカンSは、年末時点でドイツの在庫2つでした。

それもシルバーテールのみ。人気のブラックは生産待ちです。

もし、ポルシェのエンジン音が気になる人や好きな人、スポーツエグゾースト付きの中古車をお勧めします!

Porsche 718 Boxster T
鮮やかなグリーン。ケイマン・ボクスター・911のようなリアエンジン車もとても興味があります。NAエンジンのモデルがあったらしく、ディーラーさん曰く神の咆哮だとか。しびれますね。。

あと、スポーツクロノパッケージです。

エンジンの出力とシャシーがよりスポーティになるオプションです。走りがもっと楽しくなります。

これもポルシェのホームページに載ってますが、あの値段ではできません。

注意書きもよく見てください!

後付けは走行性能を最大限に引き出せません。工場出荷時に付いているほうが走行性能が高いです!

人気のスポーツクロノストップウォッチも後付けできません。ダッシュボードの時計ですね。

あれはただの時計じゃないです。ストップウォッチとかにもなります。

他にもオプションたくさんありますが、最低でもこの2つは付いてる中古車を狙いましょう。

スポーツクロノパッケージ
こちらも大人気オプション。エンジンとシャシーがよりスポーティになります。ローンチコントロールも可能に。後付けは走行性能を最大限に引き出せず、スポーツクロノストップウォッチもありません。

スポーツクロノストップウォッチは後付けできません。。町のクルマ屋さんならできるところもあるようです。

町のクルマ屋さんでもオプション後付けできますが

もっともオプションは、ディーラーのみではなく、町のクルマ屋さんで、コーディング等で対応可能な場合もあります。

お金はディーラーより安い場合もあります。

僕の場合は、値段は期待したほど変わらなかったです。

純正部品を使う場合、ものによってはディーラーのほうが10万以上安い場合もあります。

まずはディーラーに相談すると良いと思います。

納期は、ディーラーも町のクルマ屋さんも同様です。

どちらも海外から仕入れますので、時間がかかります。

ただ、クルマ屋さんに依頼する場合、良いお店を選ばないと、ポルシェ保証が無効になる可能性があります。

最低でも純正のパーツやテスターを使わないとダメです。

ポルシェ保証は改造すると無効になります。

社外品NGです。改造扱いになります。

また、改造に該当するかどうかは、すべてポルシェ判断になります。

ですので、ご自身の責任でお願いします。

町のクルマ屋さんで後付けしたことはわかる

たとえば、町のクルマ屋さんで取り付けたことは、車体番号や購入時のオプション、整備履歴等でわかります。

神奈川県内のポルシェセンターで聞いたお話ですが、最近のポルシェは保証関連に厳しいみたいです。

今は許されてることが、今後ダメになる可能性はあります。

たとえば、最近ですと、カープレイをワイヤレスにするものです。

以前はOKでしたが、いまは保証無効になるみたいです。

ただ、このあたりはうまくやってくれるディーラーもありますので、いろいろ相談してみると良いです。

町のクルマ屋さんのなかにも、「ディーラー保証のトラブルが発生した場合も責任もちません」ってちゃんと書いてくれるところもあります。

できるだけ、いろいろ教えてくれるクルマ屋さん、相談にのってくれるクルマ屋さんにしましょう。

Porsche Macan Porsche Cayenne
フロントやフォルムはマカンのほうが好き。こうやって見比べると、本当に横幅6cmくらいしか違わない?もっと差があるように見えるけど、撮り方が偏ってたかな。白は膨張色だからかな。

2つめ 保証

2つめは保証です。

保証を付けたい人は、ディーラーの認定中古車を狙いましょう。

カーセンサーやグーネットでポルシェを探してる人は、たくさんいると思います。

僕もそうでした。

3rdパーティ保証もカバー範囲は広く安価なものも多いですが、「原則社外品で修理」「中古部品で修理する場合も」「ポルシェのような外車は制約も」といった特徴があります。

アプルーブド保証と3rdパーティ保証の違いについてはこちらにまとめています。

ポルシェの保証「アプルーブド保証」にはパターンが3つあります。

・新車保証(新車購入から3年間保証)

