カイエンターボクーペの高速燃費を調べてみた

燃費を気にするクルマじゃないですが、街乗り絶望4-5km/Lのカイエンターボクーペ。

「高速燃費ならどこまで伸びる?」と気になり、新東名で試してみました。

新東名の一部区間は、速度制限120km/hになっています。

この区間で、80km/hから120km/hまで、10km/hずつ速度をあげていき、燃費をチェックしました。

カイエンターボクーペには、このような燃費計があります。

クルーズコントロールで速度を一定に保ち、その時の平均燃費を見ています。

120km/hでも2,000回転いかないくらい。メーターはGopro固定で撮影。カメラが近すぎて一部切れちゃってますね。。

動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ!

80km/hの燃費 こんなに伸びるの?

まず80km/hです。

正直びっくりしました。

動画の通り、だいぶバラついてますが、平均燃費15km/L~17km/Lあたりです。

街乗り絶望4-5km/Lなので、いって8km/Lくらいと見てたのでびっくり!

トンネルで風の影響が小さく、空気抵抗も関係してそうですが、かなりの好スタートでした!

カイエンターボクーペは8速ATですが、80km/hでは7速になんですね。

これも発見でした。

クルーズコントロール設定が79km/hだったことに後で気づく。。平均燃費17.4km/Lはサンプル。動画のとおり燃費は変化。

90km/hの燃費 まだ良い燃費

次に90km/hです。

平均燃費13km/Lくらいでした。

こちらも動画の通りバラついてますが、80km/hのほうが良い燃費です。

速度があがると空気抵抗が増えますので(速度の2乗に比例)、そのへんのバランスが80km/hが優れているということなんでしょうかね。

トンネルとはいえ、10km/Lを軽く超えたことにびっくりです。

90km/hのATは8速でした。

8速で走るより、7速で80km/hで走るほうが燃費が良いみたいです。

90km/hもまだまだ良い燃費。10km/Lを軽く超えた。

100km/hの燃費 まだまだ良い燃費

次に100km/hです。

平均燃費12km/L~13km/Lくらいでした。

速度を10km/hあげたのに、燃費はほとんど変わりません。

速度をあげても燃費があまり変わらないなら、早く目的地に到着できる100km/hのほうが効率的ですね。

今回はトンネルで試しています。

トンネル外では結果が変わると思いますが、100km/hでもまだまだ良い燃費です。

一般的な高速道路の制限速度100km/hでも良い燃費。

110km/hの燃費 燃費が悪くなったが別の理由かも

次に110km/hです。

平均燃費11km/L後半くらいでした。

90km/hから100km/hに速度をあげた時より、燃費の悪化が大きくなりました。

ただ、動画のとおり、110km/hでは、トンネル外での計測となりました。

トンネルより風の影響が大きくなり、そのことが影響したかもしれません。

また、登り坂・下り坂の影響もありそうです。

燃費が悪くなったのは、おそらく計測環境。せめてトンネルで計測すれば良かった。。

120km/hの燃費

最後に120km/hです。

平均燃費12km/Lくらいでした。

110km/hより燃費が良いのは、先の通り、110km/hの燃費をトンネル外で計測したからだと思います。

制限速度120km/hの高速道路は、まだそれほど多くありませんが、この燃費なら良いですね。

120km/hでも10km/Lを超える燃費とは!

まとめ

今回のお話が参考になれば幸いです!

・80km/hの燃費が一番良かった

・110km/hの燃費が悪かったのはトンネル外で風の影響かも 

・90km/h~120km/hの燃費はあまり変わらなかった

・トンネル外では今回の燃費より悪くなりそう

・上り坂や下り坂等の影響もありそう

・参考値でお願いします!

【納車走行】ポルシェマカンからカイエンターボに乗り換えたらこんな感じになります

先日の投稿をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、ついにカイエンターボクーペに乗り換えました!

マカンは町のクルマ屋さんで買いましたが、今回はポルシェセンターの認定中古車を買いました。

ポルシェのアプルーブド保証を付けたいので、費用・時間いずれも効率的な認定中古車にしました。

アプルーブド保証と3rdパーティ保証の違いについて知りたい方はこちらにまとめております。

100%エモーショナルな体験だったカイエンターボクーペ

桜とカイエンターボクーペ

ポルシェセンターを出発してから2~3分走らせたくらいでしょうか。

信号で停止して、ふと感じたとのは「いまのところマカンとあんまり変わらないな」ということでした。

車高の高さこそすぐ違いを感じましたが、それ以外でマカンと大きな違いを感じませんでした。

走らせた感覚は、なんとなく良い感触という程度で、運転席周りでいうと、「エアコンの吹き出し口がハンドル左側付近にないので冬は冷たそう。ステアリングホイールヒーター装備車で良かった。」「ステアリングコラムが自動調整と知って喜んだ。」くらいです。

でも、今思えば当たり前ですが、カイエンターボクーペの魅力は、そのあたりではないです。

モードスイッチをSportやSport Plusに変えたり、少しアクセルを踏み込んだりすると、たちまちその魅力にとりつかれました。

とにかく音が良いです!

