代行オークション ポルシェ狙ったけど僕みたいな一般人には無理があった

Porsche 718 Boxster Style Edition
いつかは2シーターのポルシェも乗ってみたい!

先日の投稿の通り、ポルシェセンターで認定中古車のカイエンターボクーペ(E3K40A)を買いました。

でも、当初はマカン3GTS(J1NUA)を探していました。

マカン3は乗っていた前期マカンと同じ車種で、ベースがあまり変わらないこともあり、1円でも安く買いたいと思っていました。

カーセンサーやGoo-Netはもちろんですが、目を付けたのが、業者向け中古車オークションでした。

僕たち一般人も入札を依頼できる、いわゆる代行オークションというものです。

オークションを使えば、僕たち一般人もお得に買えるかもしれないと。

僕がオークションで売ったマカンを例にすると、SellCaに出品し、約300万円で落札されました。

落札したクルマ屋さんは、自社サイトに約500万円で掲載してすぐ売れました。

利ザヤは40%になります。※1-(300÷500)×100=40%

つまり、40%OFFでポルシェが手に入ることもあります。

代行オークションの入札画面や落札相場などは非公開です。アクセスできません。

マカンの40%OFFがよくあるケースなのか、稀なのか、僕たち一般人には全体像がわかりません。

40%OFFは、あくまで僕が売ったマカンの一例ですが、オークションにはそのような可能性があります。

毎週ポルシェが大量に流通している

オークションの入札アカウントを開設して、まず気づいたことは、僕たち一般人が見えないところで、毎週ポルシェが大量に流通しているということです。

カーセンサーやGoo-Netに希望の車種を登録すると、新着メールが届きますよね。

あれと同じように、毎週ポルシェが業者間で大量に流通しています。

マカンもたくさん流通しています。

カーセンサーやGoo-Netで売っている町のクルマ屋さんには、仕入れルートがいくつかありますが、その1つがオークションです。

それなら、カーセンサーやGoo-Netで買うより、その手前のオークションならもっと安く買えると考えたわけです。

中古車オークションでポルシェを買うなら注意すべきことがたくさんある

Porsche 911 Turbo Cabriolet
いつかは911も乗ってみたい!サイドも強烈なインパクト。

「こりゃラッキー。こんなにたくさんポルシェが流通してるならカーセンサーやGoo-Netより安く買えそう。」

そう思っていた僕は、型式や色、走行距離、評価点数(5段階等で中古車の程度を評価)でチェックしていました。

そして、あるマカンが目にとまり、詳細情報を確認しました。

イメージはこんな感じです。

中古車オークションの物件情報イメージ(再現)。手書きの場合もある。

「これじゃ買えないよ・・・」

物件情報を見て思いました。

オプションが正確にわからないのです。

ポルシェはオプションが重要です。

認定中古車のように、オプションを正確に知りたいのですが、このイメージ図のように「セールスポイント」として、代表的なものが書かれています。

カーセンサーやGoo-Netのように、写真1枚ずつコメントを添えるようなことはありません。

物件のなかには、再現イメージのように、注意事項の欄にセールスポイントである装備やオプションが書かれている場合もあります。

物件情報が手書きの場合もあります。

手書きの場合はシステムでデータ出力しておらず、記入漏れやミスもありそうです。

以前、このサイトで書いたようにポルシェのオプションは、後付けできるものと、できないものがあります。

オプションを勘違いすると、後戻りできません。

また、オプションの後付けは、費用と時間がとてもかかります。

オプションによっては、工場装備より、走行性能が劣るものもあります。

オプションについて代行業者に確認を依頼しましたが、「対応不可。物件情報で個別に判断してほしい」とのことでした。

画像で確認できるオークションもありますが、会場毎に画像の仕様が異なるなど、画像を見てもオプションを判別できない場合があります。

Porsche 911 Turbo Cabriolet
20インチ235/35のピタピタなフロントタイヤ。レッドキャリパー。しびれますね。。

オークションは超短期決戦。オプションの完全理解を!

一方、町のクルマ屋さんも、同じ情報で入札しています。

オークションによっては、オプションとして下見代行サービスを提供している場合もあります。

町のクルマ屋さんの中には、オークション会場付近の業者と提携し、検討中の物件について、電話やオンラインで詳細確認できるようにしているところもあります。

こういったところは、やはり個人は不利です。

また、オークションは、出品から開始までの期間がとても短いです。

前日~2日前はザラで、超短期決戦になります。

なかには当日出品もあります。

ポルシェのオプションは、とても複雑です。

同じ車種でも、グレードにより標準orオプションが異なります。

例えば、カイエンGTSクーペはスポーツエグゾーストが標準装備ですが、最上位モデルのカイエンターボクーペはオプションです。

最上位なのに、下位グレードの装備がオプション扱いなんて、普通の自動車メーカーではみかけないと思います。

車種が異なれば、当然オプションも異なります。

例えば、マカンとカイエンクーペです。

同じSUVですが、マカンはパノラマルーフがオプションです。

Porsche Macan S
マカンのパノラマルーフはオプション。開閉式。

一方、カイエンクーペは標準です。

Porsche Cayenne Turbo Coupe
カイエンクーペのパノラマルーフは全グレード標準。開閉できない固定式。

このように、ポルシェのオプションは複雑で、超短期決戦のオークションにおいては、完璧にオプションを理解しておかないと、お買い得かすぐ判断できません。 

オークションでポルシェを買う時は、物件に装備されているオプションを正確に把握することにくわえて、狙っている車種・グレードの標準装備・オプションを完璧に理解してから望むことをお勧めいたします。

オプションについてはこちらにもまとめています。

入札前の入金デポジットが必要な場合、返金について契約で握れるか確認を!

オークションでポルシェを買う時に注意すべきこと、もう1つは、お金です。

原則として入札前の入金が必要です。

入金なしで入札できる代行業者の場合も、落札翌日~1週間以内の入金を求められます。

指定日までに入金できない場合、遅延金のペナルティが発生する場合もあります。

つまり、落札したいなら、入札時点で、お金を工面しないといけません。

10万程度の金額なら工面しやすいですが、ポルシェのような高額となると、即日工面できる人はそういないと思います。

また、お金を工面できたとしても、また別のハードルがあります。

それは、返金です。

Porsche 911 Turbo Cabriolet
turboのエンブレムとマフラーから伝わる存在感。一文字のテールランプもかっこいい。

入札しても落札できないことがありますよね。

その場合、お金は代行業者に預けることになります。 

代行業者のなかには、この預けたお金について、返金やその期限について、契約書で握れない場合があります。

契約で握れないお金を預けるなんて、、とてもできませんよね。。

契約で返金を握れるか必ず事前に確認をお勧めいたします。

ハイレベルなローンの金利

「ローンがあるでしょ?」と思った方もいらっしゃると思います。

僕もそう思って代行業者に問合わせましたが、最近見かけることのないハイレベルの金利でした。

とても借りる気になれない金利です。

ビジネスローンをイメージいただくと良いかもしれません。

一般的に、このような金利が高いローンは、貸し倒れリスクをある程度許容しているので、そのぶん、融資が早かったり、審査は甘いかもしれません。

もしかしたら、高い金利で借りた後、銀行からの借り換えを前提にしているかもしれませんが、そのあたりはちょっとわかりませんでした。

一方、銀行ローンは低金利ですが、申込から融資実行まで1か月程度かかります。

オークションの落札日から逆算して準備が必要です。

融資実行先が通常の町のクルマ屋さんと異なりますので、銀行によっては審査が通らなかったり、金利や与信が変わる可能性もあります。

仮審査だけでなく、本審査まで終えたほうが確実です。

Porsche Panamera GTS
500馬力のハイパーターボ。こんなスーパーセダンがあるなんて。

いくらで落札できたかわからない

代行業者を通じて入札できますが、原則として、僕たち一般人はオークションの管理画面や入札状況を見れません。

オークションのルールで制約があるためです。

リアルのオークション会場への入場もできません。

つまり、入札できますが、いくらで落札できたか、わからないということです。

冒頭の僕のマカンを例にすると、300万で落札されましたが、それは僕たち一般人に正規に開放されたプラットフォームを利用したから確認できました。

代行オークションで「400万で落札できました」といわれても、管理画面や入札状況がわからないので、言われたことを信じるしかありません。

オークションは、入札資格があり、僕たち一般人は入札できません。

「古物商許可証を受けてから一定期間経過している」「常設展示場がある」等の条件もあります。

もし、町のクルマ屋さんとお付き合いがあれば、代行入札をお願いするのもありです。

いろいろ希望を聞いてくれて、相談に乗ってくれると思います。

また、オークション代行業者のなかには、もっと融通が利くところもあると思います。

あくまで個人的な体験談になります。

お得に落札できるかは需給に左右される

たしかに、オークションを使えば、僕たち一般人もお得に買える可能性があります。

冒頭の通り、僕のマカンを例にすると、40%OFFでポルシェが手に入ります。

ただ、これは僕のマカンの話で、すべてのポルシェに当てはまらないです。

まず、落札できる価格は、需要と供給に左右されます。

例えば、マカンは大量に流通していますが、少ない週もあります。

少ない週は価格があがりやすいし、多い週はその逆だと思います。

モデルや年式、走行距離、評価点も影響します。

評価点の高い物件は、みんな欲しいので、価格もあがりやすいです。

入札者の多くは、オークション開始前に物件をリストアップしています。

欲しい物件が被れば価格もあがりやすくなります。

つまり、価格は需給に左右されます。

Porsche 718 Cayman
911とはまた違った特徴のあるフォルム。リヤの丸い2つはスピーカーかな?

オークションにも掘り出し物は出る

あとは、オークションで掘り出し物にあたるかどうかだと思います。

マカンのように出品数が多いモデルは、相場から外れた掘り出し物が確率論的に出ます。

例えば、前期マカンの平均落札価格が300万円、標準偏差(バラツキです)が25万なら、ほとんど(約70%)の前期マカンは275万円~325万円におさまります。

これは、オークションのように出品数が多い場合、価格にバラつきが生まれやすく、全体として正規分布に近い形になると考えられるからです(中心極限定理といいます※)。

もし、280万円で落札できて「お買い得だ!」と思っても、確率論的には「よくあること」になります。

「(本当に)これはお買い得だ!」と言えるラインは、この例では250万円より安く落札できた場合です。

250万円より安く落札できる確率は、理論的には2.5%しかないからです(統計的に有意といいます)。

「100回やって2.5回なんて無理!」と思うかもしれませんが、オークションのような試行数が多いイベントは確率に収束する傾向があります(大数の法則といいます※)。

あきらめずにお買い得を見つけましょう!

あきらめたらそこで終わりです。

※統計局の説明がわかりやすいです。統計局のサイトにリンクします。

Porsche Taycan
100%電動自転車。オオタニさんに似合ってかっこいい。ポルシェさん僕にもください!

実物を見るまでわからない

また、落札手数料や陸送費等の諸経費も発生します。

冒頭で紹介した僕のマカンの利ザヤ40%=儲けにはなりませんが、そのような仕組みです。

40%をどう捉えるかは人それぞれですが、僕はお買い得に買えるなら、あらためてアリな方法だと思いました。

ただ、前述のような注意点もありますので、僕は見送りました。

車両品質についても、ポジショントークかもしれませんが、「オークションで落札したらとんでもない車だった」といった動画もあるようです。

あくまで自己責任でお願いいたします。

マカンを売ったお話はこちらにまとめております。

僕みたいなポルシェ初心者ほど認定中古車がお勧め。カーセンサーやGoo-Netより明らかに安い掘り出し物も!

Porsche 911 Turbo Cabriolet
まさにThe “PORSCHE”!

いろいろ検討して、たどり着いたのは、餅は餅屋でした。

メリット・デメリットを天秤にかけると、僕みたいなポルシェ初心者は、町のクルマ屋さんか、ポルシェセンターで認定中古車を買ったほうが良いと思いました。

マカンは町のクルマ屋さんで買ったので、カイエンターボクーペはポルシェセンターの認定中古車にしました。

もちろん、買いたい車種やオプションのこだわり、経済状況、リスク許容度等によって、オークションのメリット・デメリットの捉え方も変化しますので、個別にご判断いただければと思います。

僕みたいなポルシェ初心者は、低リスクでアフターフォローも確実なポルシェを買える認定中古車がお勧めです。

ただ、認定中古車は、カーセンサーやGoo-Netより割高なことが多く、在庫も少ないです。

割高については意見がわかれるところですが、ポルシェのような修理費(部品・工賃ですね)が高額なクルマを無保証で乗ることは、お金に余裕がない限り、ある程度の覚悟が必要です。

僕はお金に余裕がないし、故障を気にせず乗りたいので、アプルーブド保証付きの認定中古車にしました。

もし、故障しても、購入から1年以内なら無料で修理してくれます。※消耗品は除く

2年目以降もお金を払い、条件を満たせば継続できます。

アプルーブド保証のパンフレット
1年延長はマカン121,000円、カイエン134,200円 ※執筆当時

パンフレット記載の金額は保証料で、12か月点検整備等の費用も別途必要です。

僕のマカンは込み込み約30万円で後付け保証できましたが、中古車の状態によってはさらに必要です。

マカンを買う前に都内ポルシェセンターで相談した時、「ポルシェセンターで数年も整備していないなら、100万円程度みてもらえれば」と言われたこともありました。

安い3rdパーティ保証もありますが、保証内容が限定的で、ポルシェセンター以外での修理になります。

原則として社外品による修理で、中古パーツで修理する場合もあります。

保証条件は各社異なります。

わからない場合、保証サービスの提供会社に電話すると教えてくれましたが、だいぶ手間がかかりました。

このようなことを考えると、はじめからアプルーブド保証がついている認定中古車が良いと考えたわけです。

このあたりのお話は以下にまとめています。

認定中古車のお買い得は即完売。その日に備え、やっておくべきこと。

Ferrari California
超高音で艶やかなマフラーサウンド。フェラーリの1年保証※は70万円~。フェラーリと比べると、ポルシェの保証は手が届きそうに感じる。
※都内の正規販売代理店の場合

認定中古車を毎日チェックしていると、カーセンサーやGoo-Netより、明らかに割安な認定中古車に出会えることがあります。

このお買い得な認定中古車は、30分も経たないうちに売り切れます。

新着メールが届き、「おっ!これは安いかも!」と思ってから、少し時間が経ってアクセスすると売り切れです。

そのため、お買い得に出会える「その日」に備えて、いつもやっておくべきことがあります。

僕のやりかたのため、正解とは限りませんが、ご参考になれば幸いです!

ポルシェ公式サイト、カーセンサーやGoo-Netの新着メールが届く前に動く

例えば、マカン3GTS(J1NUA)の認定中古車が欲しい場合、ポルシェ公式の中古車Finderで探しますよね。

毎日チェックして新着メールも登録されていると思いますが、メールが届いてから中古車Finderにアクセスしていませんか。

もし、そうだとしたら、お買い得を他の方に取られてしまいます。

お買い得は新着メールが届く前に売れてしまいます。

そのため、中古車Finderで検索条件をお気に入り登録したら、毎日時刻を決めてアクセスすることをお勧めいたします。

中古車Finderのメールは夕方頃に届きますので、それより早い時間帯がお勧めです。

これがお買い得の認定中古車を見つけるために、最初にやるべきことです。

運用ルールは販売会社によって異なる場合がある

認定中古車は全国のポルシェセンターが売り出します。

ポルシェセンターは、それぞれ販売会社が運営しています。

ポルシェセンターによっては、ポルシェ公式の中古車Finderより、カーセンサーやGoo-Netへ先に売り出す場合があります。

認定中古車のプロモーション方法について、全国統一の運用ルールがあるかわかりませんが、そのようなイレギュラーに運用するポルシェセンターもあります。

カーセンサーやGoo-Netも毎回チェックもお忘れなく!