・延長(中古車)保証(新車保証が終了した後の継続保証)

・スタンドアローン保証(新規で加入する保証)

僕は3つめのスタンドアローンに加入しました。

カーセンサーでマカンを買った後にディーラーで保証を後付けです。

ただ、どんなに程度の良い中古車でもけっこうお金がかかります。

僕の場合、30万ちょっとでした。

また、保証加入には条件があります。

初年度登録から15 年まで・走行距離20万 km以内ですが、111項目のチェックというのがあります。

これがとても厳しいです。

これをクリアしないとアプルーブド保証は受けられません。

「この部品はまだ使えますが、認定基準を満たさないので交換しましょう」とディーラーに言われたら、交換しないとダメなんです。

保証がつけられません。

検査するだけでもお金かかります。

カーセンサーやグーネットを見ると、ポルシェの内装・外装は確認できますが、エンジンやミッションの調子、ブレーキパット残りとかはわかりません。

もし、町のクルマ屋さんでポルシェを買うなら、そういうこともちゃんと教えてくれるクルマ屋さんが良いと思いますが、いちばんよいのはディーラーの認定中古車です。

保証を付けたい人は、ディーラーの認定中古車を狙いましょう。

アプルーブド保証のパンフレット。延長保証1年10万円~ですが、フェラーリは保証1年70万円~らしいです。ポルシェは良心的!

最後の3つめ  ポルシェ沼

これが一番やばいです。

僕はマカンを買う直前まで、ポルシェなんて自分には関係ない世界と思っていました。

そのため、とりあえず程度のよいマカンを安く買えればいいというくらいの気持ちでした。

でも、ポルシェ。めちゃくちゃ面白いです!

実際に運転して普段使いすると、いろんな体験があって、どんどん好きになります。

そうなると、今までどうでもよかったことが、そうではなくなります。

僕の場合オプションやエンジンです。

ポルシェ製のエンジンなのか、どうかなど、事前に少し調べていましたが、そういうことを意識するようになりました。

ここにはまりだすと、本当にお金も時間も飛んでいきます。

皆様のカーライフがハッピーでありますように!

前期マカンから何に乗り換えるか

スポーツエグゾーストの後付け費用は約70万円です。

気軽に出せるレベルではないですし、何より、後付けすると、スポーツクロノなども欲しくなることが目に見えています。

そうなったときに、スポーツクロノ後付けは工場装備より性能・装備も劣るため、スポーツエグゾーストの後付け70万円が活かせません。

そのため、乗り換えを検討中ですが、マカン3はエンジンサウンドが綺麗すぎて好みではなく、躊躇しています。

そのあたりのお話は、前回まとめていますので、こちらをご覧ください。

マストなオプションは?

乗り換え候補をしぼるにあたり、まず、自分にとって大事なポイントを考えました。

次のオプションは必須で、あとはお金との兼ね合いになります。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

スポーツエグゾースト
言わずと知れた大人気オプション。前期マカンの購入前は、その価値を知りませんでした。後付け約70万円・・・
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

スポーツクロノパッケージ
こちらも大人気オプション。エンジンとシャシーがよりスポーティになります。ローンチコントロールも可能に。後付けは走行性能を最大限に引き出せず、スポーツクロノストップウォッチもありません。

スポーツクロノストップウォッチは後付けできません。。

エアサス&PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメントシステム)
こちらも大人気オプション。スポーツクロノと組み合わせることで、よりスポーティな走行に。振動や揺れも大幅に軽減されるようです。後付け不可?

パノラマルーフ
開放感が素晴らしいです。家族の要望も強く、次も絶対に欲しいオプションです。後付け不可。

シートヒーター(フロント及び リア)
僕のマカンはフロントのみです。リアシートに乗る奥さんがとても寒がりで、乗り換えるなら絶対欲しいオプションです。後付け不可。

ポルシェエントリー
キーレスエントリーです。今まで使ったことがないので憧れですね。後付け不可?

ステアリングホイール(ヒーター付き)
前期マカンは、エアコンの風が、ちょうどステアリングホイールに当たり暖かいですが、マカン3など新世代モデルは風が当たらず冷たいらしいです。これはマストではなく、あれば良いですね。

あとは、エンジンと走行距離ですね。

馬力もマストで、前期マカンSの340ps(250kW)以上が欲しいです。

ポルシェ製のエンジンならなお良いです!