動画では伝わりづらいのが残念ですが、前期マカンのエンジンサウンドをさらに野太くし、バブリングも奏でるポルシェ製V8エンジンに完全に魅了されました。

動画も撮りましたが、あらためて動画を見返すと、機能説明ほぼゼロでした。ポルシェ勉強中です。ごめんなさい。

「音がいい!」「たまらん!」とか感想ばっかりですが、それぐらいエモーショナルな体験でした。

動画でご覧になりたい方はこちら

10分くらい走らせてPDKとの違いを体感

Porsche 911 Turbo Cabriolet
ミッションはPDK

それからしばらく走らせて、体感の変化に気づきました。

カイエンターボクーペは、マカンのようにキビキビしておらず、良く言えばしなやかなフィーリングが楽しめます。

おそらくこれは、マカンとミッションが異なるためだと思います。

マカンはPDK(7速のポルシェ ドッペルクップルング)、カイエンターボクーペはティプトロニック(8速のトルコンAT)です。

マカンのPDKは、ダブルクラッチ方式で、動力の流れが途切れることなく、とても高速にギアチェンジできます。

一方、カイエンターボクーペのティプトロニックは、通常のAT同様に、なめらかにギアチェンジできます。

おそらく、マカンよりしなやかに感じた理由はミッションの違いだと思います。

マカンとカイエンターボクーペはSUVで似ていますが、これが重心の低い911や718、Panameraに乗り換えると、また違った印象になりそうですね。

いつかは乗ってみたいです。

Porsche Cayenne Turbo Coupé
カイエンターボクーペE3K40Aのメーター。ミッションは8速ティプトロニック。

Porsche Macan S
マカンS 95-BCTMのメーター。ミッションは7速PDK。

余談ですが、マカンのPDKで、パドルシフトでギアをチェンジしても、1回は空振りし、2回目からチェンジしてました。

「マカン寝てたのかな?」と冗談で思ってましたが、どうやらその通りで、1回目の操作でマニュアルモードがアクティベートしているようです。

カイエンターボクーペのティプトロニックも試してみます。

音がやばい!心底惚れてしまうポルシェ製エンジンのV8サウンド

動画をご覧になった方はお気づきだと思いますが、僕は運転中に「音がいい!」「たまらん!」を連発しています。

事前に他の方のYoutubeでカイエンターボクーペを見ていたので、ある程度は想像していましたが、ここまでとは思いませんでした。

Normalモードで「ブロロロロッ」と重低音のV8サウンドが腹に響きます。

これがなんともたまりません。

モードスイッチをSportにした途端、エンジン回転数や点火タイミングが変わり、スポーツエグゾーストもON。バブリングを奏でます。

もう本当にいろいろ試したくなるクルマで、ちょっとした近所の買い物もバブバブ奏でて楽しんでいます。

モードスイッチで走行モードを選択できる。Sport Plusモードはスポーツクロノパッケージ装備車で利用可。ポルシェに乗るならマストと言えるオプション。※クリックするとYoutubeにリンクします

マカンの中古車を検討している方へ

以前、投稿やYoutubeでお話していますが、もし、マカンやポルシェを中古車で検討されてましたら、「スポーツエグゾースト」「スポーツクロノパッケージ」が付いている個体をお勧めします。できればPASMも。

僕はマカンを4か月で売って240万円損切して、カイエンターボクーペに乗り換えました。

仮定の話なので、なんとも言えませんが、もし、マカンにこれらのオプションが付いていたら、もう少しマカンに乗っていたかもしれません。

オプションは後付けできますが、お金も時間もとてもかかります。

ポルシェ公式ページに掲載の金額では装着できません。

ドイツの在庫にも限りがあります。当時の前期マカンのスポーツエグゾーストは、シルバーテール2個でした。

人気のブラックは生産待ちです。

後付けの走行性能など、ポルシェには他にも検討ポイントがあります。

そのあたりも動画で紹介していますので、ご興味ある方はぜひご覧ください!

いつ見てもかっこいいマカンのフォルム。カイエンより車高が低く、特にフロントまわりが好み。もし、911や718などポルシェを一通り楽しめたら、前期マカンのターボパフォーマンスも乗ってみたい。

カイエンターボクーペのオプション

1インチUPの22インチRS Spyder

僕のカイエンターボクーペには、たくさんオプションが付いています。

総額わかりませんが、おそらく170万円~200万円くらいだと思います。

動画で見たい方はこちらからどうぞ!

マトリックスLEDヘッドライト、PDLS Plusを含む

84個のLEDが個別点灯。対向車を検知して光量を自動調整。常にハイビームもOK。ちなみにLED1つONOFFできて84個=2の84乗のパターンできるなんて計算しても意味がないレベルですごい。夜間の高速走行で試した動画がこちら(準備中)。コーナーリングや交差点では進行方向にヘッドライトの範囲を自動調整。¥338,000

プライバシーガラス

外から車内が見えづらいプライバシーに配慮したガラス。後部座席・リヤのみ。¥75,000

22インチ RS Spyder デザイン ホイール エクステリアカラーのホイールアーチエクステンションを含む

カイエンターボクーペの標準ホイールは21インチ。1インチUPのRS Spyder。ターボはPSCB標準装備。285/35R22でもPASM効果かNormalモード乗り心地はバネサスのマカンより柔らかい。Sport+モードは段差超えると地面を感じる。¥145,000 ※ベースグレードでこのホイールは¥518,000。グレードにより異なる。

スポーツ エグゾースト システム スポーツテールパイプを含む

憧れに憧れたオプション。やっと手にいれた!マカンの後付けずっと我慢して報われた。画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)¥426,000

スポーツテールパイプ(ブラック)。去年末、前期マカンのブラックテールはドイツに在庫なかった。

ドアレバー(ハイグロス ブラック塗装)

標準はボディ同色。ハイグロスでツヤツヤ。¥36,000

ソフトクローズドア

半ドア状態を自動で閉めてくれるコンフォート機能。タクシーみたいでいいですね。動画はこちら ¥106,000

イルミネーテッドドアシルガード(ブラッシュドアルミニウム)

アルミのドアシールガード。「Cayenne turbo」のモデルロゴが光る。¥90,000

リヤは「Cayenne」のモデルロゴが光る。フロントとリヤあわせて¥90,000

レーンキープアシスト

車両が車線から逸脱しそうになると、ステアリングホイールが小さく振れ、自動操作で車両を車線内に戻す。MAZDAのCX-7?を1日借りたときに初めて使って苦手だったけど、慣れたら楽になった。価格不明

シートベンチレーション (フロント)

フロントのシート座面とシートバックレストにベンチレーションしてくれる。まだ寒いから試してもいまいちでした。夏に期待。運転席・助手席を別々に3段階制御。座面とバックレストの配分調もCPMで可能。メモリーパッケージ付き14-way、18-way等で可。¥152,000

カーボン マルチファンクション ステアリングホイール、ヒーター付き

走行モード切替やオーディオ・PCM操作もできるマルチファンクションなステアリングホイール。カーボンとスムーズレザー。ヒーター付き。¥73,000 

アンビエントライト

オーバーヘッドコンソールやドアパネル、カップホルダー等のイルミネーション。¥68,000

PCMで7色から選択可能。明るさも調整できる。

赤色はなんだか怖い。

カーボンインテリアやコンフォートアクセスなど他のオプションは動画で紹介しています!

※本ページの価格は工場で装着した場合の参考価格になります。価格は随時改定されます。

前期マカンからカイエンターボクーペに乗り換えました!

カイエンターボクーペE3K40Aを買いました!