なお、お世話になっているポルシェセンターがあるなら、そこから未公開の物件情報をもらえますが、この方法は、あまり安くならない場合が多かったです。

お買い得は新着メールが届く前に売れてしまう。新着メールを待たずに中古車Finderをチェックしよう。

※画像とコメントは関係ありません。画像はDon’t Touchと書かれたクラシックなPorsche。

できるだけ候補を減らす。マストのオプションを検索条件に設定する。

例えば、マカン3の認定中古車を探すときに、中古車Finderの検索条件を広めに設定していませんか。

もし、絶対に外せないマストのオプションがある場合、それらを検索条件に設定して、候補を絞ることをお勧めします。

候補を絞らないと、中古車Finderで表示される認定中古車が多くなってしまい、お買い得にたどり着くまで時間がかかります。

候補を絞れているほど、お買い得が来た時に早くたどり着けます。

お買い得を手に入れるためには、どれだけ早く見つけられるかが大事です。

いる・いらないを即決する。検索条件の表示順序を「価格の安い順」で設定しない。

検索条件をお気に入り登録したら、あとは毎日見るだけですよね。

その時、表示順序を「価格の安い順」で設定していませんか。

初めて探す時はそれで良いですが、毎日のチェックで一番大事なのは、マスト条件を満たす新着物件を早く見つけ、いる・いらないを即決することです。

「価格の安い順」で設定すると、マスト条件を満たすけれど、購入に至らなかったキープ物件が上位に表示されます。

これらのキープ物件は、安くても、購入に至らなかったので、今後も購入しない可能性が高いです。

キープ物件を読み飛ばしたい方は、「新着順」で設定をお勧めします。

Porsche 718 Boxster T
毎日のルーチンは「新着順」→「価格の安い順」のダブルチェックがお勧め。マスト条件を満たす新着物件を早く見つけ、いる・いらないを即決することが大事。どれだけ候補を減らせるか。

ただし、この方法には、欠点があります。

キープ物件の値下げを見逃してしまいます。

そのため、「新着順」→「価格の安い順」でダブルチェックすると良いです。

カーセンサーやGoo-Netの場合、値下げすると「新価格!」みたいに表示され、すぐわかりますよね。

でも、ポルシェ公式の中古車Finderは値下げしても、そのように表示されません。

毎日チェックが必要です。

「キープ物件が値下げした日に新着順で見てしまったら、他の人に取られるじゃないか!」と思われるかもしれません。

たしかに、条件が重なるとありえますが、認定中古車において「値下げする確率」と「新着物件に会える確率」は、圧倒的に「新着物件」が高いです。

3か月くらい中古車Finderに張り付くと、体感いただけると思います。

オプション理解は必須。新着物件のオプション合計額が数分でわかればベター。

気になる新着物件を見つけたら、お買い得なのか知りたいですよね。

ポルシェはオプションが大事です。

オプションで評価額も変わります。

オプションの合計額は、ポルシェのコンフィギュレーター(ポルシェのサイトにリンクします)で確認できます。

ただ、この方法は、とても時間がかかります。

コンフィギュレーターは、ビジュアルで確認できるので、使い勝手も良いのですが、操作のレスポンスが遅いです。

モデル選択など準備も時間がかかります。

そこで僕は、コンフィギュレーターからエクセルに価格を転記し、マウスでクリックすると、新着物件のオプション合計額が自動計算されるようにしていました。

この方法は、エクセルのフォーマット作成に時間がかかるほか、組み合わせが限定される一部パッケージを評価できませんが、概算を知りたい時にとても便利でした。

慣れてくると新着物件のオプション合計額が数分でわかる

お買い得の認定中古車には、おそらく何かしら理由があります。

例えば、オプションが少ない認定中古車は、売り出し価格も安くなります。

そのような理由を、肌感ではなく、数値ベースで把握したい時にはお勧めです。

カーセンサーやGoo-Netも含めると、新着物件は多数あります。

いる・いらないを即決し、いかに候補を減らせるかが大事だと思います。

Porsche 911 GT3
空も飛べそうなManthey(マンタイ)リヤスポイラー。抜群のダウンフォースだとか。

新着物件の基本価格を知る。

また、年式や走行距離など、新着物件の基本価格を知ることも大事です。

基本価格として、買取り価格が参考になります。

僕は「(買取り価格+オプション価格)÷販売価格×100」で評価していました。

数字が大きいほど、お買い得という考えです。

基準はいろいろありますので、ご自身の基準で、新着物件がお買い得か判断できれば良いと思います。

なお、ポルシェの買取り価格は日系自動車メーカーが参考価格を開示しています。

日産のSimulatorがとても使いやすかったのですが閉鎖されました。。

LEXUSのSimulator(LEXUSのサイトにリンクします)は今もありますが、走行距離を考慮できない仕様です。

そこで僕は、日産のSimulatorの参考価格をサンプリングして、走行距離と価格の関係性を数値化し、LEXUSの参考価格にあてはめて試算していましたがとても大変でした。。

黄色いセルに値を入力すると、走行距離を考慮した買取り価格が表示される

町のクルマ屋さんならオークション落札価格を簡単に調べられますが、僕たち一般人はアクセスできません。

ポルシェの買取り相場のSimulator作りました!

ただ、ネットにオークション落札情報と思われるものが一部公開されてたので、ポルシェの買取り相場のSimulatorを作りました!

以下からお試しいただけます。 

またいつの日か僕がポルシェを買ったり売ったりする時に、こんなものがあればいいなと作りました。

自分用ですが、ご興味ある方のご参考になれば嬉しいです。

認定中古車の価格が高いからといって諦めないこと!

大事なことは、あきらめないことです。

認定中古車といえども、価格は変動します。

例えば、マカン3GTSでこんなことがありました。

神奈川県のポルシェセンターが、平均的な価格より少し高く売り出しました。

その後、1ヶ月くらい経った頃でしょうか。

茨城県のポルシェセンターが同じ年式・低走行で安値を更新しました。

本体価格が1,000万円を切るアグレッシブな価格でした。

すると、神奈川のポルシェセンターは、すぐに90万円値下げしました。

認定中古車の価格も変動します。

欲しい認定中古車が決まったら、あきらめずに毎日チェックしましょう。

皆様もハッピーなカーライフを!

首都高300円で「六本木ヒルズ」「東京タワー」「レインボーブリッジ」を見れるコースを紹介します

本記事は2025年5月末時点の制度を利用したものです。
最新の制度・料金については、首都高ドライバーズサイト等でご確認をお願いいたします。

ETCなら首都高を300円で周回できるみたいなのでやってみました。

首都高の料金は、入口と出口の距離で決まります。

例えば、入口「A」から乗って、次の出口「B」で降りる前に、ぐるっと遠回りしてから「B」で降りると、乗ってすぐ降りたことになります。

そのため、最低料金の300円で周回できるというわけです。

その制度を利用して、東京の観光名所「六本木ヒルズ」「東京タワー」「レインボーブリッジ」を300円で見れるコースを走ってみました。

とても快適でした!皆さんもぜひお試しください!

シンプルなコースなので、東京に観光で来た人や、普段は車に乗らない人・レンタカーにもおすすめです。

その時の動画はこちらです!

300円には条件があります

ただし、条件があります。

この制度はETCのみです!現金払いは普通にお金を徴収されます。

また、一筆書きで書けるコースであることや、首都高のみを走ることも条件です。

首都高と接続する京葉道路や第三京浜等がコースに含まれると適用外になります。

例えば、ETCを使って、以下のようなパターンならOKです。

OK 3号渋谷線 上り 三軒茶屋IC → 上り 渋谷IC
OK 3号渋谷線 下り 渋谷IC → 下り 渋谷IC

1つ目の「上り 三軒茶屋IC → 上り 渋谷IC」が、先ほどの動画です!

2つ目は変則パターンですが、ETCならOKでした!

「同じ渋谷ICで乗り降りするってどういうこと?」となりますよね。

僕もそう思いましたが、試してわかったのは、3号渋谷線 下りの渋谷ICは、入口から700m先に出口があります。

どちらも渋谷ICです。

この場合も条件を満たすため、ぐるっと遠回りしても300円になります。

一方、以下のようなパターンはダメです。

普通にお金を徴収されます。

NG 3号渋谷線 上り 三軒茶屋IC → 京葉道路 → 上り 渋谷IC
NG 3号渋谷線 下り 渋谷IC → 第三京浜 → 下り 渋谷IC

首都高と接続する京葉道路や第三京浜等がコースに含まれると適用外になります。

また、以下もダメです。

NG 現金払い

この制度はETCのみ適用されます。ETC2.0もOKです。

少しややこしいので、お試し前に、首都高ドライバーズサイトで料金を確認されることをお勧めいたします!

3号渋谷線 下り「渋谷」→大橋JCT→C2環状線→大井JCT→湾岸線→葛西JCT→C2環状線→大橋JCT→ 再び渋谷線 下り「三軒茶屋」のコース。これで300円!※同サイトの画像より 

3号渋谷線 上り「三軒茶屋」で乗って、C1・C2等を走り、3号渋谷線 下り「渋谷」で降りるコース。これも300円!※同サイトの画像より

C2環状線も300円で周回できますが・・・

上図のように、C2環状をぐるっと周回するコースも300円でいけます。

試したのですが、C2環状の夜の景色は真っ暗。。

時間もとてもかかるし、嫌になって途中でやめてC1環状に変更しました。。ほぼ修行でした。

途中で悶絶したものの、無事に300円を達成できて最後は感動でした!

その時の様子はこちらです。

慣れれば、コースを簡単に作れると思います。

皆様もハッピーなカーライフを!


カイエンターボクーペの高速燃費を調べてみた

燃費を気にするクルマじゃないですが、街乗り絶望4-5km/Lのカイエンターボクーペ。

「高速燃費ならどこまで伸びる?」と気になり、新東名で試してみました。

新東名の一部区間は、速度制限120km/hになっています。

この区間で、80km/hから120km/hまで、10km/hずつ速度をあげていき、燃費をチェックしました。

カイエンターボクーペには、このような燃費計があります。

クルーズコントロールで速度を一定に保ち、その時の平均燃費を見ています。

120km/hでも2,000回転いかないくらい。メーターはGopro固定で撮影。カメラが近すぎて一部切れちゃってますね。。

動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ!

80km/hの燃費 こんなに伸びるの?

まず80km/hです。

正直びっくりしました。

動画の通り、だいぶバラついてますが、平均燃費15km/L~17km/Lあたりです。

街乗り絶望4-5km/Lなので、いって8km/Lくらいと見てたのでびっくり!

トンネルで風の影響が小さく、空気抵抗も関係してそうですが、かなりの好スタートでした!

カイエンターボクーペは8速ATですが、80km/hでは7速になんですね。

これも発見でした。

クルーズコントロール設定が79km/hだったことに後で気づく。。平均燃費17.4km/Lはサンプル。動画のとおり燃費は変化。

90km/hの燃費 まだ良い燃費

次に90km/hです。

平均燃費13km/Lくらいでした。

こちらも動画の通りバラついてますが、80km/hのほうが良い燃費です。

速度があがると空気抵抗が増えますので(速度の2乗に比例)、そのへんのバランスが80km/hが優れているということなんでしょうかね。

トンネルとはいえ、10km/Lを軽く超えたことにびっくりです。

90km/hのATは8速でした。

8速で走るより、7速で80km/hで走るほうが燃費が良いみたいです。

90km/hもまだまだ良い燃費。10km/Lを軽く超えた。

100km/hの燃費 まだまだ良い燃費

次に100km/hです。

平均燃費12km/L~13km/Lくらいでした。

速度を10km/hあげたのに、燃費はほとんど変わりません。

速度をあげても燃費があまり変わらないなら、早く目的地に到着できる100km/hのほうが効率的ですね。

今回はトンネルで試しています。

トンネル外では結果が変わると思いますが、100km/hでもまだまだ良い燃費です。

一般的な高速道路の制限速度100km/hでも良い燃費。

110km/hの燃費 燃費が悪くなったが別の理由かも

次に110km/hです。

平均燃費11km/L後半くらいでした。

90km/hから100km/hに速度をあげた時より、燃費の悪化が大きくなりました。

ただ、動画のとおり、110km/hでは、トンネル外での計測となりました。

トンネルより風の影響が大きくなり、そのことが影響したかもしれません。

また、登り坂・下り坂の影響もありそうです。

燃費が悪くなったのは、おそらく計測環境。せめてトンネルで計測すれば良かった。。

120km/hの燃費

最後に120km/hです。

平均燃費12km/Lくらいでした。

110km/hより燃費が良いのは、先の通り、110km/hの燃費をトンネル外で計測したからだと思います。

制限速度120km/hの高速道路は、まだそれほど多くありませんが、この燃費なら良いですね。

120km/hでも10km/Lを超える燃費とは!

まとめ

今回のお話が参考になれば幸いです!

・80km/hの燃費が一番良かった

・110km/hの燃費が悪かったのはトンネル外で風の影響かも 

・90km/h~120km/hの燃費はあまり変わらなかった

・トンネル外では今回の燃費より悪くなりそう

・上り坂や下り坂等の影響もありそう

・参考値でお願いします!

深夜の阪神高速1号環状線 餃子の王将売上日本一のお店から関西万博へGO

餃子の王将「空港線豊中店」。オープンしてから30年も売上ダントツ日本一だとか。24時間営業で深夜も満席。ここからドライブスタート。

今日は大阪に来ています。

深夜の阪神高速「1号環状線」を周回して、関西万博を目指します。

「1号環状線」は首都高のように、LOOP周回しています。

「1号環状線」を通り、大阪湾方面に抜けて、海に浮かぶ関西万博を目指すコースです。

出発地点は大阪北部にある餃子の王将「空港線豊中店」です。

なんとこのお店、売上日本一みたいです。

24時間営業で、オープンしてから30年以上も売上ダントツだとか。

深夜でも満席で入れませんでした。

動画でご覧になりたい方はこちら!

阪神高速池田線に乗り「1号環状線」へ

「餃子の王将」目の前にある豊中北ICから阪神高速池田線に乗る。

「1号環状線」は、複数の高速に接続しています。

「餃子の王将」目の前にある豊中北ICから阪神高速池田線に乗り、しばらく走ると、大阪一の繁華街「梅田」が見えてきます。

その梅田ICは、とてもユニークです。

なんと、ビルの中に突っ込んでいくのです。

こんなICは、なかなか見かけませんよね。

左に進むと梅田IC。直進すると「1号環状線」。

梅田IC。ビルのど真ん中が出口。

梅田ICからしばらく走ると、「1号環状線」との合流地点です。

ここが、「1号環状線」で交通量が多く、事故も多いポイントです。

合流後に左右それぞれに抜けるため、複雑になっています。

首都高の箱崎JCTと同じような構造です。

池田線と「1号環状線」の合流地点。首都高の箱崎JCTのように複雑な構造。

阪神高速「1号環状線」 超音速スポーツカーにご注意!

合流地点から1~2分走らせたところで、後方から爆音が聞こえました。

その直後!

一瞬で抜き去られました笑

動画でご覧いただければわかりますが超音速でした。

皆さんくれぐれも安全運転を!

僕を一瞬で抜き去った超音速スポーツカー。BMWかな?くれぐれも安全運転を!

ただ、超音速スポーツカーも、周回中ずっと音速ではありません。

阪神高速にも首都高と同じようにオービスがあります。

覆面パトカーも待機。この付近の流れは穏やか。

しかし、少し離れたところでは、クルマの流れが速くなります。

やっぱりスポーツカーは速い・・・ポルシェにも爆音で抜き去られた。車種は何だろう。

「1号環状線」は約10分で周回できる。

「1号環状線」から湾岸に抜けて、海に浮かぶ万博を目指す

「1号環状線」を西に向かい、大阪湾方面に抜けます。

万博会場は夢洲という島にあり、海に浮かんでいます。

西に直進して湾岸方面へ。右に進むと神戸。

「1号環状線」から湾岸線に進み、しばらく走ります。

湾岸線はカーブが少なく、走りやすいです。

制限速度80kmのところもあります。

眺めもとても良く、今日一番の絶景でした。

首都高湾岸線の浮島や大黒、本牧あたりの雰囲気と似ている。

湾岸舞洲ICから一般道へ 舞洲と夢洲は違うのでご注意!