走行距離は5万KM以内で、PCMのバージョンも落としたくないので、モデルイヤー2017以降のマカン狙いです。

Sに乗ってるので、乗り換えるならGTSかターボ狙いです。

この条件を満たすマカンを探す

中古車の場合、オプションは個体によりけりなので、在庫は運任せになります。

そこで、馬力やエンジンなどから、以下を探しました。

モデル型式馬力エンジン
後期GTSJ1NUA440PSAudi
中期ターボJ1L29440PSAudi
中期GTSJ1L29380PSAudi
前期ターボパフォーマンスJ1H3440PSポルシェ
前期ターボ95BCTL400PSポルシェ
前期GTSJ1H2360PSポルシェ

中期のエンジンサウンドも聞きましたが、後期GTSと同じように、おさまりが良いというか整った印象でした。

おのずと前期を探すようになり、馬力が今より大きくUPするターボを狙いました。

ただ、探し始めて気づいたことは、在庫が全然ありません。

たまに出てきても、希望するオプションがなかったり、オプションはあっても多走行だったり。。

一方、年式の新しい後期GTSは在庫が多いものの、希望するオプションがなかなかそろいません。

特にシートヒーター(フロント及び リア)は、ほとんど出ません。

このあたりのオプションは、中古車を選ぶ限り、なかなか難しいですね。

スポーツエグゾースト システムが欲しい!

先日投稿しましたが、僕のマカンは前期Sで、エンジンのスタート音は心地よいです。

その投稿にもあるとおり、エンジン音はクルマ選びのポイントの1つになっています。

マカンを買う時に、「ベース2.0」「S」それぞれのエンジン音を聞き比べましたが、音がまったく異なりました。

控えめに言っても別物と感じました。

皆さん好みがあると思いますが、僕は「S」のほうが心地よいサウンドです。

お腹に響くようなエンジン音がする「S」を選びました。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

中古車購入時にはスポーツエグゾーストの良さを知りませんでした。後付けを検討中の人気オプションです!
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

エンジンスタートからしばらくすると「おしとやか」になる

ただ、理由はわからないのですが、エンジンスタートからしばらくすると、とても「おしとやか」になります。

いろいろ調べてみると、一定秒数が経過すると、エンジンの回転数が自動で小さくなるようです。

また、たしかなことはわかりませんが、マカンのマフラーテール(先端部分)内にフラップがあり、これが自動で開閉することも関係しているかもしれません。

マカンのマフラーテール(スポーツテール)は4本あります。フラップは一番右側にあります。

 

他のマフラーテールにはフラップがみあたりません

エンジンの回転数を自動で調整して、排気量をコントロールしているわけですが、おそらく騒音規制等の法的要件に対応するためかもしれません。

一定の条件下(走行方向に直角に車両中心線から左側7.5mに離れているところに、地上1.5mの高さの位置等)で、上限値が決められているようです。

スポーツエグゾーストはポルシェ純正のオプションマフラーになりますので、問題ありませんが、車検不適合のマフラーもありますので注意してください。

車検を通すマフラーの音量はどのぐらい?騒音規制の概要と対処法を解説(Goo-netのサイトにリンクします)

自動車騒音規制の推移(国土交通省のサイトにリンクします)

スポーツエグゾーストの効果と費用

スポーツエグゾーストの効果と費用についてです。

Youtube等で公開されている方もいらっしゃいますが、スポーツエグゾーストの効果は大きいようです。

特にSPORTモードと併用するとエンジン回転数のベースがあがりますので、相乗効果でさらにONになります。

皆さん一様に「音が変わった!」と言っており、ぜひ僕も付けたいですね。

特に低音が奏でるようで、まさにポルシェサウンドとの評価です。

気になる費用ですが、ディーラー担当様によると、工賃込みで約70万円でした。

70万円。。。費用もインパクトありますね!