前期マカンS 95-BCTMから乗り換えです。

このブログで書いてたように、僕のマカンにはスポーツエグゾーストやスポーツクロノパッケージ、PASMなど、欲しいオプションがほとんど付いてませんでした。

後付けも検討しましたが、いろいろ調べると、お金と時間、どちらもとてもかかってしまいます。

例えば、スポーツエグゾーストです。

スポーツエグゾースト
大人気オプション。マカン購入前は、その価値を知りらなかった。。
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

ポルシェホームページには約40万円と書いてますが、それではできません。

ポルシェセンターで後付けすると、工賃等込みで約70万円でした。

町のクルマ屋さんもいくつか見積もりしましたが、純正パーツ・テスターでそろえると、ポルシェセンターと変わらず、ポルシェセンターより高くなるクルマ屋さんもあります。

時間もとてもかかります。

前期マカンS 95-BCTMのスポーツエグゾースト在庫は、ドイツに2つ。※昨年末時点

たった2つです。それもシルバーのみ。

人気のブラックは生産待ち。

半年~1年待ちは当たり前の世界です。

スポーツクロノも後付けしたかったが、スポーツクロノストップウォッチは後付けできない。パフォーマンスも工場出荷で装着より劣る。町のクルマ屋さんでは対応可能なお店もあり。

その後の展開を考えると、僕の場合、後付けは伸びしろがありません。

なぜマカン3GTSを買わなかったのか

とても悩んだポイントです。

マカンSよりオプションがたくさん付いている認定中古車で、パワーも落とさず、できればポルシェ製エンジン、走行距離が少ないものを狙っていました。

PCMバージョンも落としたくなかったので、モデルイヤー2017以降のマカンGTS、マカンターボ、マカンターボパフォーマンスを狙っていました。

なかでも、前期マカンターボパフォーマンスJ1H3は440馬力で、マカンのエンジンシリーズで最高出力です。しかもポルシェ製エンジン!

ただ、在庫が全然ありません。

たまに出てきても、ほとんどが多走行。

希望するオプションも全部そろうことはありませんでした。

認定中古車にいたっては、普通のターボ95BCTLすら一度も出ませんでした。

Porsche 911 Carrera 4 GTS
かっこいい!911やケイマン・ボクスターもいつか乗りたい!

マカンターボは中期もありますが、こちらも在庫が少ないです。

エンジンサウンドも後期GTSと同じように綺麗でおさまりが良い印象でした。

感覚なので、いいかげんですが、僕にはそのように聞こえました。

後期GTSの在庫はたくさんあります。

ただ、在庫は多いものの、希望するオプションがそろいません。

特にシートヒーター(フロント及び リア)が付いたGTSは、ほとんどありません。

認定中古車のマカン3GTS。エンジンサウンドが綺麗なイメージ。在庫は多いが、僕の欲しいオプションがそろうことは一度もなかった。

このあたりのお話は、こちらにもまとめています。

カイエンターボクーペを選んだ理由

Porsche Panamera GTS
黄金に輝く新型マデイラゴールド メタリック。V8エンジン500PSの超強力ターボ。

理由はいくつかありますが、エンジンとオプションが理想とぴったりだったからです。

マカン3GTSに踏み切れなかった僕は、当時いろんなポルシェのエンジンサウンドを探していました。

そこでカイエンターボクーペのV8エンジンサウンドを聞き「これだ!」となりました。

前期マカンのような野太いエンジンサウンド。

出力550PSの馬力もマカン3GTSとケタ違いで、ポルシェ伝統のV8エンジン。

カイエンターボクーペはオプションも充実で、マカン3GTSならオプション扱いとなる装備が標準です。

スポーツクロノやPASM、パノラマルーフ、ポルシェエントリー、ステアリングヒーター、シートヒーター(フロント・リヤ)など、僕や家族が欲しいオプションが必ず付いています。

ターボではオプションのスポーツエグゾーストが付いている個体を探すだけで済むので、すぐに見つかりました。

スタイルも好みのお尻下がり。マカンに似てかっこ良いです。

カイエンGTSクーペもありますが、460馬力にデチューンされており、ステアリングヒーターやシートヒーター(リヤ)がオプションのため、候補から外しました。

このあたりのお話は、こちらにもまとめています。

オプション170万円くらいのカイエンターボクーペ。V8サウンドがうなる!

国産・外車を何台か乗ったけど白い車は初めて。前期マカンも初めての黒い車。定番色の白・黒は面白みに欠ける?と避けていたけど、乗ったらそんなこだわり吹き飛ばす魅力がポルシェにはある!※プライバシーに配慮して加工しています

マカンは町のクルマ屋さんで買いましたが、今回初めて認定中古車を買いました。

オプション総額170万円くらいで、新車だと約2200万円。とても買えません。。

中古車は本当にありがたいですね。

今回もフルローンです!

納車走行の動画も公開しました!

正規ディーラー「ポルシェセンター」の認定中古車がお勧め!中古車オークションもチェックしましたが・・・

執筆中ですが、認定中古車を探す前に、中古車オークションも調べていました。

中古車オークションにはポルシェもたくさん出品されていて、95-BCTMやE3K40Aのように型式指定で探すことができます。

ただ、オークションの仕組み上、僕みたいなオプション等にこだわりがある人には、向いていないと感じました。

また、カーセンサーやGoo-Netでお目当ての中古車を見つけると、「この車しかない!」「早く買わなければ誰かに先を越される!二度とこんなチャンスはない!」となりがちですよね。

でも、そんなことないです。それも発見でした。

例えば、マカンは、業者向けの中古車オークションでは毎週たくさん出品されています。

みなさま焦りは禁物!

納得いくまでじっくり考えて、決めたらすぐに行動が良いと思います!

中古車オークションについても、僕たち一般人が注意すべきことをまとめたら更新します!

オプション紹介の動画はこちらです!