絶景ポイントからしばらく走ると、分岐がいくつかあります。

最後の分岐を左に曲がると、湾岸舞洲ICです。

最後の分岐を左に曲がると万博方面。右に曲がるとUSJ。

そこからしばらく走ると、大きな橋が見えてきます。

当初、この橋が、万博の島「夢洲」にわたる橋だと思っていましたが、誤りでした。

この橋は、万博とは別の島「舞洲」に渡る橋です。

動画にもコメントしています。

舞洲と夢洲。ややこしい。。。

舞洲に着いたけれど・・・出発前に調べれば良かった

この橋を渡り終えると、「舞洲」に着きます。

「舞洲」には、マイカーで来た人が使える大きな駐車場があります。

ただ、値段が高いらしく、比較的空いているようです。

ここにクルマを駐車して、シャトルバスで万博のある「夢洲」に移動します。

島単位で活用するなんて、やっぱり国際的なイベントは大規模ですね。

橋を渡り終えてしばらく走ったところ。この交差点を直進すると「舞洲」の大きな万博駐車場。

交差点を左折すると万博。

しかし、ここで想定外の出来事が。。

道路右側に立て看板があり、「マイカー侵入禁止」のような文字が見えました。

「万博(夢洲)はマイカー侵入禁止なのか!」と思ってしまい側道に進みました。

帰宅後に大阪府警サイトの交通規制情報を見ると「万博会場へのマイカーの乗り入れは禁止」「会場周辺道路は駐停車禁止」でした。

ここまで来たのに。。出発前に調べておけば良かったです。。。

皆さんご注意ください!

大阪・関西万博 交通規制のお知らせ(大阪府警本部のサイトにリンクします)

※執筆当時の情報です。必ず最新情報をご覧ください。

道路右側の立て看板を見て勘違い。一時的な交通規制・検問が実施される場合も。出発前に最新の公式情報ご確認を!

万博のかわりに、舞洲の工場?前で撮影

不気味な煙突を見て帰りました。

【納車走行】ポルシェマカンからカイエンターボに乗り換えたらこんな感じになります

先日の投稿をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、ついにカイエンターボクーペに乗り換えました!

マカンは町のクルマ屋さんで買いましたが、今回はポルシェセンターの認定中古車を買いました。

ポルシェのアプルーブド保証を付けたいので、費用・時間いずれも効率的な認定中古車にしました。

アプルーブド保証と3rdパーティ保証の違いについて知りたい方はこちらにまとめております。

このページでは、カイエンターボクーペの納車日走行で感じたことを紹介します。

100%エモーショナルな体験だったカイエンターボクーペ

桜とカイエンターボクーペ

ポルシェセンターを出発してから2~3分走らせたくらいでしょうか。

信号で停止して、ふと感じたとのは「いまのところマカンとあんまり変わらないな」ということでした。

車高の高さこそすぐ違いを感じましたが、それ以外でマカンと大きな違いを感じませんでした。

走らせた感覚は、なんとなく良い感触という程度で、運転席周りでいうと、「エアコンの吹き出し口がハンドル左側付近にないので冬は冷たそう。ステアリングホイールヒーター装備車で良かった。」「ステアリングコラムが自動調整と知って喜んだ。」くらいです。

でも、今思えば当たり前ですが、カイエンターボクーペの魅力は、そのあたりではないです。

モードスイッチをSportやSport Plusに変えたり、少しアクセルを踏み込んだりすると、たちまちその魅力にとりつかれました。

とにかく音が良いです!

動画では伝わりづらいのが残念ですが、前期マカンのエンジンサウンドをさらに野太くし、バブリングも奏でるポルシェ製V8エンジンに完全に魅了されました。

動画も撮りましたが、あらためて動画を見返すと、機能説明ほぼゼロでした。ポルシェ勉強中です。ごめんなさい。

「音がいい!」「たまらん!」とか感想ばっかりですが、それぐらいエモーショナルな体験でした。

動画でご覧になりたい方はこちら

10分くらい走らせてPDKとの違いを体感

Porsche 911 Turbo Cabriolet
ミッションはPDK

それからしばらく走らせて、体感の変化に気づきました。

カイエンターボクーペは、マカンのようにキビキビしておらず、良く言えばしなやかなフィーリングが楽しめます。

おそらくこれは、マカンとミッションが異なるためだと思います。

マカンはPDK(7速のポルシェ ドッペルクップルング)、カイエンターボクーペはティプトロニック(8速のトルコンAT)です。

マカンのPDKは、ダブルクラッチ方式で、動力の流れが途切れることなく、とても高速にギアチェンジできます。

一方、カイエンターボクーペのティプトロニックは、通常のAT同様に、なめらかにギアチェンジできます。

おそらく、マカンよりしなやかに感じた理由はミッションの違いだと思います。

マカンとカイエンターボクーペはSUVで似ていますが、これが重心の低い911や718、Panameraに乗り換えると、また違った印象になりそうですね。

いつかは乗ってみたいです。

Porsche Cayenne Turbo Coupé
カイエンターボクーペE3K40Aのメーター。ミッションは8速ティプトロニック。

Porsche Macan S
マカンS 95-BCTMのメーター。ミッションは7速PDK。

余談ですが、マカンのPDKで、パドルシフトでギアをチェンジしても、1回は空振りし、2回目からチェンジしてました。

「マカン寝てたのかな?」と冗談で思ってましたが、どうやらその通りで、1回目の操作でマニュアルモードがアクティベートしているようです。

カイエンターボクーペのティプトロニックも試してみます。

音がやばい!心底惚れてしまうポルシェ製エンジンのV8サウンド

動画をご覧になった方はお気づきだと思いますが、僕は運転中に「音がいい!」「たまらん!」を連発しています。

事前に他の方のYoutubeでカイエンターボクーペを見ていたので、ある程度は想像していましたが、ここまでとは思いませんでした。

Normalモードで「ブロロロロッ」と重低音のV8サウンドが腹に響きます。

これがなんともたまりません。

モードスイッチをSportにした途端、エンジン回転数や点火タイミングが変わり、スポーツエグゾーストもON。バブリングを奏でます。

もう本当にいろいろ試したくなるクルマで、ちょっとした近所の買い物もバブバブ奏でて楽しんでいます。

モードスイッチで走行モードを選択できる。Sport Plusモードはスポーツクロノパッケージ装備車で利用可。ポルシェに乗るならマストと言えるオプション。※クリックするとYoutubeにリンクします

マカンの中古車を検討している方へ

以前、投稿やYoutubeでお話していますが、もし、マカンやポルシェを中古車で検討されてましたら、「スポーツエグゾースト」「スポーツクロノパッケージ」が付いている個体をお勧めします。できればPASMも。

僕はマカンを4か月で売って240万円損切して、カイエンターボクーペに乗り換えました。

仮定の話なので、なんとも言えませんが、もし、マカンにこれらのオプションが付いていたら、もう少しマカンに乗っていたかもしれません。

オプションは後付けできますが、お金も時間もとてもかかります。

ポルシェ公式ページに掲載の金額では装着できません。

ドイツの在庫にも限りがあります。当時の前期マカンのスポーツエグゾーストは、シルバーテール2個でした。

人気のブラックは生産待ちです。

後付けの走行性能など、ポルシェには他にも検討ポイントがあります。

そのあたりも動画で紹介していますので、ご興味ある方はぜひご覧ください!

いつ見てもかっこいいマカンのフォルム。カイエンより車高が低く、特にフロントまわりが好み。もし、911や718などポルシェを一通り楽しめたら、前期マカンのターボパフォーマンスも乗ってみたい。

カイエンターボクーペのオプション

1インチUPの22インチRS Spyder

僕のカイエンターボクーペには、たくさんオプションが付いています。

総額わかりませんが、おそらく170万円~200万円くらいだと思います。

動画で見たい方はこちらからどうぞ!

#ライト・ガラス マトリックスLEDヘッドライト、PDLS Plusを含む

84個のLEDが個別点灯。対向車を検知して光量を自動調整。常にハイビームもOK。ちなみにLED1つONOFFできて84個=2の84乗のパターンできるなんて計算しても意味がないレベルですごい。夜間の高速走行で試した動画がこちら(準備中)。コーナーリングや交差点では進行方向にヘッドライトの範囲を自動調整。¥338,000

#ライト・ガラス プライバシーガラス

外から車内が見えづらいプライバシーに配慮したガラス。後部座席・リヤのみ。¥75,000

#ホイール 22インチ RS Spyder デザイン ホイール エクステリアカラーのホイールアーチエクステンションを含む

カイエンターボクーペの標準ホイールは21インチ。1インチUPのRS Spyder。ターボはPSCB標準装備。285/35R22でもPASM効果かNormalモード乗り心地はバネサスのマカンより柔らかい。Sport+モードは段差超えると地面を感じる。¥145,000 ※ベースグレードでこのホイールは¥518,000。グレードにより異なる。

#ドライブトレイン&シャシー スポーツ エグゾースト システム スポーツテールパイプを含む

憧れに憧れたオプション。やっと手にいれた!マカンの後付けずっと我慢して報われた。画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)¥426,000

スポーツテールパイプ(ブラック)。去年末、前期マカンのブラックテールはドイツに在庫なかった。

#エクステリア ドアレバー(ハイグロス ブラック塗装)

標準はボディ同色。ハイグロスでツヤツヤ。¥36,000

#コンフォート機能 ソフトクローズドア

半ドア状態を自動で閉めてくれるコンフォート機能。タクシーみたいでいいですね。動画はこちら ¥106,000

#インテリア イルミネーテッドドアシルガード(ブラッシュドアルミニウム)

アルミのドアシールガード。「Cayenne turbo」のモデルロゴが光る。¥90,000

リヤは「Cayenne」のモデルロゴが光る。フロントとリヤあわせて¥90,000

#アシスタンスシステム レーンキープアシスト

車両が車線から逸脱しそうになると、ステアリングホイールが小さく振れ、自動操作で車両を車線内に戻す。MAZDAのCX-7?を1日借りたときに初めて使って苦手だったけど、慣れたら楽になった。価格不明

#シート シートベンチレーション (フロント)

フロントのシート座面とシートバックレストにベンチレーションしてくれる。まだ寒いから試してもいまいちでした。夏に期待。運転席・助手席を別々に3段階制御。座面とバックレストの配分調もCPMで可能。メモリーパッケージ付き14-way、18-way等で可。¥152,000

#インテリア カーボン マルチファンクション ステアリングホイール、ヒーター付き

走行モード切替やオーディオ・PCM操作もできるマルチファンクションなステアリングホイール。カーボンとスムーズレザー。ヒーター付き。¥73,000 

#インテリア アンビエントライト

オーバーヘッドコンソールやドアパネル、カップホルダー等のイルミネーション。¥68,000

PCMで7色から選択可能。明るさも調整できる。

赤色はなんだか怖い。

カーボンインテリアやコンフォートアクセスなど他のオプションは動画で紹介しています!

※本ページの価格は工場で装着した場合の参考価格になります。価格は随時改定されます。

前期マカンからカイエンターボクーペに乗り換えました!

カイエンターボクーペE3K40Aを買いました!

前期マカンS 95-BCTMから乗り換えです。

このブログで書いてたように、僕のマカンにはスポーツエグゾーストやスポーツクロノパッケージ、PASMなど、欲しいオプションがほとんど付いてませんでした。

後付けも検討しましたが、いろいろ調べると、お金と時間、どちらもとてもかかってしまいます。

例えば、スポーツエグゾーストです。

スポーツエグゾースト
大人気オプション。マカン購入前は、その価値を知りらなかった。。
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

ポルシェホームページには約40万円と書いてますが、それではできません。

ポルシェセンターで後付けすると、工賃等込みで約70万円でした。

町のクルマ屋さんもいくつか見積もりしましたが、純正パーツ・テスターでそろえると、ポルシェセンターと変わらず、ポルシェセンターより高くなるクルマ屋さんもあります。

時間もとてもかかります。

前期マカンS 95-BCTMのスポーツエグゾースト在庫は、ドイツに2つ。※昨年末時点

たった2つです。それもシルバーのみ。

人気のブラックは生産待ち。

半年~1年待ちは当たり前の世界です。

スポーツクロノも後付けしたかったが・・・

人気のスポーツクロノパッケージも後付けできますが、スポーツクロノストップウォッチは後付けできません。

パフォーマンスも工場出荷で装着する場合より劣ります。

その後の展開も考えると、僕の場合、後付けは伸びしろがありません。

※町のクルマ屋さんでは対応可能なお店もあります

なぜ、マカン3GTSを買わなかったのか

とても悩んだポイントです。

マカンSよりオプションがたくさん付いている認定中古車で、パワーも落とさず、できればポルシェ製エンジン、走行距離が少ないものを狙っていました。

PCMバージョンも落としたくなかったので、モデルイヤー2017以降のマカンGTS、マカンターボ、マカンターボパフォーマンスを狙っていました。

なかでも、前期マカンターボパフォーマンスJ1H3は440馬力で、マカンのエンジンシリーズで最高出力です。しかもポルシェ製エンジン!

ただ、在庫が全然ありません。

たまに出てきても、ほとんどが多走行。

希望するオプションも全部そろうことはありませんでした。

認定中古車にいたっては、普通のターボ95BCTLすら一度も出ませんでした。

Porsche 911 Carrera 4 GTS
かっこいい!911やケイマン・ボクスターもいつか乗りたい!

マカンターボは中期もありますが、こちらも在庫が少ないです。

エンジンサウンドも後期GTSと同じように綺麗でおさまりが良い印象でした。

感覚なので、いいかげんですが、僕にはそのように聞こえました。

後期GTSの在庫はたくさんあります。

ただ、在庫は多いものの、希望するオプションがそろいません。

特にシートヒーター(フロント及び リア)が付いたGTSは、ほとんどありません。

認定中古車のマカン3GTS。エンジンサウンドが綺麗なイメージ。在庫は多いが、僕の欲しいオプションがそろうことは一度もなかった。

このあたりのお話は、こちらにもまとめています。

カイエンターボクーペを選んだ理由

Porsche Panamera GTS
黄金に輝く新型マデイラゴールド メタリック。V8エンジン500PSの超強力ターボ。

理由はいくつかありますが、エンジンとオプションが理想とぴったりだったからです。

マカン3GTSに踏み切れなかった僕は、当時いろんなポルシェのエンジンサウンドを探していました。

そこでカイエンターボクーペのV8エンジンサウンドを聞き「これだ!」となりました。

前期マカンのような野太いエンジンサウンド。

出力550PSの馬力もマカン3GTSとケタ違いで、ポルシェ伝統のV8エンジン。

カイエンターボクーペはオプションも充実で、マカン3GTSならオプション扱いとなる装備が標準です。

スポーツクロノやPASM、パノラマルーフ、ポルシェエントリー、ステアリングヒーター、シートヒーター(フロント・リヤ)など、僕や家族が欲しいオプションが必ず付いています。

ターボではオプションのスポーツエグゾーストが付いている個体を探すだけで済むので、すぐに見つかりました。

スタイルも好みのお尻下がり。マカンに似てかっこ良いです!

カイエンGTSクーペもありますが、460馬力にデチューンされており、ステアリングヒーターやシートヒーター(リヤ)がオプションのため、候補から外しました。

このあたりのお話は、こちらにもまとめています。

オプション170万円くらいのカイエンターボクーペ。V8サウンドがうなる!

国産・外車を何台か乗ったけど白い車は初めて。前期マカンも初めての黒い車。定番色の白・黒は面白みに欠ける?と避けていたけど、乗ったらそんなこだわり吹き飛ばす魅力がポルシェにはある!※プライバシーに配慮して加工しています

マカンは町のクルマ屋さんで買いましたが、今回初めて認定中古車を買いました。

オプション総額170万円くらいで、新車だと約2200万円。とても買えません。。

中古車は本当にありがたいですね。

今回もフルローンです!