スポーツエグゾーストは、まれにディーラーがキャンペーンを実施しています。

ディーラー担当様に確認しましたが、キャンペーンの実施予定なしとのこと。

当面の間、キャンペーン実施は期待できませんが、ぜひとも欲しいオプションですので、ひきつづき情報収集します!

ポルシェのブレーキパッドは摩耗するとディスクも交換

Porsche Macan S
マカン(95-BCTM)の前輪ディスクブレーキ。以前の所有車JEEPチェロキー(XJ)と比べて効きが半端ない大型ディスクブレーキ。

多くの自動車メーカーでは、ブレーキパッドが摩耗すると、ブレーキパッドを交換しますが、ディーラーの担当様によると、ポルシェはディスクも交換するそうです。

これは、ポルシェのブレーキは、制動を高めるためにディスクもすり減るようになっているからだとか。

車検でよくある話として「車検あるある」を担当様が教えてくれました。

それは、「タイヤ・バッテリー・ブレーキの3つのパーツ。3種の神器ではないですが、3つまとめて車検で交換すると高額になりがち」だそうです。

「ブレーキだけで10万~」と聞きました。3種の神器は避けたいですね。。

Porsche Cayenne Turbo Coupé
カイエンターボクーペ(E3K40A)の前輪ディスクブレーキ。マカンSより更に効きが半端ない。ホワイトキャリパーはPSCB(Porsche Surface Coated Brake)の標準装備。セラミックコーティングのブレーキは1,000km走行してもほとんどブレーキダストが発生しない(僕の体験談)。ポルシェ公式の説明はこちら(ポルシェのサイトにリンクします)

車の乗り方でブレーキパッドの減り方も異なる

ブレーキパッドは前輪と後輪にありますが、乗り方次第で減り方が変わるそうです。

街乗りが多い場合、前輪のブレーキパッドが減りやすいそうです。

これは、頻繁にブレーキをするたびに前輪へ重心が移動した状態でパッドを削るためです。

僕も街乗りが多いので、なんとかパッドを長持ちできないか相談したところ「エンジンブレーキを使うとパッドの減りを抑制できます!」とアドバイスいただきました。

また、高速道路を走行時は、SPORTモードをONにすることで、シフトチェンジのタイミングを遅らせて引っ張ることができます。

これにより、シフトダウンの時も高回転域からエンジンブレーキをかけながらシフトダウンできるので、パッドの減りも抑えられます。

SPORTモードをまだ試していませんが、走りも快適になり、ブレーキパッドも長持ちするなら嬉しいですね!

ディスクだけ交換してもらえれば費用が抑制できるのにと思いました笑
「長い人で6年くらい交換不要な方もいらっしゃます」(ディーラー担当様)

ディーラー担当様からこの話を聞いて以来、積極的にエンジンブレーキを使うようになりました。

これにより、ブレーキパッドやブレーキディスクの減りは抑えられます。

ただ、その代わりに、エンジンブレーキを多用することにより、エンジンやミッションに負担がかかるかもしれません。

しかし!例のアプルーブド保証(僕のマカンの場合はスタンドアローン保証)に入っています。

当然、ミッションやエンジン系は保証されますので、ガンガンまわしても大丈夫なのです!

ポルシェはもともとアウトバーンなど超高速も走る車です。

そのように使い方に耐えられるように設計されているはず!(そう祈りたい)

一方、ブレーキパッドやブレーキディスクは、消耗品のため、保証の対象外です。

すり減った時は、自腹交換になります。

保証に加入しておいて良かったです!

前期マカンのリモコン電池交換

マカンのリモコン電池は簡単に交換できます

入庫した後、ディーラーから「リモコン電池の交換時期です。交換されますか?」と連絡がありました。

費用を聞いたところ「2,000円前後」とのことで、もしかしたら100均で買ったらできるかもと思い、「自分でやりますので!」とお断りをいれました。

ネットで調べてみると、皆さんご自分でされていますね。

真似したらすぐできたので、皆さんもぜひ!

リモコンを裏返します

端っこのツマミをスライドさせながら、境目に爪を入れて水平方向に引っ張ると、エマージェンシーキーが出ます

そのままエマージェンシーキーを手前方向に持ち上げると、このようにエマージェンシーキーを取り外せます

電池を取り出します

取り出した電池

CR2032というボタン電池です

100均で売ってました!