ポルシェマカン4ヶ月で240万損切した話。僕みたいなポルシェ初心者が後悔しないようアドバイスします。

先日のSellCa(セルカ)投稿のとおり、憧れで買ったポルシェマカンを売りました。

モデルイヤー2107の前期マカンSで走行距離9,999km。

もちろんエンジンも絶好調です。

前期マカンSはポルシェ製エンジンで音が太くていいですね。

内装も綺麗でした。

去年末にポルシェ保証(アプルーブド保証)を後付けし、タイヤ・消耗品交換などコミコミ550万円でした。

SellCa(セルカ)オークションで落札310万円でしたので、4ヶ月で240万円の損切りでした。

ポルシェ保証についてはこちらにまとめています。簡単に言うと、消耗品以外は無料で修理できる保証です。

なぜ損切りすることになったか

カーセンサーやグーネットでポルシェを探してる人、特にポルシェを知らなくて検討してる人、僕みたいなポルシェ初心者が、同じ経験しないようアドバイスします。

まず、マカンを買ったのは完全に憧れでした。

ポルシェいいなぁ、かっこあいなぁ、いつか乗りたいなあと、ずっと思っていました。

SUVも好きですし、マカンは他のモデルよりも安いし、前期マカンは値頃感あります。

カイエンよりスポーティなフォルムですし、サイズもちょうどよくて、なんだかサラリーマンでも手が届きそうですよね。

そういう気持ちで買いました。

もちろん買う前にポルシェのこと調べてました。

この手のブログやYouTubeなどたくさん見てました。

故障したらお金やばいとか、車検、パーツが高い、いろんなオプションあるとか。

でも、いちばん気にしてたのは、故障、維持費とか、お金関係でした。

だから故障しないように程度のいいマカン買ってポルシェのアプルーブド保証をつけました。

でも、ブログやYoutubeで、あまり言われず、知らなかったことが3つあります。

クラシックなPorsche
まだ、ここまで沼にハマれていませんが、時間の問題かも。。

1つめ オプションはしっかり考えましょう

まず1つめはオプションです。

ポルシェを考えている人、特にマカンもですが、スポーツエグゾースト、スポーツクロノパッケージ、この二つが付いてる中古車をお勧めします。

どちらも後付けできますが、お金も時間もめちゃくちゃかかります。

例えば、スポーツエグゾーストです。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

スポーツエグゾースト
言わずと知れた大人気オプション。前期マカンの購入前は、その価値を知りませんでした。
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

ポルシェサウンドを響かせるオプションです。

排気音を最適化して、強烈なスポーツサウンドがでます。

これがめちゃくちゃいい音でわくわくします。

でも、僕のマカンSついてませんでした

そういう音が出ることは知ってました。

ポルシェのホームページをみると、後付けOKと書いていましたので、欲しくなったら後付けすればいいと思っていました。

後付け費用は、約70万円です。。

ポルシェのホームページを見ると、マカンSは45万くらいとあります。

でも、45万円では後付けできません。

時間もかかります。日本に在庫ありません。ドイツから取り寄せです。

もし、ドイツに在庫なければ生産待ちで、6か月1年待ちはザラです。

僕の前期マカンSは、年末時点でドイツの在庫2つでした。

それもシルバーテールのみ。人気のブラックは生産待ちです。

もし、ポルシェのエンジン音が気になる人や好きな人、スポーツエグゾースト付きの中古車をお勧めします!

Porsche 718 Boxster T
鮮やかなグリーン。ケイマン・ボクスター・911のようなリアエンジン車もとても興味があります。NAエンジンのモデルがあったらしく、ディーラーさん曰く神の咆哮だとか。しびれますね。。

あと、スポーツクロノパッケージです。

エンジンの出力とシャシーがよりスポーティになるオプションです。走りがもっと楽しくなります。

これもポルシェのホームページに載ってますが、あの値段ではできません。

注意書きもよく見てください!

後付けは走行性能を最大限に引き出せません。工場出荷時に付いているほうが走行性能が高いです!

人気のスポーツクロノストップウォッチも後付けできません。ダッシュボードの時計ですね。

あれはただの時計じゃないです。ストップウォッチとかにもなります。

他にもオプションたくさんありますが、最低でもこの2つは付いてる中古車を狙いましょう。

スポーツクロノパッケージ
こちらも大人気オプション。エンジンとシャシーがよりスポーティになります。ローンチコントロールも可能に。後付けは走行性能を最大限に引き出せず、スポーツクロノストップウォッチもありません。

スポーツクロノストップウォッチは後付けできません。。町のクルマ屋さんならできるところもあるようです。

町のクルマ屋さんでもオプション後付けできますが

もっともオプションは、ディーラーのみではなく、町のクルマ屋さんで、コーディング等で対応可能な場合もあります。

お金はディーラーより安い場合もあります。

僕の場合は、値段は期待したほど変わらなかったです。

純正部品を使う場合、ものによってはディーラーのほうが10万以上安い場合もあります。

まずはディーラーに相談すると良いと思います。

納期は、ディーラーも町のクルマ屋さんも同様です。

どちらも海外から仕入れますので、時間がかかります。

ただ、クルマ屋さんに依頼する場合、良いお店を選ばないと、ポルシェ保証が無効になる可能性があります。

最低でも純正のパーツやテスターを使わないとダメです。

ポルシェ保証は改造すると無効になります。

社外品NGです。改造扱いになります。

また、改造に該当するかどうかは、すべてポルシェ判断になります。

ですので、ご自身の責任でお願いします。

町のクルマ屋さんで後付けしたことはわかる

たとえば、町のクルマ屋さんで取り付けたことは、車体番号や購入時のオプション、整備履歴等でわかります。

神奈川県内のポルシェセンターで聞いたお話ですが、最近のポルシェは保証関連に厳しいみたいです。

今は許されてることが、今後ダメになる可能性はあります。

たとえば、最近ですと、カープレイをワイヤレスにするものです。

以前はOKでしたが、いまは保証無効になるみたいです。

ただ、このあたりはうまくやってくれるディーラーもありますので、いろいろ相談してみると良いです。

町のクルマ屋さんのなかにも、「ディーラー保証のトラブルが発生した場合も責任もちません」ってちゃんと書いてくれるところもあります。

できるだけ、いろいろ教えてくれるクルマ屋さん、相談にのってくれるクルマ屋さんにしましょう。

Porsche Macan Porsche Cayenne
フロントやフォルムはマカンのほうが好き。こうやって見比べると、本当に横幅6cmくらいしか違わない?もっと差があるように見えるけど、撮り方が偏ってたかな。白は膨張色だからかな。

2つめ 保証

2つめは保証です。

保証を付けたい人は、ディーラーの認定中古車を狙いましょう。

カーセンサーやグーネットでポルシェを探してる人は、たくさんいると思います。

僕もそうでした。

3rdパーティ保証もカバー範囲は広く安価なものも多いですが、「原則社外品で修理」「中古部品で修理する場合も」「ポルシェのような外車は制約も」といった特徴があります。

アプルーブド保証と3rdパーティ保証の違いについてはこちらにまとめています。

ポルシェの保証「アプルーブド保証」にはパターンが3つあります。

・新車保証(新車購入から3年間保証)

・延長(中古車)保証(新車保証が終了した後の継続保証)

・スタンドアローン保証(新規で加入する保証)

僕は3つめのスタンドアローンに加入しました。

カーセンサーでマカンを買った後にディーラーで保証を後付けです。

ただ、どんなに程度の良い中古車でもけっこうお金がかかります。

僕の場合、30万ちょっとでした。

また、保証加入には条件があります。

初年度登録から15 年まで・走行距離20万 km以内ですが、111項目のチェックというのがあります。

これがとても厳しいです。

これをクリアしないとアプルーブド保証は受けられません。

「この部品はまだ使えますが、認定基準を満たさないので交換しましょう」とディーラーに言われたら、交換しないとダメなんです。

保証がつけられません。

検査するだけでもお金かかります。

カーセンサーやグーネットを見ると、ポルシェの内装・外装は確認できますが、エンジンやミッションの調子、ブレーキパット残りとかはわかりません。

もし、町のクルマ屋さんでポルシェを買うなら、そういうこともちゃんと教えてくれるクルマ屋さんが良いと思いますが、いちばんよいのはディーラーの認定中古車です。

保証を付けたい人は、ディーラーの認定中古車を狙いましょう。

アプルーブド保証のパンフレット。延長保証1年10万円~ですが、フェラーリは保証1年70万円~らしいです。ポルシェは良心的!