納車走行の動画も公開しました!

正規ディーラー「ポルシェセンター」の認定中古車がお勧め!中古車オークションもチェックしましたが・・・

執筆中ですが、認定中古車を探す前に、中古車オークションも調べていました。

中古車オークションにはポルシェもたくさん出品されていて、95-BCTMやE3K40Aのように型式指定で探すことができます。

ただ、オークションの仕組み上、僕みたいなオプション等にこだわりがある人には、向いていないと感じました。

また、カーセンサーやGoo-Netでお目当ての中古車を見つけると、「この車しかない!」「早く買わなければ誰かに先を越される!二度とこんなチャンスはない!」となりがちですよね。

でも、そんなことないです。それも発見でした。

例えば、マカンは、業者向けの中古車オークションでは毎週たくさん出品されています。

みなさま焦りは禁物!

納得いくまでじっくり考えて、決めたらすぐに行動が良いと思います!

中古車オークションについても、僕たち一般人が注意すべきことをまとめましたので、以下からご覧いただけます!

オプション紹介の動画はこちらです!

ポルシェマカン4ヶ月で240万損切した話。僕みたいなポルシェ初心者が後悔しないようアドバイスします。

先日のSellCa(セルカ)投稿のとおり、憧れで買ったポルシェマカンを売りました。

モデルイヤー2107の前期マカンSで走行距離9,999km。

もちろんエンジンも絶好調です。

前期マカンSはポルシェ製エンジンで音が太くていいですね。

内装も綺麗でした。

去年末にポルシェ保証(アプルーブド保証・この場合はスタンドアローン保証です)を後付けし、タイヤ・消耗品交換などコミコミ550万円でした。

SellCa(セルカ)オークションで落札310万円でしたので、4ヶ月で240万円の損切りでした。

ポルシェ保証についてはこちらにまとめています。簡単に言うと、消耗品以外は無料で修理できる保証です。

なぜ損切りすることになったか

カーセンサーやグーネットでポルシェを探してる人、特にポルシェを知らなくて検討してる人、僕みたいなポルシェ初心者が、同じ経験しないようアドバイスします。

まず、マカンを買ったのは完全に憧れでした。

ポルシェいいなぁ、かっこあいなぁ、いつか乗りたいなあと、ずっと思っていました。

SUVも好きですし、マカンは他のモデルよりも安いし、前期マカンは値頃感あります。

カイエンよりスポーティなフォルムですし、サイズもちょうどよくて、なんだかサラリーマンでも手が届きそうですよね。

そういう気持ちで買いました。

もちろん買う前にポルシェのこと調べてました。

この手のブログやYouTubeなどたくさん見てました。

故障したらお金やばいとか、車検、パーツが高い、いろんなオプションあるとか。

でも、いちばん気にしてたのは、故障、維持費とか、お金関係でした。

だから故障しないように程度のいいマカン買ってポルシェのアプルーブド保証(スタンドアローン保証)をつけました。

でも、ブログやYoutubeで、あまり言われず、知らなかったことが3つあります。

クラシックなPorsche
まだ、ここまで沼にハマれていませんが、時間の問題かも。。

1つめ オプションはしっかり考えましょう

まず1つめはオプションです。

ポルシェを考えている人、特にマカンもですが、スポーツエグゾースト、スポーツクロノパッケージ、この二つが付いてる中古車をお勧めします。

どちらも後付けできますが、お金も時間もめちゃくちゃかかります。

例えば、スポーツエグゾーストです。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

スポーツエグゾースト
言わずと知れた大人気オプション。前期マカンの購入前は、その価値を知りませんでした。
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

ポルシェサウンドを響かせるオプションです。

排気音を最適化して、強烈なスポーツサウンドがでます。

これがめちゃくちゃいい音でわくわくします。

でも、僕のマカンSついてませんでした

そういう音が出ることは知ってました。

欲しくなったら後付けすればいいと思っていた

ポルシェのホームページをみると、後付けOKと書いていましたので、欲しくなったら後付けすればいいと思っていました。

後付け費用は、約70万円です。。

ポルシェのホームページを見ると、マカンSは45万くらいとあります。

でも、45万円では後付けできません。

時間もかかります。日本に在庫ありません。ドイツから取り寄せです。

もし、ドイツに在庫なければ生産待ちで、6か月1年待ちはザラです。

僕の前期マカンSは、年末時点でドイツの在庫2つでした。

それもシルバーテールのみ。人気のブラックは生産待ちです。

もし、ポルシェのエンジン音が気になる人や好きな人、スポーツエグゾースト付きの中古車をお勧めします!

Porsche 718 Boxster T
鮮やかなグリーン。ケイマン・ボクスター・911のようなリアエンジン車もとても興味があります。NAエンジンのモデルがあったらしく、ディーラーさん曰く神の咆哮だとか。しびれますね。。

ポルシェ公式サイトの注意書きもしっかり見ましょう

あと、スポーツクロノパッケージです。

エンジンの出力とシャシーがよりスポーティになるオプションです。走りがもっと楽しくなります。

これもポルシェのホームページに載ってますが、あの値段ではできません。

注意書きもよく見てください!

後付けは走行性能を最大限に引き出せません。工場出荷時に付いているほうが走行性能が高いです!

人気のスポーツクロノストップウォッチも後付けできません。ダッシュボードの時計ですね。

あれはただの時計じゃないです。ストップウォッチとかにもなります。

他にもオプションたくさんありますが、最低でもこの2つは付いてる中古車を狙いましょう。

スポーツクロノパッケージ
こちらも大人気オプション。エンジンとシャシーがよりスポーティになります。ローンチコントロールも可能に。後付けは走行性能を最大限に引き出せず、スポーツクロノストップウォッチもありません。

スポーツクロノストップウォッチは後付けできません。。町のクルマ屋さんならできるところもあるようです。

町のクルマ屋さんでもオプション後付けできますが

もっともオプションは、ディーラーのみではなく、町のクルマ屋さんで、コーディング等で対応可能な場合もあります。

お金はディーラーより安い場合もあります。

僕の場合は、値段は期待したほど変わらなかったです。

純正部品を使う場合、ものによってはディーラーのほうが10万以上安い場合もあります。

まずはディーラーに相談すると良いと思います。

納期は、ディーラーも町のクルマ屋さんも同様です。

どちらも海外から仕入れますので、時間がかかります。

改造はポルシェ保証が無効になる。すべてポルシェが判断。

ただ、クルマ屋さんに依頼する場合、良いお店を選ばないと、ポルシェ保証が無効になる可能性があります。

最低でも純正のパーツやテスターを使わないとダメです。

ポルシェ保証は改造すると無効になります。

社外品NGです。改造扱いになります。

また、改造に該当するかどうかは、すべてポルシェ判断になります。

ですので、ご自身の責任でお願いします。

町のクルマ屋さんで後付けしたことはわかる

たとえば、町のクルマ屋さんで取り付けたことは、車体番号や購入時のオプション、整備履歴等でわかります。

神奈川県内のポルシェセンターで聞いたお話ですが、最近のポルシェは保証関連に厳しいみたいです。

今は許されてることが、今後ダメになる可能性はあります。

たとえば、最近ですと、カープレイをワイヤレスにするものです。

以前はOKでしたが、いまは保証無効になるみたいです。

ただ、このあたりはうまくやってくれるディーラーもありますので、いろいろ相談してみると良いです。

町のクルマ屋さんのなかにも、「ディーラー保証のトラブルが発生した場合も責任もちません」ってちゃんと書いてくれるところもあります。

できるだけ、いろいろ教えてくれるクルマ屋さん、相談にのってくれるクルマ屋さんにしましょう。

Porsche Macan Porsche Cayenne
フロントやフォルムはマカンのほうが好き。こうやって見比べると、本当に横幅6cmくらいしか違わない?もっと差があるように見えるけど、撮り方が偏ってたかな。白は膨張色だからかな。

2つめ 保証

2つめは保証です。

保証を付けたい人は、ディーラーの認定中古車を狙いましょう。

カーセンサーやグーネットでポルシェを探してる人は、たくさんいると思います。

僕もそうでした。

3rdパーティ保証もカバー範囲は広く安価なものも多いですが、「原則社外品で修理」「中古部品で修理する場合も」「ポルシェのような外車は制約も」といった特徴があります。

アプルーブド保証と3rdパーティ保証の違いについてはこちらにまとめています。

ポルシェのアプルーブド保証は3パターンある

ポルシェの保証「アプルーブド保証」にはパターンが3つあります。

・新車保証(新車購入から3年間保証)

・延長(中古車)保証(新車保証が終了した後の継続保証)

・スタンドアローン保証(新規で加入する保証)

僕は3つめのスタンドアローンに加入しました。

カーセンサーでマカンを買った後にディーラーで保証を後付けです。

ただ、どんなに程度の良い中古車でもけっこうお金がかかります。

僕の場合、30万ちょっとでした。

アプルーブド保証に加入できない場合がある

また、保証加入には条件があります。

初年度登録から15 年まで・走行距離20万 km以内ですが、111項目のチェックというのがあります。

これがとても厳しいです。

これをクリアしないとアプルーブド保証は受けられません。

「この部品はまだ使えますが、認定基準を満たさないので交換しましょう」とディーラーに言われたら、交換しないとダメなんです。

保証がつけられません。

検査するだけでもお金かかります。

カーセンサーやグーネットを見ると、ポルシェの内装・外装は確認できますが、エンジンやミッションの調子、ブレーキパット残りとかはわかりません。

もし、町のクルマ屋さんでポルシェを買うなら、そういうこともちゃんと教えてくれるクルマ屋さんが良いと思いますが、いちばんよいのはディーラーの認定中古車です。

保証を付けたい人は、ディーラーの認定中古車を狙いましょう。

アプルーブド保証のパンフレット。延長保証1年10万円~ですが、フェラーリは保証1年70万円~らしいです。ポルシェは良心的!

最後の3つめ  ポルシェ沼

これが一番やばいです。

僕はマカンを買う直前まで、ポルシェなんて自分には関係ない世界と思っていました。

そのため、とりあえず程度のよいマカンを安く買えればいいというくらいの気持ちでした。

でも、ポルシェ。めちゃくちゃ面白いです!

実際に運転して普段使いすると、いろんな体験があって、どんどん好きになります。

そうなると、今までどうでもよかったことが、そうではなくなります。

僕の場合オプションやエンジンです。

ポルシェ製のエンジンなのか、どうかなど、事前に少し調べていましたが、そういうことを意識するようになりました。

ここにはまりだすと、本当にお金も時間も飛んでいきます。

皆様のカーライフがハッピーでありますように!

SellCa(セルカ)でポルシェマカンを売りました!結果は…?!

このサイトで取り上げてきた前期マカンSを売りました。

買ってから数か月でお別れです。

新品のポルシェ認証N1タイヤにアプルーブド保証加入、消耗品交換済みで走行距離1万の低走行。

エンジンも絶好調で車内外とても綺麗に使っていました。

今までいろいろ記事を書きましたので、売った理由はご想像どおりかと思いますが、ポルシェ沼です。

もっとエンジンサウンドを食らいたい!もっと加速を楽しみたい!いろんなオプションを味わいたい!

興味がない人からすれば、まったくもって「もったいない」の一言ですが。。

気持ちがわかる人からすれば「いいね!」となるはずです?笑

この先もずっと乗るのであれば、より良い体験を求めての決断でした。

見納め。。いつ見てもかっこいいな。ポルシェの楽しさを教えてくれてありがとう!

動画で知りたい方はこちら!査定の様子やオークションの動画です。

カーオークションSellCaで予想していなかったエリアから落札されたメールが届いた時にとっさに出た声(実録)

インターネットオークションSellCa(セルカ)

SellCaは、自動車に特化したインターネットオークションです。

オークションといっても、ヤフオクのようなBtoCやCtoCではありません。

クイック・ネットワーク株式会社という企業が運営するCtoBtoBのオークションプラットフォームです。

僕らユーザがSellCaに申し込むと、インターネットオークションで、全国7,000のクルマ屋さんにオークションをかけられるというものです。

手続きや電話メール対応も、基本SellCaのみです。※陸送対応は業者さんと別途

便利でいいですね。

最近は、自動車だけでなく、ブランド品などもCtoBtoBが充実しているようです。

自動車系で同様のサービスは他にもありますが、以下のようなポイントで使うことにしました。

・参加しているクルマ屋さんが多い

・住んでいる地域以外のクルマ屋さんにリーチできる

・実際にオークションの様子をWEBで見れるLIVE感

・ネットオークションをやったことがない なんとなく楽しそう

・希望額に届かなければ売らなくても良い その場合は無料

・相場等を考慮してプロが開始価格を決めてくれる

・成約手数料は取られるけど許容範囲(33,000円~)

・査定1社のみで良い

・電話地獄がない

・各社とスケジュール調整しなくて良い

・一括査定より高く売れるかも知れない

※執筆当時の条件です。最新の条件は同社WEBサイト等でご確認ください

いろいろ書きましたが、一番興味があったのが最後の「一括査定より高く売れるかもしれない」です。

一般的な自動車買い取り業者は、ユーザから買ったクルマを、オークション等で売り、その差額で儲けているそうです。

SellCaは、その買い取り業者を省くことで、中間マージンを省き、それをユーザに還元することを目指しているようです。

Porsche 718 Boxster T
グリーンのモデルネームが素敵

少し前に別のクルマを売った時は、大手中古車販売サイトの一括査定を利用しました。

対面オークションをさせていただいたこともあり、希望額より少し高く売れましたが、いろいろ手間がかかりました。。

申し込んだ瞬間から携帯は鳴りっぱなし。

なるべく多くのクルマ屋さんが査定に来れるように、各社とスケジュール調整。

「他社より一足先に査定させてくれ」「この電話で決めてくれたら+●万確定」等のお断り対応etc

そんなこともあり、今回はインターネットオークションのSellCaで売ることにしました。

前回の対面オークションの様子。名刺の裏に書いてもらう一発決め。通常査定より高くなりやすいが、当日までの準備はとても大変。近隣店舗しか査定できない。

申し込みから査定日の決定まで約10分

SellCaに申し込むと、電話がすぐにかかってきます。

希望する売却時期や金額等を聞かれ、査定日のスケジュールが決まるまで約10分でした。

超効率的でいいですね。

空いた時間で洗車し、査定に備えます。

LINEの回答は数時間かかる スケジュールに余裕をもちましょう

申し込みから最初の電話、査定日決定までとても早いのですが、その後、LINEで質問しても回答に数時間程度かかります。

査定日や待ち合わせ場所の変更等は、スケジュールに余裕を持ちましょう。

また、最初の電話に折り返しても、担当にはつながりません。

「新規申し込みの方は1を・・」のようなアナウンスから始まり、その後の手続きを終えても回線が込み合っており、待ち時間がかなり長いです。

査定担当の電話番号も査定決定のメールに書いていますが、050から始まる番号(IP電話でしょうか)で、通常の携帯電話とは異なり、電話をかけても直接つながりません。

査定担当に直接電話したい場合、査定担当から受電した番号(僕は070始まりでした)にかけるとつながります。

疑問点や困りごとがあれば、早めに伝えておくのが良いです。

申込完了画面からLINEのQRコードを表示し、スマホで登録するとLINEでもやりとりできます。

ただ、サポートセンターに質問しても、回答に数時間程度かかります。

メールも同程度かかります。

査定申込後等のお問い合わせは余裕をもったスケジュールをお勧めいたします。

査定は約1時間で終了

指定場所に到着すると、ちょうど査定担当も到着したところでした。

1日複数の査定があり、渋滞にも巻き込まれたようで、予定より1時間ほど遅れて開始です。

遅れる場合は、こまめに電話もいただけますが、できれば査定日は用事を入れずに空けておいたほうが無難です。

夜になると、暗くて写真映りが悪くなったり、査定に響くことを気にしていましたが、お話を聞く限り、しっかり査定して記録するので、よほどでない限り、あまり影響はなさそうです。