しかも2個で100円!

逆の手順で電池とエマージェンシーキーをセットすれば完了です!

初めての法定点検から車が戻ってきました 

マカンを預けて約1週間、法定点検(12か月点検整備)を終えて戻ってきました。

ディーラーの担当様いわく「程度は良好です!」とのことでした。

希望していたアプルーブド保証も問題なく付けられました。

気になる費用ですが、以下の通りでした!

項目費用
アプルーブド保証(スタンドアローン)16.4
12か月点検整備5.3
オイル交換6.8
微粒子フィルタ交換1.6
ワイパー交換1.9
タイヤシーラント交換1.8
ドライブレコーダ・工賃7
合計40.8万

ドライブレコーダーは家族の要望で付けましたが、それを除くと約33万でした。

タイヤシーラントは保証を受けるためには必須となっておりました。

希望しませんでしたが「マストで何卒よろしくお願いいたします」とのことです。

今回は保証切れの車体に後付けするスタンドアローン保証でしたが、次回からは保証継続となり、費用も抑えられると思います。

初回からけっこうな出費になりましたが、これで安心して乗れます!

保証には111項目の有償検査が必要

前回のサマリ
長く安心してポルシェに乗るには、アプルーブド保証が絶対と考えていた僕は、このような経緯で、なるべく程度の良いマカンを探していました。
なるべく程度の良い前期マカンの中古車を探しました

ここがもっとも大きなハードルだと思います。

条件を満たせば保証を後付けできますが、その条件のなかに、「111項目の有償検査」があります。

検査は検査費を払えばやってもらえますが、保証条件の1つに「111項目のチェックをクリアした車両のみ」とあります。(ポルシェのサイトにリンクします)

つまり、「この部品がダメです。車検は通りますがポルシェの基準を満たさないので交換してね」と言われたら、すべて承諾しないと保証が受けられません。。

程度の良い中古車を買う理由の1つがここにあります。

マカン購入後のアプルーブド保証にあたり、どれくらいポルシェの基準を満たす車両なのか、どれくらい整備費用がかかるのかわからず不安だったので、複数のポルシェディーラーに問い合わせたところ、だいたい皆さん同様でした。

毎年法定点検を受けて、整備もしっかりされていない限り10万円程度では済まないようで、「数年もポルシェディーラーから離れた車体なら、100万~見ていただければ」とおっしゃるディーラーも。。

「100万円」がすーっと会話に出てきたこの時に「もしかしたら、踏み入れてはいけない領域かもしれない・・・」と気合いが入りました笑

ポルシェは、走行距離以外に、経過年数も基準を持っており、多走行・低年式ほど、指摘事項も多く高額になる傾向があるそうです。

たとえ、安い車体を買ったとしても、長く安心してポルシェに乗るには、アプルーブド保証が絶対と考えていた僕は、このような経緯で、なるべく程度の良いマカンを探していました。

7,000KM!

僕のマカンは約7,000KM と少走行車。

購入を検討していた頃、どこのディーラーにお話ししても驚かれる個体でした。

あるディーラー担当様は「えっ?前期マカンで7,000KMですか?どこで売っているんですか?」とご興味を持たれていたご様子。

ディーラーで法定点検もしっかり記録されています。

それら車体の概要を伝えたうえで、「この車体だったらおおよそどの程度見ればよいでしょうか?」と聞いてみました。

「その車体でしたら、断言できませんが、おそらく数十万程度で収まるかもしれません。少走行車であっても、8年経過していますので、状態を拝見して、部品交換をお願いする場合もあります」とのことでした。

このように、中古車を購入する前に、複数のディーラーに車体情報を提供したうえで、疑問点を解消しておくと、だいたいのイメージがつく(≒覚悟ができる・・・)のでお勧めです。

また、ポルシェのディーラーは、全国どこでも同じサービスを受けられますが、経営は別法人です。

たとえば、僕の周辺には3つのディーラーがありますが、すべて異なる法人が経営されています。

「ポルシェはハイブランドなので、待っていても売れるだろうから、いい商売だな」と思っていましたが、日系の自動車メーカー系列販売店が経営から撤退したそうで、どれだけ顧客に価値を提供して支持されるかが大事なことは、一般企業同様のようです。