最後の3つめ  ポルシェ沼

これが一番やばいです。

僕はマカンを買う直前まで、ポルシェなんて自分には関係ない世界と思っていました。

そのため、とりあえず程度のよいマカンを安く買えればいいというくらいの気持ちでした。

でも、ポルシェ。めちゃくちゃ面白いです!

実際に運転して普段使いすると、いろんな体験があって、どんどん好きになります。

そうなると、今までどうでもよかったことが、そうではなくなります。

僕の場合オプションやエンジンです。

ポルシェ製のエンジンなのか、どうかなど、事前に少し調べていましたが、そういうことを意識するようになりました。

ここにはまりだすと、本当にお金も時間も飛んでいきます。

皆様のカーライフがハッピーでありますように!

カイエンターボクーペが欲しい!やっぱりポルシェ製エンジンかも!

前期マカンSにスポーツエグゾーストやスポーツクロノを後付けしたいものの、スポーツクロノストップウォッチが後付けできないなど、その後の展開を考えると伸びしろがありません。

マカン3GTSに乗り換えを検討しましたが、エンジンサウンドが綺麗というか、大人しい印象があり、決断できませんでした。

欲しいオプションが揃った中古車もなかなか出ず、家族が欲しいオプションまで含めるとなおさらです。

前期のターボパフォーマンス等も同様で、年式が古くなるほど走行距離も多くなり、条件を満たす中古車が見つかりません。

そのあたりのお話はこちらでご覧いただけます。

カイエンターボクーペ!エンジンもオプションも理想的

そんなこんなで悩んでいた時、たまたまYoutubeでカイエンクーペを見ました。

いろんなポルシェのエンジンサウンドを探していたのですが、そのYoutubeではカイエンターボクーペを特集していて、ポルシェ伝統のV8エンジンと言ってました。

そこからV8エンジンがポルシェの伝統ということを知り、音も聞きましたが、出力550PSのエンジンサウンドもマカン3GTSとケタ違いでした。

まさにこれです!この音を求めていました!

前期マカンSの野太くて武骨なエンジンサウンドを、さらに野太くしたような音!

マカン3GTSのエンジンサウンドが綺麗で大人しいと書きましたが、マカン3のAudi製エンジンとポルシェ製エンジンとの構造というか、思想も含めた違いが表れているのかもしれません。

オプションも充実で、マカンならオプション扱いになる装備が標準仕様になります。

スポーツクロノやPASM、パノラマルーフ、ポルシェエントリー、ステアリングヒーター、シートヒーター(フロント・リヤ)など、僕や家族が欲しいオプションが必ず付いています。

スポーツエグゾーストはオプションで、スポーツエグゾーストが付いている個体を探せばOK。とても楽になりました。

カイエンクーペにはGTSもあります。

ターボと同じV8エンジンですが、460馬力にデチューンされています。

GTSはスポーツエグゾーストが標準ですが、ステアリングヒーターやシートヒーター(リヤ)はオプションとなり、マカンと同じように探すのが大変そうでした。

そこで、カイエンターボクーペを狙うことにしました。

スタイルもマカンに似てかっこ良いです。

カイエンはお尻が箱型に近く、僕の好みではなかったので、候補から外していましたが、クーペタイプがあったとは!

ということで、ディーラーに見に行きました。

Porsche Cayenne Turbo Coupé
お尻が下がり気味でいい感じ。可動式のリヤスポイラーは時速90km以上で立ち上がるなんてかっこいい!

 

Porsche Cayenne Turbo Coupé
フロントもマカンそっくりでかっこいい。何回見ても見分けられないし、街中で見てもマカンと間違える。

まさに理想でした!

エンジンサウンドを聞きたかったのですが、バッテリーあがりということでお預けになりました。

ただ、、、お値段もターボで、気になるのはそこくらいですね。。

なんとかして、お値打ちのカイエンターボクーペを見つけたいです。

やっぱり前期マカンのエンジンサウンドが後期マカンより心地よく聞こえる

前期マカンにスポーツエグゾーストの後付けを検討中です。

ただ、前期マカンの場合、約70万円かかります。

また、僕のマカンにはスポーツクロノも付いていません。

スポーツクロノも後付けできますが、ダッシュボードのストップウォッチは後付けできません。

スポーツクロノの後付けはMAXパワーが引き出せず、工場装備より走行性能が劣ります。

そんなことを考えると、後付けより、マカン3に買い替えたほうが良いかなとも思っています。

マカン3はインテリアやコンソール、エクステリアも新世代。

そんなことを考え、先日、マカン3を見に行きましたが、気になったのがエンジンサウンドです。

そのあたりのお話は、こちらにまとめておりますのでご覧ください。

どれくらいエンジンサウンドが異なるか聞き比べてみた

前回のお話では、ディーラーでマカン3のエンジンサウンドを聞いた印象を書きました。

でも、その場でマカン3と聞き比べたわけではありません。

あくまでマカンのエンジンサウンドを思い出しながらといった感じです。

そこで、なるべく同じ環境で比較できるように動画を作りました。

いずれもiPhoneで、マフラーの右後下方向から撮影したものです。

画像があると、先入観が入ってしまうので、画像はありません。

音が2回聞こえます。皆さんは、どちらが心地よいですか。 

※どちらが前期マカン・後期マカンなのかは、この記事の最後に書いています。

野太いのは前期マカン、綺麗なサウンドは後期マカン

僕には、前期マカンのほうが心地よく聞こえました。

後期より粗くて野太いエンジンサウンドです。

一方、後期は、おさまりのよい綺麗なサウンドです。

インテリアやエクステリアが新しくなるのは嬉しいですが、エンジンサウンドはとても大事なポイントの1つです。

エンジンサウンドにポルシェっぽさを感じており、それありきのインテリアやエクステリアという感じです。

それが理由で乗り換えに踏み切れません。

まいりましたね。。

2分間ポルシェのエンジン音を聞きながらマフラーを眺める動画

解決にはなりませんが、こんな動画も作ってみました。

2分間ポルシェのエンジン音を聞きながらマフラーを眺める動画です。

定点で本当に変化のない動画ですがどうぞ!