とはいえ、日が暮れかかっていたので、まずは写真撮影を進めてもらうことにしました。

SellCaのナンバープレートを付けて撮影。大きい公園の駐車場等がお勧め。査定しやすいそうです。

いろんな角度から撮影。キズ凹みも同時にチェック。天井は修復が難しく、他の箇所より念入りにチェック。

下ものぞいてチェック。

ネジを外した形跡等がないかチェック。形跡があると修復アリの疑い。

境目をチェック。ピタリと綺麗に密着していない場合、修復アリの疑い。

後方からも下をチェック。写真では省略してますが、査定は徹底。

ドアの付け根もチェック。ネジ外しや修復の疑いがないか。

ボンネットも開けてチェック。不自然な形跡がないか。ある部分の色を見て、工場出荷の状態であることもチェック。

不自然な形跡がないか徹底的にチェック。

サイドのゆがみをチェック。

タイヤ周りは当たりやすく、修復されやすい箇所。

反対側もチェック。

専用機械で、塗料の厚さをチェック。薄さ厚さではなく、均一でムラがないかチェック。

タイヤ周りは修復しやすい箇所。

こんな感じで塗料の厚みを数値化。

バックも厚みを計測。

厚みがおよそ均一かチェック。先ほどの数字と異なるが問題ないレベル。

このように徹底的にキズや凹み、修復の疑いがないかチェックされます。

査定担当はプロなので、隠しても無駄です。

修復歴や不具合があれば、必ず事前に申告しましょう。

査定の間、ヒアリングシートの記入を求められます。

内容は簡単で、通常のクルマであれば、問題ないと思います。

1枚目下部のセールスポイントはしっかり書いたほうが良いです。

オークション出品時に入札の判断材料になります。

ヒアリングシート1枚目。セールスポイントは大事。

ヒアリングシート2枚目。こちらも簡単な内容。

査定の同意書。本人確認書類の提示も必須。

オークションの開始価格はSellCaが決める

出品時に決めておく価格が2つあります。

オークションの開始価格と売切価格です。

開始価格は、オークションが始まるときの価格です。

SellCaが決めます。ユーザは決められません。

開始価格のベースは市場価格です。

市場価格は、その場でスマホで調べてくれます。

メーカーやモデル、年式、ボディ色、走行距離等を入力すると、直近の事例?で目安がわかります。

通常の買い取り業者は、市場価格を開示しませんが、SellCaは開示することも特徴とのこと。

ただ、僕のマカンは、年式が古いわりに走行距離がとても少なく、検索にHITしませんでした。

そのような場合、年式等に幅を持たせて再検索して、およその価格を割り出します。

割り出した市場価格をベースに、そこから一定のルールで四則演算して割り引くといった感じです。

SellCaとしては、成約することがビジネスなので、開始価格は市場価格より低めに設定します。

ユーザの手数料は成約価格によらず固定ですが、クルマ屋さんは成約価格に応じた手数料を払う仕組みです。

契約書のこれらを決めないと出品できない。査定当日に決められなければ持ち帰りOK。事前に決めておくとスムーズ。僕は決めずに持ち帰り。

とても難しい売切価格の設定

難しいのは売切価格です。

「この価格を超えたら売買成立」となる価格です。

成立すると原則キャンセルできません。

ペナルティを払えば可能かもしれませんが、原則不可と捉えたほうが良いです。

とはいえ、高くしすぎると、売れません。

売切価格に達すると、売切ランプが点灯し、クルマ屋さんにもわかるそうです。

ランプが付くと、必ず買えるとわかり、入札に勢いが付くそうです。入札数は約2倍になるとか(SellCa調べ 動画1分16秒あたり~ 同社のYoutubeにリンクします)

先に述べた通り、僕のマカンは案件がHITせず、市場価格はわかりませんでした。

日系自動車メーカーのSimulatorで予測してみる

Lexusや日産※のWEBサイトで下取り価格をシミュレーションできますが、それぞれロジックが異なり、価格も異なります。※25年3月終了

例えば、LexusのWEBサイトでマカン下取り価格は、約200万でした。

Lexusでは、モデルイヤーは指定できますが、走行距離を指定できません。

おそらく年式から平均的な走行距離を仮定していると思われます。

ですので、年式より走行距離が少ないor多い個体は評価しづらいです。

一方、日産は走行距離を指定できるタイプで、約280万でした。

僕のマカンの場合は、こちらが相場に近いと思います。

日産の下取り参考価格のイメージ。走行距離が多くなると価格は下がるが、もっと下がると思っていた。走行距離が短いことはイメージアップになるが、価格へのアドバンテージはそれほどなさそう。※距離以外の条件をそろえて試算

僕のマカン 走行距離1km増えるごとに下取り16円減の試算

目安も回帰分析(統計です)で出してみました。

走行距離1km増えるごとに下取り0.0015716万円(約16円)減ります。

理論上は「1万km増えても16万しか査定変わらない」ということになります。

この試算結果は意外でした。

たぶん1万km未満か超かのほうがインパクトありそう。※査定をイメージしやすいように、執筆当時の僕のマカンで試算したものです。市況や車種等により異なりますので、皆様のクルマには当てはまりません。

最後は「決め」でしかない

ただ、Lexusと日産どちらの査定も、ポルシェ特有のオプションは反映できません。

最後は決めでしかなく、売切価格は多めに350万円にしました。

売切価格は、オークション開催中に下げることができます。

管理画面でボタンを押して、現在の価格で売切OKとするか、査定担当に引き下げてもらうよう依頼します。

売切価格は、上げることはできません。ご注意ください。

延長距離は、査定後にどれくらい走行するかのバッファです。

柔軟な仕組みで良いですが、この距離を超えて走行すると、減額やキャンセルされる可能性があります(契約書に記載)。

超えないようにしましょう。

僕は1万km未満で出品したかったので、そのように申告しました。

条件を決めたら出品

オークションの管理画面。僕のマカンは評価4.5 開始価格229万円。おそらくSellCaは市場価格300万程度で評価。

出品条件をFIXすると、SellCaからメールが届きます。

メールの案内に従い、出品手続きをします。

評価4.5の定義は公開されていませんが、SellCaのページに概要があります。

「4評価は使用感があるが問題のない状態」とありますので、4.5は問題なしのようです。

情報が更新されると、その都度サポートからメールが届く。入札も通知されるとのこと。

出品したら開始を待つだけ

開始時刻は決まっていますが、終了時刻は目安しかわかりません。

僕の場合、「10時開始、14時以降に終了。車両毎に終了時間が異なりますので、正確な時間はオークション開始時に決まります」とメールに書いてありました。

査定担当によると、一度に同時に2つオークションが開催されます。

オークションが盛り上がると終わらず、終了時間が後ろ倒しになります。

そのため、後続のオークションも後ろ倒しになるということです。

どのオークションから始まるかはランダムとのことですが、おそらくなんらかのルールで開催していると思われます。

僕がオークションを管理する立場だったら、モデルや年式等で入札数を予測して、盛り上がりそうな案件から開始すると思います。

スマホからもアクセスできる。※画像はiPhone

オークションがスタート!

ダイジェストです。

開始5秒前。ハラハラドキドキがピーク。

スタート!・・・・あれ?始まらない。

しばらくこの画面が続き、画面がバシバシっと更新されました。

入札されました!でも、開始まで4時間34分となっている?

284万まで入札されました!画面表示も適切に。

オークション開始直後は画面切り替え等でタイムラグがありそうです。

入札通知が届く!

ちょうど同じ頃、サポートセンターから入札通知が届いていました。

入札されるたびにメールが届きます。

千葉のクルマ屋さんが最初の入札。開始直後に、日産シミュレーションの査定額をクリア。

売切りランプを手動で点灯させてみる

先日、査定担当から「朝一で売切りランプが付くと、「やる気だな!」と買い手も熱が入り、注目されやすくなる」と聞いていました。

オークションが盛り上がってほしいので、画面から操作しました。

画面右下の「売切ランプを点灯する」をクリック

「ランプが点灯し売却確定」「取り消し不可」の注意表示

「上記内容に同意しました」にチェックして、決定ボタンをクリック

「売切価格を超えました!」の表示。ランプが点灯し、全国のクルマ屋さんに売る決意があることを知ってもらえます。

これが吉と出るか、凶と出るか、、

しばらく値動きなかったが、終盤に向けてラストスパート

しかし、その後しばらく値動きしませんでした。

終了まで1時間を切り「こりゃミスったかな・・・」と思ったその時でした。

入札された!

また入札!だんだん間隔が短くなってきた。

と思ったら、またここで入札がとまり、、

残り10分に突入・・・

入札!+5000円。皆さん刻みますね

残り5分切ったところから頻繁に入札。

結果は…?!

313万円で落札されました!

朝一から売切ランプを点灯し、終了まで合計40件以上の入札でした。

結果は313万円で、予想した相場より高値になりました!

入札通知を見ると、最初に入札してくれた千葉のクルマ屋さん、その後に続いた東京のクルマ屋さんが最後まで盛り上げていただきました。

そのほか大分、徳島、静岡など全国から入札があり、このあたりSellCaに期待通りの結果でした。

一括査定で訪問してもらえるのは近隣県のみなので、広くリーチできますね。

最終的には、千葉・東京のクルマ屋さんではなく、別のクルマ屋さんが成約となり申し訳ない気持ちですが、ユーザとしてはLIVE感を楽しめたのも、期待通りでした。

朝一から売切ランプを点灯する効果はある?

入札40件以上でしたが、これが多いか少ないかはわかりません。

ランプを点灯した効果がわからないと思っていたところ、ちょうど査定担当から電話がありました。

そのあたりも聞いてみたところ、「このクラスなら通常は~20件程度」とのことで、古い年式でしたが、無事にお譲りすることができました。

車種やグレードなど条件によりけりと思いますので、皆さんが利用しても再現できる保証ありませんが、選択肢の1つとしてはありだと思います。

売切ランプを点灯すると、「売買成立」「売却確定」「取り消し不可」ですのでご注意ください!自己責任でお願いいたします。

9999kmで止めた走行距離。我ながらお見事。。お別れの悲しい気持ちを、ぼかしで表現したかのように見えますがiPhoneレンズが汚れただけでした。マカンさようなら!ポルシェの楽しさを教えてくれてありがとう!次のオーナーにも可愛がってもらって!

カイエンターボクーペが欲しい!やっぱりポルシェ製エンジンかも!

前期マカンSにスポーツエグゾーストやスポーツクロノを後付けしたいものの、スポーツクロノストップウォッチが後付けできないなど、その後の展開を考えると伸びしろがありません。

マカン3GTSに乗り換えを検討しましたが、エンジンサウンドが綺麗というか、大人しい印象があり、決断できませんでした。

欲しいオプションが揃った中古車もなかなか出ず、家族が欲しいオプションまで含めるとなおさらです。

前期のターボパフォーマンス等も同様で、年式が古くなるほど走行距離も多くなり、条件を満たす中古車が見つかりません。

そのあたりのお話はこちらでご覧いただけます。

カイエンターボクーペ!エンジンもオプションも理想的

そんなこんなで悩んでいた時、たまたまYoutubeでカイエンクーペを見ました。

いろんなポルシェのエンジンサウンドを探していたのですが、そのYoutubeではカイエンターボクーペを特集していて、ポルシェ伝統のV8エンジンと言ってました。

そこからV8エンジンがポルシェの伝統ということを知り、音も聞きましたが、出力550PSのエンジンサウンドもマカン3GTSとケタ違いでした。

まさにこれです!この音を求めていました!

前期マカンSの野太くて武骨なエンジンサウンドを、さらに野太くしたような音!

マカン3GTSのエンジンサウンドが綺麗で大人しいと書きましたが、マカン3のAudi製エンジンとポルシェ製エンジンとの構造というか、思想も含めた違いが表れているのかもしれません。

オプションも充実で、マカンならオプション扱いになる装備が標準仕様になります。

スポーツクロノやPASM、パノラマルーフ、ポルシェエントリー、ステアリングヒーター、シートヒーター(フロント・リヤ)など、僕や家族が欲しいオプションが必ず付いています。

スポーツエグゾーストはオプションで、スポーツエグゾーストが付いている個体を探せばOK。とても楽になりました。

区分マカン3GTSカイエンターボクーペ
型式J1NUAE3K40A
マストの装備オプション扱い。中古車ではフル装備を探すのが大変。スポーツエグゾースト以外は標準装備。スポーツエグゾーストの有無だけチェックすればOK。
エンジンV6・440馬力・Audi製V8・550馬力・ポルシェ製

カイエンGTSクーペもあるが、欲しい装備がオプション扱い。エンジンのデチューンも。

カイエンクーペにはGTSもあります。

ターボと同じV8エンジンですが、460馬力にデチューンされています。

GTSはスポーツエグゾーストが標準ですが、ステアリングヒーターやシートヒーター(リヤ)はオプションとなり、マカンと同じように探すのが大変そうでした。

そこで、カイエンターボクーペを狙うことにしました。

スタイルもマカンに似てかっこ良いです。

カイエンはお尻が箱型に近く、僕の好みではなかったので、候補から外していましたが、クーペタイプがあったとは!

ということで、ディーラーに見に行きました。

Porsche Cayenne Turbo Coupé
お尻が下がり気味でいい感じ。可動式のリヤスポイラーは時速90km以上で立ち上がるなんてかっこいい!

 

Porsche Cayenne Turbo Coupé
フロントもマカンそっくりでかっこいい。何回見ても見分けられないし、街中で見てもマカンと間違える。

まさに理想でした!

エンジンサウンドを聞きたかったのですが、バッテリーあがりということでお預けになりました。

ただ、、、お値段もターボで、気になるのはそこくらいですね。。

なんとかして、お値打ちのカイエンターボクーペを見つけたいです。

前期マカンから何に乗り換えるか

スポーツエグゾーストの後付け費用は約70万円です。

気軽に出せるレベルではないですし、何より、後付けすると、スポーツクロノなども欲しくなることが目に見えています。

そうなったときに、スポーツクロノ後付けは工場装備より性能・装備も劣るため、スポーツエグゾーストの後付け70万円が活かせません。

そのため、乗り換えを検討中ですが、マカン3はエンジンサウンドが綺麗すぎて好みではなく、躊躇しています。

そのあたりのお話は、前回まとめていますので、こちらをご覧ください。

マストなオプションは?

乗り換え候補をしぼるにあたり、まず、自分にとって大事なポイントを考えました。

次のオプションは必須で、あとはお金との兼ね合いになります。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

スポーツエグゾースト
言わずと知れた大人気オプション。前期マカンの購入前は、その価値を知りませんでした。後付け約70万円・・・
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

スポーツクロノパッケージ
こちらも大人気オプション。エンジンとシャシーがよりスポーティになります。ローンチコントロールも可能に。後付けは走行性能を最大限に引き出せず、スポーツクロノストップウォッチもありません。

スポーツクロノストップウォッチは後付けできません。。

エアサス&PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメントシステム)
こちらも大人気オプション。スポーツクロノと組み合わせることで、よりスポーティな走行に。振動や揺れも大幅に軽減されるようです。後付け不可?

パノラマルーフ
開放感が素晴らしいです。家族の要望も強く、次も絶対に欲しいオプションです。後付け不可。

シートヒーター(フロント及び リア)
僕のマカンはフロントのみです。リアシートに乗る奥さんがとても寒がりで、乗り換えるなら絶対欲しいオプションです。後付け不可。

ポルシェエントリー
キーレスエントリーです。今まで使ったことがないので憧れですね。後付け不可?

ステアリングホイール(ヒーター付き)
前期マカンは、エアコンの風が、ちょうどステアリングホイールに当たり暖かいですが、マカン3など新世代モデルは風が当たらず冷たいらしいです。これはマストではなく、あれば良いですね。

あとは、エンジンと走行距離ですね。

馬力もマストで、前期マカンSの340ps(250kW)以上が欲しいです。

ポルシェ製のエンジンならなお良いです!