ということで、ディーラーに車を入庫し、アプルーブド保証を受けるために111項目の有償検査を受けることにしました。「数日もあれば終わります」とのことで、結果がわかったらご報告いたします。

タイヤの溝が残っていても、古いタイヤは早めに交換しましょう!タイヤメーカーは製造から5年超のタイヤは毎年検査を推奨しています。僕は以前所有の車で高速道路を走行中、7年目のタイヤでバーストしました。マカンもタイヤの溝はかなり残っていましたが、8年経過していたので交換しました。

なるべく程度の良い前期マカンの中古車を探しました

ポルシェといっても、お手頃に中古車が買えるモデルもあります。 

僕の買った前期マカンもそうですが、初代カイエンもお手頃が多いですね。中には100万円を切るものもあります。

でも、安すぎる中古車の物件情報を見ると、だいたい走行距離が多いです。

車の部品には耐用距離数があり、10万KMあたりが1つの目安になるようです。

つまり、走行距離が多い車は、部品交換の必要性が高くなり、車体価格が安くても、追加費用が発生しやすいです。

しかし、そうかといって、走行距離の短い車は価格が高いです。

しかも、もしも、故障してしまったら、せっかく故障しないことを期待して車体価格の高い車を買ったのに、追加で修理費用なんて、とても辛い出費になります。

ポルシェは、日本車や他の外国車より部品代が高く、多くのポルシェオーナーブログにもあるように、修理費も高くなりがちです。

とてもそんな余裕はないし「いつ壊れるかわからない」「どれくらい修理費が請求されるかわからない」状態でポルシェに乗るなんて、僕には精神的に無理だと思いました。

ポルシェに乗りたいけど、無限地獄は避けたい・・・

ポルシェ公式保証は中古車にも後付けできる

そこで、たどりついたのが、ポルシェの公式保証「ポルシェ アプルーブド保証」でした。(ポルシェのサイトにリンクします)

公式サイトにもあるように、「初年度登録から15 年まで (車齢14年 / 走行距離20万 km以内))なら、中古車にも適用できます。

20万KM以内の制約はあるものの、保証期間中は走行距離無制限です。

多くのコンポーネントが保証対象です。※詳細は公式サイトでご確認ください。

この保証は、町の中古車屋さんで買ったポルシェにも、条件を満たしていれば後付けできます。

保証継承が切れた車体であっても条件を満たしていれば後付けできるという、融通の利く保証です。

このアプルーブド保証を前提に前期マカンを探すことにしました。

保証の切れた車体はスタンドアローン保証で後付けできる 

保証継承が切れた車体に保証を後付けする場合、スタンドアローン保証で後付けできます。

スタンドアローン保証もポルシェの公式保証「ポルシェ アプルーブド保証」の1つです。

初回のみ費用が+α必要ですが、保証内容は継続保証と同じです

ポルシェアプルーブド保証パンフレット
ポルシェディーラーでもらえる

延長保証 1年121,000円

スタンドアローン保証 1年164,450円

※執筆当時のマカンの場合

ちなみにフェラーリは1年700,000円~とのことです。パーツ代も1.7倍~。ケタ違い。。

僕の買った2016年式MY2017マカンの場合、2031年まで保証が可能です。

2024年現在あと7年保証を付けられます。

スタンドアローンの3年契約で開始と思っていましたが「スタンドアローン保証を1年だけ加入し、翌年から延長保証を複数年とするほうがお得です」とディーラーさんからアドバイスいただきました。

若干ですが費用が安いです。

費用改定される可能性はありますが、こういったアドバイスは助かりますね!

7年保証した場合の比較(税込み・円)

保証1年目2年目3年目4年目5年目6年目7年目合計
スタンドアローン3年
+
延長保証3年
358,600314,600121000794,200
スタンドアローン1年
+
延長保証
164,450314,600314,600793,650

ですが、なかなかそんな簡単に話はおさまりません。

アプルーブド保証を受けるには、もっと大きなハードルが待っていたのです。。