1つ目の動画の答え 1回目:前期マカンS(95-BCTM) 2回目:後期マカンGTS(J1NUA)

ポルシェ製のエンジンにこだわるべき?マカン3のエンジンサウンドがマカン前期より小さく聞こえる理由が他にもあった

ポルシェ製のエンジンにこだわりますか?

いま乗っている前期マカンにスポーツエグゾーストの後付けを検討中です。

ですが、お金を出すなら、マカン3への乗り換えも検討しています。

そこで先日、ディーラーにマカン3(MY2022~・後期)を見に行きました。

まさにポルシェ沼ですね。。

車選びのポイントは人それぞれですが、僕は見た目やエンジンサウンド、馬力などです。

前期を買って、中期・後期を買わなかった理由は、前期のエンジンがポルシェ製だったこともあります。

そのお話について以前ふれており、ご興味ある方は以下よりご覧いただけます

前期マカンは、Audiとプラットフォームを共有しており、例えばタイヤハウスを覗くとAudiのマークが見えます。

部品の20%~30%はAudiと共通という話も聞きますが、エンジンは走りへの影響が大きいイメージがありました。

そのため「ポルシェに乗るなら、ポルシェ製エンジンがいいな」と考えていました。

でも、マカン3を検討するようになり、まずはAudi製エンジンの音も聞いてみたいと思いました。

Youtubeでは、マカン3のエンジンサウンドがたくさんUPLOADされています。

マカン3のGTSは440馬力で、ガソリンシリーズで最高出力です。

ただ、PCやテレビのスピーカー越しでは迫力がなく、実際のところよくわかりません。

なんとなく、前期マカンより、エンジン音が綺麗というか、整っている印象でした。

マカン3に乗り換えを検討していたこともあり、ディーラーに見に行くことにしました。

マカン3はエンジンサウンドが小さいかもしれない・・・

GTSの運転席に座り、イグニッションをONにしました。

「ブロロローンッ」

コールドスタートでエンジンがうなります。

「(エンジン音が小さいかも・・・)」

それが第一印象でした。

少し気持ちが冷めてしまいました。

マカンのアイドリングはバルブが開きます。

アイドリングで回転数を上げたときに聞こえるエンジンサウンドが、ほぼ限界だと思っています。

前期マカンより高出力のエンジンですが、おそらく効率的で高性能です。

それが影響して、エンジンサウンドが小さく聞こえるのでしょうか。

Audi製のエンジンだからでしょうか。

理由がわからずもやもやしたまま帰宅し、いろいろ調べました。

そこであることに気づきました。

騒音規制も影響 マカン3は91db 前期マカンは96db

日本の車検には騒音規制があります。

近接排気騒音というものがあり、販売時期や自動車種別等でMAXのdbが決められています。
※厳密にはMAXではなく、3750回転ですが、説明を優先してMAXとしています。

それを超えると車検がとおりません。

年々規制が厳しくなり、MAXのdbがどんどん小さくなっています。

マカンのような少人数の乗用自動車(リヤエンジン除く)の場合、次のように定められています。

まず、前期マカンでは96dbがMAXです。

これは、前期マカンが平成10年騒音規制の対象だからです。

一方、マカン3では、91dbがMAXです。

マカン3が平成28年騒音規制の対象だからです。

つまり、MAXのエンジンサウンドが5db小さく、おそらくこれもエンジンサウンドが小さく聞こえた原因だと思っています。

前期マカンの車検証。96db。

マカン3の車検証。91db。

「5dbなんて誤差でしょ。体感かわらないよ!」

そう思っていましたが、減衰という音の大きさと距離を表す関係式で数値化できるようです。

距離が離れると、どれくらいdbが小さくなるか=20×log (音源からの距離÷1メートル)

※logは対数です。ぎゅっと圧縮するというイメージで良いと思います。
どれくらい音dbが小さくなるか音源からの距離
約6.0db2m
約9.5db3m
約12.0db4m

この式で計算すると、音源から2m離れると音は約6db小さくなります。

言い換えると、マカン3から聞こえるMAXのエンジンサウンドの大きさは、前期マカンから約2m離れて聞こえるMAXのエンジンサウンドと同等になります。

マカン3のエンジンサウンドが大人しく聞こえた理由はこれかもしれませんね。

車を取り巻く環境は日々変化しており、いまの時代としては仕方のないことだと思います。

ポルシェ製のエンジンにこだわるか、どうか

先ほどのdbの話は、エンジンサウンドの大小に関わる話でした。

ポルシェ製のエンジンか、Audi製のエンジンか、その点がサウンドの大小にも影響しているかはわかりません。

先ほどの通り、マカン3に乗り換えると、エンジンサウンドの大きさでいうと、MAXは確実に下がります。

音の大きさ以外では、綺麗さというか、整いというか、そのあたりが感覚的に異なる気がしました。

もしかしたら、それがポルシェ製のエンジンと、Audi製のエンジンの違いかもしれません。

マカンのエンジンがAudi製になったと知った時、僕はマカンがポルシェのメイン車種ではないからと思っていました。

もちろんこれは、フォルクスワーゲングループの効率化に波に乗った話なのですが、マカンだけAudi製のエンジンにされたのならば、余計に気になるところです。

ところが、海外のあるYoutubeでこんなとが言われていました。

「新型マカンと2代目パナメーラ4Sは同じエンジン」

つまり、パナメーラ4SもAudi製エンジンというのです。

「そんなことある?」と思いつつ、仕様を調べると、、

マカン3GTSパナメーラ4S
排気量2894cc2893cc
最高出力440ps440ps
最大トルク550(56.1)n・m(kg・m)/5600rpm550(56.1)n・m(kg・m)/5500rpm

似てますね。。。

この話の真贋わかりませんが、仮にそうだとすると、ポルシェ製以外のエンジンを採用することは、マカン以外にも進んでおり、避けられない流れなのかもしれません。

逆もしかりで、ポルシェ製V8エンジンをフォルクスワーゲングループに共有しているとしたら、まさにボーダレスです。

ポルシェ製エンジンにこだわることも良しですし、ポルシェの流れに乗ることも良しだと思います。

いずれにしても、ポルシェを検討中の方も、すでに保有している方も、皆様のカーライフがハッピーでありますように!