走行距離は5万KM以内で、PCMのバージョンも落としたくないので、モデルイヤー2017以降のマカン狙いです。

Sに乗ってるので、乗り換えるならGTSかターボ狙いです。

この条件を満たすマカンを探す

中古車の場合、オプションは個体によりけりなので、在庫は運任せになります。

そこで、馬力やエンジンなどから、以下を探しました。

モデル型式馬力エンジン
後期GTSJ1NUA440PSAudi
中期ターボJ1L29440PSAudi
中期GTSJ1L29380PSAudi
前期ターボパフォーマンスJ1H3440PSポルシェ
前期ターボ95BCTL400PSポルシェ
前期GTSJ1H2360PSポルシェ

中期のエンジンサウンドも聞きましたが、後期GTSと同じように、おさまりが良いというか整った印象でした。

おのずと前期を探すようになり、馬力が今より大きくUPするターボを狙いました。

ただ、探し始めて気づいたことは、在庫が全然ありません。

たまに出てきても、希望するオプションがなかったり、オプションはあっても多走行だったり。。

一方、年式の新しい後期GTSは在庫が多いものの、希望するオプションがなかなかそろいません。

特にシートヒーター(フロント及び リア)は、ほとんど出ません。

このあたりのオプションは、中古車を選ぶ限り、なかなか難しいですね。

やっぱり前期マカンのエンジンサウンドが後期マカンより心地よく聞こえる

前期マカンにスポーツエグゾーストの後付けを検討中です。

ただ、前期マカンの場合、約70万円かかります。

また、僕のマカンにはスポーツクロノも付いていません。

スポーツクロノも後付けできますが、ダッシュボードのストップウォッチは後付けできません。

スポーツクロノの後付けはMAXパワーが引き出せず、工場装備より走行性能が劣ります。

そんなことを考えると、後付けより、マカン3に買い替えたほうが良いかなとも思っています。

マカン3はインテリアやコンソール、エクステリアも新世代。

そんなことを考え、先日、マカン3を見に行きましたが、気になったのがエンジンサウンドです。

そのあたりのお話は、こちらにまとめておりますのでご覧ください。

どれくらいエンジンサウンドが異なるか聞き比べてみた

前回のお話では、ディーラーでマカン3のエンジンサウンドを聞いた印象を書きました。

でも、その場でマカン3と聞き比べたわけではありません。

あくまでマカンのエンジンサウンドを思い出しながらといった感じです。

そこで、なるべく同じ環境で比較できるように動画を作りました。

いずれもiPhoneで、マフラーの右後下方向から撮影したものです。

画像があると、先入観が入ってしまうので、画像はありません。

音が2回聞こえます。皆さんは、どちらが心地よいですか。 

※どちらが前期マカン・後期マカンなのかは、この記事の最後に書いています。

野太いのは前期マカン、綺麗なサウンドは後期マカン

僕には、前期マカンのほうが心地よく聞こえました。

後期より粗くて野太いエンジンサウンドです。

一方、後期は、おさまりのよい綺麗なサウンドです。

インテリアやエクステリアが新しくなるのは嬉しいですが、エンジンサウンドはとても大事なポイントの1つです。

エンジンサウンドにポルシェっぽさを感じており、それありきのインテリアやエクステリアという感じです。

それが理由で乗り換えに踏み切れません。

まいりましたね。。

2分間ポルシェのエンジン音を聞きながらマフラーを眺める動画

解決にはなりませんが、こんな動画も作ってみました。

2分間ポルシェのエンジン音を聞きながらマフラーを眺める動画です。

定点で本当に変化のない動画ですがどうぞ!

1つ目の動画の答え 1回目:前期マカンS(95-BCTM) 2回目:後期マカンGTS(J1NUA)

ポルシェ製のエンジンにこだわるべき?マカン3のエンジンサウンドがマカン前期より小さく聞こえる理由が他にもあった

ポルシェ製のエンジンにこだわりますか?

いま乗っている前期マカンにスポーツエグゾーストの後付けを検討中です。

ですが、お金を出すなら、マカン3への乗り換えも検討しています。

そこで先日、ディーラーにマカン3(MY2022~・後期)を見に行きました。

まさにポルシェ沼ですね。。

車選びのポイントは人それぞれですが、僕は見た目やエンジンサウンド、馬力などです。

前期を買って、中期・後期を買わなかった理由は、前期のエンジンがポルシェ製だったこともあります。

そのお話について以前ふれており、ご興味ある方は以下よりご覧いただけます

前期マカンは、Audiとプラットフォームを共有しており、例えばタイヤハウスを覗くとAudiのマークが見えます。

部品の20%~30%はAudiと共通という話も聞きますが、エンジンは走りへの影響が大きいイメージがありました。

そのため「ポルシェに乗るなら、ポルシェ製エンジンがいいな」と考えていました。

でも、マカン3を検討するようになり、まずはAudi製エンジンの音も聞いてみたいと思いました。

Youtubeでは、マカン3のエンジンサウンドがたくさんUPLOADされています。

マカン3のGTSは440馬力で、ガソリンシリーズで最高出力です。

ただ、PCやテレビのスピーカー越しでは迫力がなく、実際のところよくわかりません。

なんとなく、前期マカンより、エンジン音が綺麗というか、整っている印象でした。

マカン3に乗り換えを検討していたこともあり、ディーラーに見に行くことにしました。

マカン3はエンジンサウンドが小さいかもしれない・・・

GTSの運転席に座り、イグニッションをONにしました。

「ブロロローンッ」

コールドスタートでエンジンがうなります。

「(エンジン音が小さいかも・・・)」

それが第一印象でした。

少し気持ちが冷めてしまいました。

マカンのアイドリングはバルブが開きます。

アイドリングで回転数を上げたときに聞こえるエンジンサウンドが、ほぼ限界だと思っています。

前期マカンより高出力のエンジンですが、おそらく効率的で高性能です。

それが影響して、エンジンサウンドが小さく聞こえるのでしょうか。

Audi製のエンジンだからでしょうか。

理由がわからずもやもやしたまま帰宅し、いろいろ調べました。

そこであることに気づきました。

騒音規制も影響 マカン3は91db 前期マカンは96db

日本の車検には騒音規制があります。

近接排気騒音というものがあり、販売時期や自動車種別等でMAXのdbが決められています。
※厳密にはMAXではなく、3750回転ですが、説明を優先してMAXとしています。

それを超えると車検がとおりません。

年々規制が厳しくなり、MAXのdbがどんどん小さくなっています。

マカンのような少人数の乗用自動車(リヤエンジン除く)の場合、次のように定められています。

まず、前期マカンは96dbがMAXです。

これは、前期マカンが平成10年騒音規制の対象だからです。

一方、マカン3は、91dbがMAXです。

マカン3が平成28年騒音規制の対象だからです。

つまり、MAXのエンジンサウンドが5db小さく、おそらくこれもエンジンサウンドが小さく聞こえた原因だと思っています。

前期マカンの車検証。96db。

マカン3の車検証。91db。

5db小さくなることは、音源から約2m離れることに等しい

「5dbなんて誤差でしょ。体感かわらないよ!」

そう思っていましたが、減衰という音の大きさと距離を表す関係式で数値化できるようです。

距離が離れると、どれくらいdbが小さくなるか=20×log (音源からの距離÷1メートル)

※logは対数です。ぎゅっと圧縮するというイメージです。
※参考文献 環境省 九州地方環境事務所  騒音セミナー第1日_配布用_20160209.pptx(半自由音場における距離減衰式) (環境省のサイトにリンクします)
どれくらい音dbが小さくなるか音源からの距離
約6.0db2m
約9.5db3m
約12.0db4m

この式で計算すると、音源から2m離れると音は約6db小さくなります。

言い換えると、マカン3から聞こえるMAXのエンジンサウンドの大きさは、前期マカンから約2m離れて聞こえるMAXのエンジンサウンドと同等になります。

マカン3のエンジンサウンドが大人しく聞こえた理由はこれかもしれませんね。

車を取り巻く環境は日々変化しており、いまの時代としては仕方のないことだと思います。

ポルシェ製のエンジンにこだわるか、どうか

先ほどのdbの話は、エンジンサウンドの大小に関わる話でした。

ポルシェ製のエンジンか、Audi製のエンジンか、その点がサウンドの大小にも影響しているかはわかりません。

先ほどの通り、マカン3に乗り換えると、エンジンサウンドの大きさでいうと、MAXは確実に下がります。

音の大きさ以外では、綺麗さというか、おさまりが良いというか、そのあたりが感覚的に異なる気がしました。

もしかしたら、それがポルシェ製のエンジンと、Audi製のエンジンの違いかもしれません。

マカンのエンジンがAudi製になったと知った時、僕はマカンがポルシェのメイン車種ではないからと思っていました。

もちろんこれは、フォルクスワーゲングループの効率化に波に乗った話なのですが、マカンだけAudi製のエンジンにされたのならば、余計に気になるところです。

ところが、海外のあるYoutubeでこんなとが言われていました。

「新型マカンと2代目パナメーラ4Sは同じエンジン」

つまり、パナメーラ4SもAudi製エンジンというのです。

「そんなことある?」と思いつつ、仕様を調べると、、

マカン3GTSパナメーラ4S
排気量2894cc2893cc
最高出力440ps440ps
最大トルク550(56.1)n・m(kg・m)/5600rpm550(56.1)n・m(kg・m)/5500rpm

似てますね。。。

この話の真贋わかりませんが、仮にそうだとすると、ポルシェ製以外のエンジンを採用することは、マカン以外にも進んでおり、避けられない流れなのかもしれません。

逆もしかりで、ポルシェ製V8エンジンをフォルクスワーゲングループに共有しているとしたら、まさにボーダレスです。

ポルシェ製エンジンにこだわることも良しですし、ポルシェの流れに乗ることも良しだと思います。

いずれにしても、ポルシェを検討中の方も、すでに保有している方も、皆様のカーライフがハッピーでありますように!

スポーツエグゾースト システムが欲しい!

先日投稿しましたが、僕のマカンは前期Sで、エンジンのスタート音は心地よいです。

その投稿にもあるとおり、エンジン音はクルマ選びのポイントの1つになっています。

マカンを買う時に、「ベース2.0」「S」それぞれのエンジン音を聞き比べましたが、音がまったく異なりました。

控えめに言っても別物と感じました。

皆さん好みがあると思いますが、僕は「S」のほうが心地よいサウンドです。

お腹に響くようなエンジン音がする「S」を選びました。

※以前はマカンのオプション画像を掲載しておりましたが、著作権の関係で、マカンから乗り換えたカイエンターボクーペの画像に差し替えております。マカンのオプション画像ではございません。

中古車購入時にはスポーツエグゾーストの良さを知りませんでした。後付けを検討中の人気オプションです!
画像右下の虫眼鏡みたいなマーク(マフラーです)

エンジンスタートからしばらくすると「おしとやか」になる

ただ、理由はわからないのですが、エンジンスタートからしばらくすると、とても「おしとやか」になります。

いろいろ調べてみると、一定秒数が経過すると、エンジンの回転数が自動で小さくなるようです。

また、たしかなことはわかりませんが、マカンのマフラーテール(先端部分)内にフラップがあり、これが自動で開閉することも関係しているかもしれません。

マカンのマフラーテール(スポーツテール)は4本あります。フラップは一番右側にあります。

 

他のマフラーテールにはフラップがみあたりません

エンジンの回転数を自動で調整して、排気量をコントロールしているわけですが、おそらく騒音規制等の法的要件に対応するためかもしれません。

一定の条件下(走行方向に直角に車両中心線から左側7.5mに離れているところに、地上1.5mの高さの位置等)で、上限値が決められているようです。

スポーツエグゾーストはポルシェ純正のオプションマフラーになりますので、問題ありませんが、車検不適合のマフラーもありますので注意してください。

車検を通すマフラーの音量はどのぐらい?騒音規制の概要と対処法を解説(Goo-netのサイトにリンクします)

自動車騒音規制の推移(国土交通省のサイトにリンクします)

スポーツエグゾーストの効果と費用

スポーツエグゾーストの効果と費用についてです。

Youtube等で公開されている方もいらっしゃいますが、スポーツエグゾーストの効果は大きいようです。

特にSPORTモードと併用するとエンジン回転数のベースがあがりますので、相乗効果でさらにONになります。

皆さん一様に「音が変わった!」と言っており、ぜひ僕も付けたいですね。

特に低音が奏でるようで、まさにポルシェサウンドとの評価です。

気になる費用ですが、ディーラー担当様によると、工賃込みで約70万円でした。

70万円。。。費用もインパクトありますね!

スポーツエグゾーストは、まれにディーラーがキャンペーンを実施しています。

ディーラー担当様に確認しましたが、キャンペーンの実施予定なしとのこと。

当面の間、キャンペーン実施は期待できませんが、ぜひとも欲しいオプションですので、ひきつづき情報収集します!

超ガラコの効果

洗車道具も買わなければ!

まだ車は綺麗ですが、そのうち雨も降ると汚れてしまいます。

そこで、Amazonや近所のオートバックスさん・イエローハットさんで洗車道具を買い始めました。

いつもは、だいたいAmazonでポチるのですが、なんと!ただいま東京都限定で、リアル店舗でPayPay等のバーコード決済をして購入すると、PayPay等のポイントが10%還元されるというとんでもないキャンペーンが開催中なのです!

予算に限りがあり、ポイント還元の上限額も決まっています。

このキャンペーンがいつ終わるかわからないのですが、実質10%OFFでカー用品や洗車道具を買えるチャンスということです!

少し話がそれましたが、洗車道具に話を戻します。

洗車する箇所について、ボディはもちろんですが、僕のマカンには天窓にガラスルーフがあります。

マカンのガラスルーフはオプションで、家族の強い希望がありましたので、ガラスルーフ付きの中古車を探していました。

そのため、ガラスルーフも含めたガラス類の洗車道具も検討していました。

近所のカー用品店を歩き回っていたところ、あるものを見つけました。

ガラコより強そうな超ガラコ

写真を撮り忘れ、、開封後に慌ててそれっぽくつなぎました。。

普通のガラコとの違いがよくわからず、、、

調べると、「一番の違いは効果の持続期間」「超ガラコは最新のフッ素処理で強固な固着。効果は約1年持続。」のようです。

これを読む限り、撥水力に差があるというよりは、持続期間が長いことが売りのようです。

僕としては、撥水の強さを期待していたので、少し期待と異なったのですが、塗らないよりは、もちろん塗ったほうが良いですね。

そこで、フロントガラスの助手席側だけ超ガラコを塗り、運転席側は何もせずに放置し、効果の違いを確かめることにしました。

期待する結果は、もちろん、助手席だけ雨をとてもはじき、運転席は通常の見えやすさです。

ABテストのようなイメージです。

僕の地域ではしばらく雨が降っておらず、マカンを買ってから一度も雨が降っていません。

いつ皆さんに報告できるかわかりませんが、いつか雨が降ったらまた報告します!

追記2024/12/22 超ガラコを塗った助手席側の半分が見やすい!

ちょうど昨日、神奈川方面でにわか雨が降るという天気予報を見ました。

そして、この記事のことも思い出し、「これはチャンスだっ!」ということで、雨を求めて、車に乗り込みました。

東名高速を西へ走らせ、川崎を超えたあたりから、「ポツポツ・・」と雨が降り始めたではありませんか!

「天気予報はすごいなぁ」と感心しながら、そのまま横浜ジャンクション、町田インターチェンジへと、どんどん西に進みます。

ですが、、なぜか、雨はぴたりとやみました。。。

そこで、しばらくの間、そのまま東名高速を西に進み、海老名ジャンクションから圏央道に入りました。

そこからぐんぐん北上しましたが、その後もまったく雨は降らず。。

「こりゃダメだな。コンビニでちょっと休憩でもして、東京に戻ろう」と思ったとその時でした!

やっとです。待ちわびた雨。

すぐに車に乗り込み、少し車を走らせたところ、超ガラコを塗った助手席側のほうが、雨をはじいているではありませんか!

ですが、ここでまた一つ問題が。。。僕は運転中で写真を撮ることができませんでした。。

皆さんもぜひ確かめてみてくださいToT

ポルシェのふるさと納税

皆様そろそろ年末ですが、いかがお過ごしでしょうか。

僕はだいたいこの季節になると、いつもやることがあります。

それは、来年のふるさと納税を何にするか、あれこれ調べることです。

和牛や海産物の伊勢海老アワビなど食べ物も好きですが、少し前は富士急ハイランドの入場券など、お得を感じるものをチョイスしていました。

ただですね、ここにきて、とても気になるものを見つけました。

それは、ポルシェのふるさと納税です!

びっくりしました!

「ポルシェのパーツとか、そんなものあったらなぁ」と、あまり期待せずに、ふるさと納税サイトで探していたら、ポルシェ体験なるものを見つけました。

千葉県の木更津市に、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)という施設があるらしいです。

有償にはなりますが、最新ポルシェを運転したり、PEC東京所属?のプロドライバーの方々に、ふるさと納税の特典として、ドライビングを教えてもらえるそうです。

ふるさとチョイスやふるなび等、各サイトから申込できるようです。(PEC東京のサイトにリンクします)

なお、ふるさと納税は、自分の好きな行政に納税できる制度です。(総務省「よくわかる!ふるさと納税」のサイトにリンクします)

つまり、自分が居住する行政に納めるべき税金を、木更津市にふるさと納税することで、911Carreraをはじめ、最新のポルシェを運転できる!しかも、プロドライバーのスクール付き!ということです。

これは面白いですね!

PEC東京のサイトを見たところ、ドライビングスクールだけではなく、納税額により、様々な特典が用意されていました。

PEC東京のサイトには、ふるさと納税各社サイトのリンクも張られています。

一番安いもので7万円(執筆当時)でした。

ただ、7万円コースは「ポルシェ同乗体験とランチ ペアチケット(タイカン)」とあるように、運転はできません。

19万円以上をふるさと納税すれば最新ポルシェを運転できる!

調べると、一番安いもので19万円でした。

19万円以上をふるさと納税すれば、Cayenne Off-Road 、718Boxsterなどから好きな車を選んで運転できるそうです。

ふるさと納税サイトには以下のような記載があります。

どうやら、車種や体験によってPEC東京の定価があり、それらに比例して、ふるさと納税も設けられているようです。

面白そうなドライビング体験もありますが、運転できるものの19万円・・・

けっこう税金を納められるくらい稼いでいる方ではないと、持ち出しが発生しますね。

「持ち出しでもいいから、少しでもお安く乗ってみたい!」という方は、ALL自腹であれば、19万円よりも安い価格で、好きな車種に乗れるようです。

いくつか見たところ、New911 Carreraなどが90分69,000円とあります。

もし、読者の皆さんで体験された方がいらっしゃったら、是非教えてください!

僕もとても興味ありますので、この機会に検討してみます!

マカンのSPORTモード

以前、12か月点検整備を受けた際に、ディーラー担当様から言われたことがありました。

「ぜひ、SPORTモードも試してみてください。普段と違ったドライブをお楽しみいただけると思います。」

気になっていたのですがまだ使っていなかったので、初めて使ってみました。その感想を書いてみたいと思います。

12か月点検についてはこちらにまとめています。

レスポンスが機敏になるSPORTモード

シャワーを浴びながら、ふっとディーラー担当様の言葉を思い出してからというものの、SPORTモードを試したくなりました。

そこで、早めにシャワーを終えて、地図で目的地を探したところ、首都高に深夜もオープンしているPAがありました。

ただ、以前から名前は聞いていましたが、治安が良くないイメージがあったんですよね。。

そこで、ギャラリーで混みそうな週末を避けて、平日夜に行くことにしました。

無風で快適なまっすぐのトンネル

ガソリンを入れて準備完了。

いざ首都高に入りましたが、SPORTモードをONにすることを忘れていました。

左手でコンソールをさぐりながら、SPORTボタンを押した途端、バーンとシフトチェンジされました。

中~高回転域をコントロールするというんでしょうか。

とてもレスポンスが機敏になり、今まで以上に楽しいドライブになりました。

エンジンブレーキも高回転域から早めに利くようになり、車全体でドライブしているような感覚です。

ただ、不思議なことがありました。

中回転~高回転の域でシフトアップすると「ボォンッ」という大きな音がしました。

何回か試したところ、再現できたので偶然ではなさそうです。

ネガティブな音ではなく、どちらかというと、というか完全に自動車らしい心地よい音でした。

いずれディーラー担当様にも聞いてみますが、もし、ご存じの方がいらっしゃったら是非教えてください!

PA内で道をゆずったら、フラッシャーと手ぶり身振りでお礼してもらえるし、みんな車のこと話してて、治安の悪いイメージはすっかりなくなりました!
※プライバシーに配慮して加工しています

2024/12/22追記 「ボォンッ」という大きな音は正常でした

この記事を書いたときにはわかりませんでしたが、あの音についてディーラー担当様から教えていただきました!

SPORTモードをONにして、中回転~高回転の域でシフトアップすると「ボォンッ」という大きな音がしました。

この音について、ディーラー担当様に聞いたところ「排気ガスを吹き上げる時の音だと思います。異常ではありません。」とのことでした!

こんな楽しい車はないですね。マカンを買って良かったです!

マカンのエンジン ポルシェ製?アウディ製?

巷でよく話題になるあの話です

ポルシェ製ではないエンジンがある?

「ポルシェなのに、ポルシェじゃないってどういうこと?」と感じる人もいらっしゃるかと思います。

まず、お話を知らない人に向けて説明いたします。 

マカンは2014年に登場して以来、現在まで毎年発売されています。

ただ、仕様や価格は都度改定されており、同じものが毎年販売されるとは限りません。

一部ではありますが、マカンのモデル変遷は、おおむね以下のようになります。

生産モデル概要
2014年4月~新発売
2016年3月~価格改定
・・・ 省略・・・ 省略
2018年12月~デザインなど仕様変更・価格改定
2019年10月~新デザインのマカンターボ発売
・・・ 省略・・・ 省略
2021年7月~マイナーチェンジ マカンT発売 マカンターボ廃止
・・・ 省略・・・ 省略
2023年11月~発売中 ※執筆当時

このように、マカンは年次改良を含めて、都度見直しされています。

この見直しの一環で、エンジンについても見直しがありました。

そのお話が本日のお話になります。

一部のモデルがポルシェ製ではないと言われています

生産モデルによっては、ポルシェ製ではなく、フォルクスワーゲン製やアウディ製のエンジンを採用しているというのです。

おそらくこの話は正しいようで、モーターファン等の専門誌で言及されているとのことで。

なぜ、ポルシェにフォルクスワーゲンやアウディのエンジンが採用されるかというと、ポルシェやアウディはフォルクスワーゲングループの一員で、各種コストや業務効率、性能、ブランド等の観点で総合的に判断した結果なのだと思います。

ディーラーの見解

「僕のマカンは、どこのエンジンなのだろう・・・」そう思った僕は、ディーラー担当様に聞いてみました。

「ネットでこんなことが言われています。僕のマカンのエンジンはポルシェ製ですか?」

「ポルシェが販売する自動車のエンジンは、すべてポルシェです」

完璧な回答です笑

そりゃそうですよね。

ポルシェブランドで売っている製品は、間違いなくポルシェです。

逆に考えても、例えば、OEMの供給元が「あの製品にA社のマークついてますが、弊社の製品です」なんてこと言ったら妙なことになります。

ポルシェブランドで売っているものはポルシェです。

たしかにそうだと納得しました。

そして、納得した僕を見て何かを感じられたのでしょうか。

帰り際に一言申し送りをいただきました。

「お客様のマカンは前期ですね。エンジンはポルシェ製です。」

僕は、どこかしら晴れ晴れしい気持ちで帰路につきました。

前期マカンSのエンジン音

車を選ぶポイントはいくつかありますが、エンジン音もその1つでした。

ポルシェに限らず、街で車を見かけて「かっこいいな!」と思っても、エンジン音が軽いと、どうも気持ちが上がらないというか、なにかしら不協和に似た感覚を覚えてしまいます。

おそらく外観とのギャップなのではと思っています。

TESLAやプリウスのように、無音でエコな車は、それはそれで様になるというか、おさまりの良さを感じるのですね。

なんとも自分都合ですが、自動車選びの際に、そういった感覚がありました。

前期マカンSはいい音ですね。。動画でご覧になりたいかたはこちら

前期マカンSのエンジン音

前期マカンには、グレードが4つあります。

僕のマカンのモデル時期では、以下のようなラインナップでした。

モデルエンジン最高出力
ps
最大トルク
n・m(kg・m)
PDK 4WD直列4気筒DOHC237350(35.7)
S PDK 4WDV型6気筒DOHC340460(46.9)
GTS PDK 4WD360500(51)
ターボ PDK 4WD400550(56.1)

この表のとおり、エンジンが大きく2つあります。

ベースグレードである「PDK 4WD」は「直列4気筒」です。

それに対して、他の3つは、「V型6気筒」です。

中古車を買う時に「PDK 4WD」と「S PDK 4WD」のエンジン音を、イグニッションONで聞き比べさせてもらいましたが、まったく印象が異なりました。

その時に、僕には「S PDK 4WD」のほうがかっこいいと感じました。

エンジンが「直列」「V型」で異なるからエンジン音が異なるのか、出力・トルク等が異なるからなのかはわからないのですが、印象は大きく異なりました。

「PDK 4WD」と「S PDK 4WD」の排気量の違いが関係するかもしれませんが、以前所有していた99年式JeepチェロキーXJは排気量4000ccとこれらより1000cc以上も大きいのに、ここまでいい音とは感じませんでした。

ちなみにJeepは「直列5気筒」でした。このあたりお詳しい方がいらっしゃいましたら是非教えてください!

定点ですがマフラーサウンドお楽しみください!

ショート動画

セルフのガソリンスタンドで、ハンドルを握ってもすぐに給油できない理由

皆さんセルフのガソリンスタンドによく行きますか?

僕はほぼセルフで、有人対応のガソリンスタンドはもう1年以上で使っていません。

そのセルフのガソリンスタンドのお話です。

セルフのガソリンスタンドで、給油しようとハンドルを握っても、すぐにガソリンが出てこないことありませんか?

僕は何回かあるんですね。

その理由をガソリンスタンドの店員さんに教えてもらいました。

セルフのガソリンスタンドといっても、実はガソリンスタンドの店員さんがリモート端末で遠隔操作しているらしいです。

僕らがお金を仮払いして、給油しようと準備をしている間に、ガソリンスタンドの店員さんの端末に通知が飛びます。

そして、店員さんが給油を個別に許可すると、そこで初めて、ノズルからガソリンが給油できるという仕組みです。

ハンドルを握ったらガソリンが出てくると思ってましたが、そうではなかったのです。

これは消防法?(すみません失念しました違うかもしれません!)でガチガチに要件を固められているようで、絶対の法的要件とのことです。

ヒトが遠隔操作していたとは!

ハンドルを握ると、すぐにガソリンがでることがある

でも、こんなことありませんか?

たまに、ハンドルを握るとすぐに給油できるガソリンスタンド。

深夜なのに、握った瞬間に「ドバーッ」とガソリンが出てくることがありますよね。

このことについて、店員さんにきいたところ、、

「それはグレーのお店かもしれません。リモート許可を省略している可能性もあります!」とのことでした。

なお、このお話は、僕がヒアリングしたガソリンスタンドによるものです。

ガソリンスタンドによっては、仕様が異なる場合もあります。

詳しくは各スタンドの説明や店員にご確認ください。

車幅が大きいクルマは洗車機に入るのか聞いてみました

ちなみにですが、洗車機についても教えてもらいました。

前期マカンの横幅は約1920mmです。

ここまで大きい車幅の自動車を保有したことがなく、いろいろ不安でした。

ですので、洗車機に車体が入るのか、近所のガソリンスタンドで聞いたところ、次のように教えていただきました。

「うちの洗車機でしたら、サイドミラーを開いた状態で、2300mmまで入ります。ただ、洗車機や、ガソリンスタンドの方針によっては、外車を受け入れされないところもあります。そのため、利用される前に、その都度、受け入れ可能か等を確認いただくのがよろしいかと思います。」

どうやら、洗車機やガソリンスタンドにより変わるようです。

また、ガソリンスタンドの洗車機の近くには、注意書きを示した立て看板がありますので、そちらもご確認くださいとのことでした。

うちの近所は、受け入れ可能でしたが、皆さんもお近くのガソリンスタンドでは確認されることを推奨いたします!

タイヤがバーストする前兆 あのパターンを見逃さないでください

タイヤは本当にバーストする

以前所有の車で高速道路を走行中、7年目のタイヤでバーストしました。

バースト前のタイヤに溝はあり、ディーラー車検も通過していたので正直油断していました。

新タイヤを注文していたものの「納期が遅れます」とのショップ連絡に、何も考えることなく「いいですよ」と先延ばしにしていました。

幸いに家族は誰もケガすることなく無事でした。

あってはならないことですが、もし、皆さんがバーストした時の心構えといいますか、そのあたりを書きたいと思います。

タイヤがバーストする前兆

タイヤがバーストする時には前兆がありました。

運転中に「ガタンッ!ガタンッ!」という段差を超えるような振動が一定リズムで発生します。

「今日は、やけに段差を拾うなぁ」という程度にしか考えなかったのですが、今思うと、そんなことはありえません。

高速道路で、一定リズムで振動が長く続くことはありません。

これが最大の前兆にも関わらず、僕は見逃してしまい、バーストしました。

バーストする1-2週間前の前兆

いま思えば、これも前兆かもしれません。

郊外のショッピングセンターから帰宅する時のことです。

そのショッピングセンターは、立体式の駐車場でした。

5階に駐車し、1階まで降りた後に、車のハンドルがとられる気がしました。

まっすぐ走っているにも関わらず、少しだけ片側にハンドルがとられるような感覚です。

タイヤの年数が経っていることはわかっていたものの深くは考えず、近くのタイヤショップでローテーションしたところ、まっすぐ進むようになりました。

「ラッキー♪なおった!」

その程度に軽く見ていた僕は、その後、高速道路でバーストしました。

以前の車はFFベースのパートタイム4WDで、片側にハンドルがとられる時は前輪についていました。

タイヤローテーションで、そのタイヤは後輪につけましたが、バーストしたのはそのタイヤでした。

おそらくですが、片側にハンドルがとられるということは、すでにタイヤの内部で異変が起こっていたのだと思います。

日常メンテナンスが大事!違和感があればすぐに見てもらいましょう

よく言われますが、タイヤはハガキ一枚の面積で、重い車体を支えています。

車にはいろんなパーツがありますが、そのかなでも、タイヤはとても大事なパーツです。

日常のメンテナンスやタイヤについて、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)(JATMAのサイトにリンクします)が公開しています。

皆さんが知らないこともあるかと思いますので、ぜひご覧ください!

タイヤ交換はお早めに。。

もし、タイヤがバーストしたら「慌てず」「焦らず」「冷静に」

タイヤがバーストした時は、「慌てず」「焦らず」「冷静に」対処しましょう。

僕の場合、「ドカーンッ!」ととてつもない大きな音がして、バックミラーを見たら、黒い物体の破片が後方へ舞い上がるのがはっきり見えました。

「やってしまった・・・」

と思いましたが、すぐにハザードを付けたところ、後続車も状況を理解したようで、ハザードを付けました。

そこで、かなり気が楽になり、あとはアクセルを離し、惰行で車に身をゆだねつつ、徐々に徐々に路側帯に向かって車を進め、無事に停車することができました。

急ハンドルや急ブレーキは厳禁です。

また、ロードサービスを呼ぶときは、高速道路の場合、路側帯のポールに番号が書いてあるので、それらも目印に伝えましょう。

また、車から離れて、ガードレール等の外側に逃げるなど、指示に従うと安全を保てます。

皆様に、このようなことが起こりませんように!

タイヤはしっかりメンテナンスしましょう!