スポーツエグゾースト システムが欲しい!

先日投稿しましたが、僕のマカンは前期Sで、エンジンのスタート音は心地よいです。

その投稿にもあるとおり、エンジン音はクルマ選びのポイントの1つになっています。

マカンを買う時に、「ベース2.0」「S」それぞれのエンジン音を聞き比べましたが、音がまったく異なりました。

控えめに言っても別物と感じました。

皆さん好みがあると思いますが、僕は「S」のほうが心地よいサウンドです。

お腹に響くようなエンジン音がする「S」を選びました。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

中古車購入時にはスポーツエグゾーストの良さを知りませんでした。後付けを検討中の人気オプションです!
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

エンジンスタートからしばらくすると「おしとやか」になる

ただ、理由はわからないのですが、エンジンスタートからしばらくすると、とても「おしとやか」になります。

いろいろ調べてみると、一定秒数が経過すると、エンジンの回転数が自動で小さくなるようです。

また、たしかなことはわかりませんが、マカンのマフラーテール(先端部分)内にフラップがあり、これが自動で開閉することも関係しているかもしれません。

マカンのマフラーテール(スポーツテール)は4本あります。フラップは一番右側にあります。

 

他のマフラーテールにはフラップがみあたりません

エンジンの回転数を自動で調整して、排気量をコントロールしているわけですが、おそらく騒音規制等の法的要件に対応するためかもしれません。

一定の条件下(走行方向に直角に車両中心線から左側7.5mに離れているところに、地上1.5mの高さの位置等)で、上限値が決められているようです。

スポーツエグゾーストはポルシェ純正のオプションマフラーになりますので、問題ありませんが、車検不適合のマフラーもありますので注意してください。

車検を通すマフラーの音量はどのぐらい?騒音規制の概要と対処法を解説(Goo-netのサイトにリンクします)

自動車騒音規制の推移(国土交通省のサイトにリンクします)

スポーツエグゾーストの効果と費用

スポーツエグゾーストの効果と費用についてです。

Youtube等で公開されている方もいらっしゃいますが、スポーツエグゾーストの効果は大きいようです。

特にSPORTモードと併用するとエンジン回転数のベースがあがりますので、相乗効果でさらにONになります。

皆さん一様に「音が変わった!」と言っており、ぜひ僕も付けたいですね。

特に低音が奏でるようで、まさにポルシェサウンドとの評価です。

気になる費用ですが、ディーラー担当様によると、工賃込みで約70万円でした。

70万円。。。費用もインパクトありますね!

スポーツエグゾーストは、まれにディーラーがキャンペーンを実施しています。

ディーラー担当様に確認しましたが、キャンペーンの実施予定なしとのこと。

当面の間、キャンペーン実施は期待できませんが、ぜひとも欲しいオプションですので、ひきつづき情報収集します!

マカンのSPORTモード

以前、12か月点検整備を受けた際に、ディーラー担当様から言われたことがありました。

「ぜひ、SPORTモードも試してみてください。普段と違ったドライブをお楽しみいただけると思います。」

気になっていたのですがまだ使っていなかったので、初めて使ってみました。その感想を書いてみたいと思います。

12か月点検についてはこちらにまとめています。

レスポンスが機敏になるSPORTモード

シャワーを浴びながら、ふっとディーラー担当様の言葉を思い出してからというものの、SPORTモードを試したくなりました。

そこで、早めにシャワーを終えて、地図で目的地を探したところ、首都高に深夜もオープンしているPAがありました。

ただ、以前から名前は聞いていましたが、治安が良くないイメージがあったんですよね。。

そこで、ギャラリーで混みそうな週末を避けて、平日夜に行くことにしました。

無風で快適なまっすぐのトンネル

ガソリンを入れて準備完了。

いざ首都高に入りましたが、SPORTモードをONにすることを忘れていました。

左手でコンソールをさぐりながら、SPORTボタンを押した途端、バーンとシフトチェンジされました。

中~高回転域をコントロールするというんでしょうか。

とてもレスポンスが機敏になり、今まで以上に楽しいドライブになりました。

エンジンブレーキも高回転域から早めに利くようになり、車全体でドライブしているような感覚です。

ただ、不思議なことがありました。

中回転~高回転の域でシフトアップすると「ボォンッ」という大きな音がしました。

何回か試したところ、再現できたので偶然ではなさそうです。

ネガティブな音ではなく、どちらかというと、というか完全に自動車らしい心地よい音でした。

いずれディーラー担当様にも聞いてみますが、もし、ご存じの方がいらっしゃったら是非教えてください!

PA内で道をゆずったら、フラッシャーと手ぶり身振りでお礼してもらえるし、みんな車のこと話してて、治安の悪いイメージはすっかりなくなりました!
※プライバシーに配慮して加工しています

2024/12/22追記 「ボォンッ」という大きな音は正常でした

この記事を書いたときにはわかりませんでしたが、あの音についてディーラー担当様から教えていただきました!

SPORTモードをONにして、中回転~高回転の域でシフトアップすると「ボォンッ」という大きな音がしました。

この音について、ディーラー担当様に聞いたところ「排気ガスを吹き上げる時の音だと思います。異常ではありません。」とのことでした!

こんな楽しい車はないですね。マカンを買って良かったです!

マカンのエンジン ポルシェ製?アウディ製?

巷でよく話題になるあの話です

ポルシェ製ではないエンジンがある?

「ポルシェなのに、ポルシェじゃないってどういうこと?」と感じる人もいらっしゃるかと思います。

まず、お話を知らない人に向けて説明いたします。 

マカンは2014年に登場して以来、現在まで毎年発売されています。

ただ、仕様や価格は都度改定されており、同じものが毎年販売されるとは限りません。

一部ではありますが、マカンのモデル変遷は、おおむね以下のようになります。

生産モデル概要
2014年4月~新発売
2016年3月~価格改定
・・・ 省略・・・ 省略
2018年12月~デザインなど仕様変更・価格改定
2019年10月~新デザインのマカンターボ発売
・・・ 省略・・・ 省略
2021年7月~マイナーチェンジ マカンT発売 マカンターボ廃止
・・・ 省略・・・ 省略
2023年11月~発売中 ※執筆当時

このように、マカンは年次改良を含めて、都度見直しされています。

この見直しの一環で、エンジンについても見直しがありました。

そのお話が本日のお話になります。

一部のモデルがポルシェ製ではないと言われています

生産モデルによっては、ポルシェ製ではなく、フォルクスワーゲン製やアウディ製のエンジンを採用しているというのです。

おそらくこの話は正しいようで、モーターファン等の専門誌で言及されているとのことで。

なぜ、ポルシェにフォルクスワーゲンやアウディのエンジンが採用されるかというと、ポルシェやアウディはフォルクスワーゲングループの一員で、各種コストや業務効率、性能、ブランド等の観点で総合的に判断した結果なのだと思います。

ディーラーの見解

「僕のマカンは、どこのエンジンなのだろう・・・」そう思った僕は、ディーラー担当様に聞いてみました。

「ネットでこんなことが言われています。僕のマカンのエンジンはポルシェ製ですか?」

「ポルシェが販売する自動車のエンジンは、すべてポルシェです」

完璧な回答です笑

そりゃそうですよね。

ポルシェブランドで売っている製品は、間違いなくポルシェです。

逆に考えても、例えば、OEMの供給元が「あの製品にA社のマークついてますが、弊社の製品です」なんてこと言ったら妙なことになります。

ポルシェブランドで売っているものはポルシェです。

たしかにそうだと納得しました。

そして、納得した僕を見て何かを感じられたのでしょうか。

帰り際に一言申し送りをいただきました。

「お客様のマカンは前期ですね。エンジンはポルシェ製です。」

僕は、どこかしら晴れ晴れしい気持ちで帰路につきました。

前期マカンSのエンジン音

車を選ぶポイントはいくつかありますが、エンジン音もその1つでした。

ポルシェに限らず、街で車を見かけて「かっこいいな!」と思っても、エンジン音が軽いと、どうも気持ちが上がらないというか、なにかしら不協和に似た感覚を覚えてしまいます。

おそらく外観とのギャップなのではと思っています。

TESLAやプリウスのように、無音でエコな車は、それはそれで様になるというか、おさまりの良さを感じるのですね。

なんとも自分都合ですが、自動車選びの際に、そういった感覚がありました。

前期マカンSはいい音ですね。。動画でご覧になりたいかたはこちら

前期マカンSのエンジン音

前期マカンには、グレードが4つあります。

僕のマカンのモデル時期では、以下のようなラインナップでした。

モデルエンジン最高出力
ps
最大トルク
n・m(kg・m)
PDK 4WD直列4気筒DOHC237350(35.7)
S PDK 4WDV型6気筒DOHC340460(46.9)
GTS PDK 4WD360500(51)
ターボ PDK 4WD400550(56.1)

この表のとおり、エンジンが大きく2つあります。

ベースグレードである「PDK 4WD」は「直列4気筒」です。

それに対して、他の3つは、「V型6気筒」です。

中古車を買う時に「PDK 4WD」と「S PDK 4WD」のエンジン音を、イグニッションONで聞き比べさせてもらいましたが、まったく印象が異なりました。

その時に、僕には「S PDK 4WD」のほうがかっこいいと感じました。

エンジンが「直列」「V型」で異なるからエンジン音が異なるのか、出力・トルク等が異なるからなのかはわからないのですが、印象は大きく異なりました。

「PDK 4WD」と「S PDK 4WD」の排気量の違いが関係するかもしれませんが、以前所有していた99年式JeepチェロキーXJは排気量4000ccとこれらより1000cc以上も大きいのに、ここまでいい音とは感じませんでした。

ちなみにJeepは「直列5気筒」でした。このあたりお詳しい方がいらっしゃいましたら是非教えてください!

定点ですがマフラーサウンドお楽しみください!

ショート動画

ポルシェのブレーキパッドは摩耗するとディスクも交換

Porsche Macan S
マカン(95-BCTM)の前輪ディスクブレーキ。以前の所有車JEEPチェロキー(XJ)と比べて効きが半端ない大型ディスクブレーキ。

多くの自動車メーカーでは、ブレーキパッドが摩耗すると、ブレーキパッドを交換しますが、ディーラーの担当様によると、ポルシェはディスクも交換するそうです。

これは、ポルシェのブレーキは、制動を高めるためにディスクもすり減るようになっているからだとか。

車検でよくある話として「車検あるある」を担当様が教えてくれました。

それは、「タイヤ・バッテリー・ブレーキの3つのパーツ。3種の神器ではないですが、3つまとめて車検で交換すると高額になりがち」だそうです。

「ブレーキだけで10万~」と聞きました。3種の神器は避けたいですね。。

Porsche Cayenne Turbo Coupé
カイエンターボクーペ(E3K40A)の前輪ディスクブレーキ。マカンSより更に効きが半端ない。ホワイトキャリパーはPSCB(Porsche Surface Coated Brake)の標準装備。セラミックコーティングのブレーキは1,000km走行してもほとんどブレーキダストが発生しない(僕の体験談)。ポルシェ公式の説明はこちら(ポルシェのサイトにリンクします)

車の乗り方でブレーキパッドの減り方も異なる

ブレーキパッドは前輪と後輪にありますが、乗り方次第で減り方が変わるそうです。

街乗りが多い場合、前輪のブレーキパッドが減りやすいそうです。

これは、頻繁にブレーキをするたびに前輪へ重心が移動した状態でパッドを削るためです。

僕も街乗りが多いので、なんとかパッドを長持ちできないか相談したところ「エンジンブレーキを使うとパッドの減りを抑制できます!」とアドバイスいただきました。

また、高速道路を走行時は、SPORTモードをONにすることで、シフトチェンジのタイミングを遅らせて引っ張ることができます。

これにより、シフトダウンの時も高回転域からエンジンブレーキをかけながらシフトダウンできるので、パッドの減りも抑えられます。

SPORTモードをまだ試していませんが、走りも快適になり、ブレーキパッドも長持ちするなら嬉しいですね!

ディスクだけ交換してもらえれば費用が抑制できるのにと思いました笑
「長い人で6年くらい交換不要な方もいらっしゃます」(ディーラー担当様)

ディーラー担当様からこの話を聞いて以来、積極的にエンジンブレーキを使うようになりました。

これにより、ブレーキパッドやブレーキディスクの減りは抑えられます。

ただ、その代わりに、エンジンブレーキを多用することにより、エンジンやミッションに負担がかかるかもしれません。

しかし!例のアプルーブド保証(僕のマカンの場合はスタンドアローン保証)に入っています。

当然、ミッションやエンジン系は保証されますので、ガンガンまわしても大丈夫なのです!

ポルシェはもともとアウトバーンなど超高速も走る車です。

そのように使い方に耐えられるように設計されているはず!(そう祈りたい)

一方、ブレーキパッドやブレーキディスクは、消耗品のため、保証の対象外です。

すり減った時は、自腹交換になります。

保証に加入しておいて良かったです!