以下も参考になるかと思います!

タイヤがバーストしてしまったときの対処法と予防方法(Goo-Netのサイトにリンクします)

前期マカンのシガーソケット

前期マカンのシガーソケットは常時電源です。

バッテリー直結です。

エンジンOFF後も使用を続けるとバッテリー上がりの原因になります。

ここも常時電源です

でも、こんな使い方もできます!

なんと、シガーソケットからバッテリーを充電できます!

まだ買うか決めていないのですが、ディーラー担当様から「ネットでポルシェ純正の充電器が売っていますよ」と教えていただきました。

Yahoo!ショッピングで価格は4万円前後です。

Amazonでは純正品は見当たりませんでした。

前期マカンは、アイドリングストップ機能が付いています。

特にノロノロの街乗りで、頻繁にアイドリングストップすると、バッテリーも消耗しやすいと思います。

この充電器があれば、夏場でも快適に過ごせそうです。

自宅で充電できても、いずれバッテリーの性能は低下

ただ、そうはいっても万能ではないそうです。

「繰り返し充電できますが、バッテリー内の比重が変わってしまうと、性能が低下します」(前出の担当様)

以下も参考になりそうです。

一般社団法人電池工業会「自動車用バッテリーのQ&A」(一般社団法人 電池工業会のサイトにリンクします)

マカンに限らず、ポルシェのバッテリーは大きく、交換費用がとても高いです。

ディーラー担当様によると10万円~見たほうがよさそうです。

Amazonでは安く売ってますので、持ち込みを許してもらえるかディーラーに相談ですね。

もし、ディーラーから断られたら、オートバックス等で交換してから入庫すると良いと思います。

バッテリーの大容量化は一部の他社にも見られます。

例えば、アメ車のJeep。

「最近の車種はバッテリー2個搭載が標準です」と、Jeepディーラーから聞きました。

バッテリー2個交換は・・・厳しいですね笑

2024/12/22追記 USBも常時電源です!

このブログを書いた後、たまたま気づいたのですが、USBも常時電源です!

シガーソケットだけが常時電源だと思っていましたが、それは誤りでした。

今日、いつもよりも空気が乾していて、車内用のUSB加湿器をONにしました。

加湿器をONにして、しばらく走ったと家に戻り、イグニッションをOFFにしました。

イグニッションをOFFにしてからしばらくの間は、一部の電装品が点灯することがあります。

これはポルシェに限らず、他の自動車メーカーでもよくあることです。

かくいう僕の加湿器も、イグニッションをOFFにしてしばらくの間、モクモクと水蒸気の煙を吐き出していました。

「イグニッションをOFFにしてから、何秒くらいで電装系もOFFになるんだろう」

そう疑問に思った僕は、そのまま車内に残り、車内からリモコンでキーロックをして、確かめることにしました。

電子ブレーキの赤ランプが消灯し、インパネの赤ランプも消灯し、、、

「ん?水蒸気はモクモク続けているぞ??」

その後もしばらくの間、車内に残りましたが、OFFになる気配がありません。

どうやら、USBも常時電源のようです。

僕のサイトの画像等を見て、シガーソケットだけが常時電源だと勘違いさせてたらごめんなさい!

マカンのUSBは常時電源です。お気をつけて!!

※仕様は年式や車種で異なる場合があります。

前期マカンの説明書はポルシェ公式サイトにあります(ポルシェのサイトにリンクします)

ポルシェのブレーキパッドは摩耗するとディスクも交換

Porsche Macan S
マカン(95-BCTM)の前輪ディスクブレーキ。以前の所有車JEEPチェロキー(XJ)と比べて効きが半端ない大型ディスクブレーキ。

多くの自動車メーカーでは、ブレーキパッドが摩耗すると、ブレーキパッドを交換しますが、ディーラーの担当様によると、ポルシェはディスクも交換するそうです。

これは、ポルシェのブレーキは、制動を高めるためにディスクもすり減るようになっているからだとか。

車検でよくある話として「車検あるある」を担当様が教えてくれました。

それは、「タイヤ・バッテリー・ブレーキの3つのパーツ。3種の神器ではないですが、3つまとめて車検で交換すると高額になりがち」だそうです。

「ブレーキだけで10万~」と聞きました。3種の神器は避けたいですね。。

Porsche Cayenne Turbo Coupé
カイエンターボクーペ(E3K40A)の前輪ディスクブレーキ。マカンSより更に効きが半端ない。ホワイトキャリパーはPSCB(Porsche Surface Coated Brake)の標準装備。セラミックコーティングのブレーキは1,000km走行してもほとんどブレーキダストが発生しない(僕の体験談)。ポルシェ公式の説明はこちら(ポルシェのサイトにリンクします)

車の乗り方でブレーキパッドの減り方も異なる

ブレーキパッドは前輪と後輪にありますが、乗り方次第で減り方が変わるそうです。

街乗りが多い場合、前輪のブレーキパッドが減りやすいそうです。

これは、頻繁にブレーキをするたびに前輪へ重心が移動した状態でパッドを削るためです。

僕も街乗りが多いので、なんとかパッドを長持ちできないか相談したところ「エンジンブレーキを使うとパッドの減りを抑制できます!」とアドバイスいただきました。

SPORTモードをONにすることでパッドの減りも抑えられる

また、高速道路を走行時は、SPORTモードをONにすることで、シフトチェンジのタイミングを遅らせて引っ張ることができます。

これにより、シフトダウンの時も高回転域からエンジンブレーキをかけながらシフトダウンできるので、パッドの減りも抑えられます。

SPORTモードをまだ試していませんが、走りも快適になり、ブレーキパッドも長持ちするなら嬉しいですね!

ディスクだけ交換してもらえれば費用が抑制できるのにと思いました笑
「長い人で6年くらい交換不要な方もいらっしゃます」(ディーラー担当様)

ディーラー担当様からこの話を聞いて以来、積極的にエンジンブレーキを使うようになりました。

これにより、ブレーキパッドやブレーキディスクの減りは抑えられます。

ただ、その代わりに、エンジンブレーキを多用することにより、エンジンやミッションに負担がかかるかもしれません。

アプルーブド保証のメリットがここにもある

しかし!例のアプルーブド保証(僕のマカンの場合はスタンドアローン保証)に入っています。

当然、ミッションやエンジン系は保証されますので、ガンガンまわしても大丈夫なのです!

ポルシェはもともとアウトバーンなど超高速も走る車です。

そのように使い方に耐えられるように設計されているはず!(そう祈りたい)

一方、ブレーキパッドやブレーキディスクは、消耗品のため、保証の対象外です。

すり減った時は、自腹交換になります。

保証に加入しておいて良かったです!

前期マカンのリモコン電池交換

マカンのリモコン電池は簡単に交換できます

入庫した後、ディーラーから「リモコン電池の交換時期です。交換されますか?」と連絡がありました。

費用を聞いたところ「2,000円前後」とのことで、もしかしたら100均で買ったらできるかもと思い、「自分でやりますので!」とお断りをいれました。

ネットで調べてみると、皆さんご自分でされていますね。

真似したらすぐできたので、皆さんもぜひ!

必要なもの

CR2032というボタン電池。100円均一で2個100円で買えます。

交換手順

リモコンを裏返します

端っこのツマミをスライドさせながら、境目に爪を入れて水平方向に引っ張ると、エマージェンシーキーが出ます

そのままエマージェンシーキーを手前方向に持ち上げると、このようにエマージェンシーキーを取り外せます

電池を取り出します

取り出した電池

CR2032というボタン電池です

100均で売ってました!

しかも2個で100円!

逆の手順で電池とエマージェンシーキーをセットすれば完了です!

ご注意

このボタン電池(CR2032)は他モデルにも使えるかもしれませんが、取扱説明書を事前に確認してください。

初めての法定点検から車が戻ってきました 

マカンを預けて約1週間、法定点検(12か月点検整備)(ポルシェのサイトにリンクします)を終えて戻ってきました。

ディーラーの担当様いわく「程度は良好です!」とのことでした。

希望していたアプルーブド保証(スタンドアローン保証)も問題なく付けられました。

気になる費用ですが、以下の通りでした!

項目費用
アプルーブド保証(スタンドアローン保証)16.4
12か月点検整備5.3
オイル交換6.8
微粒子フィルタ交換1.6
ワイパー交換1.9
タイヤシーラント交換1.8
ドライブレコーダ・工賃7
合計40.8万

ドライブレコーダーは家族の要望で付けましたが、それを除くと約33万でした。

タイヤシーラントは保証を受けるためには必須となっておりました。

希望しませんでしたが「マストで何卒よろしくお願いいたします」とのことです。

今回は保証切れの車体に後付けするスタンドアローン保証でしたが、次回からは保証継続となり、費用も抑えられると思います。

初回からけっこうな出費になりましたが、これで安心して乗れます!

※金額は、車種や年式等によって異なる場合があります。

保証ルールに抵触せずにDVDやテレビを子供に見せたい!

前回のサマリ
マカンにはDVDが付いているけど走行中は見れません。キャンセラーを実装すると履歴が残り、アプルーブド保証対象外に。TVもなし。社外チューナーも保証対象外。
どうしてもアプルーブド保証付きのマカンでDVDやテレビを子供に見せたい!

社外TVチューナーはもちろん、社外DVDキャンセラーも履歴が残るということで八方塞がりだった僕のマカン。

残すは、iPhoneで再生した動画をBluetooth等で連携するか、AUX、外付けデバイスを持ち込むくらいしかありません。

マカンの運転席横のアームレストBOX内には複数の端子があります。USB、音声入力プラグ、シガーソケットです。

USBに接続して試してみる

マカンの純正ナビには、PCMというものがついています。

ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステムの略で、ナビやオーディオを統合したプラットフォームのようなものです。

iPhoneをはじめ、直近バージョンでは、AndroidやSpotify等も使えるようになったとか。

ポルシェ コネクトアプリを使えば、電話会議等もできるということですがごめんなさい、ドライブ中に会議なんてしたくないです笑

なお、クラシックなポルシェにも最新のプラットフォームを提供しているようです。(ポルシェのサイトにリンクします)

ということで、iPhoneをUSBに接続し、動画を再生してみました。

音声だけが流れました

ディーラーに聞いたところ、「音声のみです。動画は連携できません」とのことでした。

期待していたUSBは早くもダメになりました。

Bluetoothに接続して試してみる

続いてBluetoothです。タッチパネルでiPhoneと接続し、動画を再生します。

こちらは音声すら出ません・・・

Bluetoothもダメでした。

残すAUXですが、これはオーディオ用なので、このプラグでは、どう頑張っても映像は連携できません。

ということで、、、

iPadminiになりました笑

iPadminiなら、Tverアプリでテレビをリアルタイム放送で見られます。

ただし、リアルタイム放送はゴールデンタイム放送のみです。

厳密には1秒くらい?遅れるそうですが、現在のエリアで放送中の番組が、”ほぼ”リアルタイム視聴できます。

Tverならゴールデンタイム番組をほぼリアルタイムで視聴可能!他の時間帯は、録画済み番組リストから視聴できます。

iPadminiでTVを見る方法は他にもあります。

外付けTVチューナーです。

ただ、車で視聴する場合、外付けチューナーに限らず、山間部やエリアの境目等は厳しいかと思います。

また、iPadminiに外部接続が必要なこと、その接続端子がLightningで、今後主流のType-Cではない等を考慮し、見送りましたが、ライフスタイルによってはありかもしれません。

こうして、なんとかTVを確保できました。これでロングドライブも今まで通り楽しめそうです!

2024/12/24追記 iPadmini快適!DVDがマストじゃなくなりました!

その後、ドライブ中にiPadminiを使うようになりました。

当初こそ、ネット接続や置き場所に困りましたが、今では必須ツールになり、DVDの優先順位が下がりました!

iPadminiでネット接続すれば、TVerでリアルタイムTVも見れるし、録画済み番組もたくさん見れます。

自宅でお気に入りの番組をマイページに登録しておけば、ドライブ中にかんたんに再生できます。

もちろんYoutubeも見れます。

純正ナビのTVチューナーの場合、山間部等の電波の悪いところは見れませんし、好みの番組がなければ見ません。

その点、TVerなら、いつでも、好きな番組を見放題です!

アプルーブド保証を適用しながらなんてもう無理だ・・とあきらめていましたが、なんとかなりました!

どうしてもアプルーブド保証付きのマカンでDVDやテレビを子供に見せたい!

前回のサマリ
ポルシェにはアプルーブド保証が最適。3rdパーティ保証は安価だがサービスが限定的。原則としてディーラーに持ち込めず修理部品も社外品。「社外中古品を再利用」を公言する保証会社も。
ポルシェアプルーブド保証と3rdパーティの保証の違い

僕のマカンにはDVDが付いています。しかし、TVはありません。

「DVDは純正デッキでOK。テレビなんて市販のチューナー後付け♪」と思っていました。

マカンの純正ナビ。たしかにDVDは見れますが・・・

DVDデッキにDVDを入れると、DVDは自動再生します。

画面も大きくて満足していました。ところがですね、、、DVDを再生し、車を少し走らせたところで、子供が騒ぎはじめました。

子供「パパ!DVDが変なことになっている!」

車を止めて、画面を見ると、DVDは再生しています。

私「ちゃんと再生できているよ」

再び車を走らせると「パパ!やっぱり変だよ!」

※助手席から撮影した画像です

がーん。。。忘れていました。

日本車もそうですが、なにもいじっていないオリジナルの車は見れないのが普通でしたね。。。

まったくの想定外というか、都合の悪いことは蚊帳の外でした。

TVは後付けできないし、DVDも見れないし、これだと子供とドライブが厳しいですよね。

ということで、まずはDVDキャンセラーをAmazonで探したところ、15,000円くらいで社外品が売っていました。

しかし、社外品にあたるので、「いちおうディーラーに相談してから買おう」と欲しリスに入れて、後日ディーラに相談したところ・・・

ディーラー「キャンセラーしちゃうと履歴が残ります。入庫時OFFにしてもダメです。保証対象外になってしまいます」

まさに八方ふさがりとはこの事ですね。完全に手詰まりました。

困っている僕を見て、ディーラーさんが言いました。

以前、本国にDVDやテレビを見れるようにできないか、相談したことがあるそうです。

ところが、本国の担当は「車はラジオでしょ。テレビなんて見ないよ。」と返したそうです。

どうやら車でテレビやDVDを見たがるのは日本特有?らしいのです。

しかし、ここは日本ですよ!

子供たちは、すっかり動画ありきのカーライフに慣れてしまい、簡単に抜け出せそうにありません。というか、無理ですね。

こうして、保証ルールに抵触せずに、動画を見る方法をなんとか検討することにしました。

ポルシェアプルーブド保証と3rdパーティの保証の違い

3rdパーティの保証は安いが原則社外品 整備工場も限られる

前回のサマリ
アプルーブド保証を受けるには「111項目の有償検査」が必須。「この部品がダメです。車検は通りますがポルシェの基準を満たさないので交換してね」と言われたらすべて承諾しないといけません。
アプルーブド保証には111項目の有償検査が必要

一時、ポルシェ非公式の3rdパーティの保証も検討しました。

皆様も中古車検討時にご検討されるかと思います。

電話などで問い合わせたことなどご参考になると思いますので、少し触れたいと思います。

ポルシェ非公式の3rdパーティ保証は一般的に価格が安いです。

WEBを調べたり、保証会社に問い合わせたりすると、いろいろ見えてきます。

複数の3rdパーティに問い合わせましたが、原則として修理をディーラーには持ち込めず、部品も一部のみ対象です。

壊れても保証されない対象外のパーツが多くあります。

また、ポルシェをはじめ、外車は保証期間も国産より短いことが多く、使用するパーツもまず社外品です。

ある保証会社は、「原則、社外の中古部品を使って修理」との回答でした。

整備工場も限られ、保証会社指定の工場です。

外車の場合、保証額上限も国産より低く設定されていることが多く、ポルシェのような金額が高くなりがちな車種には向いていません。

長く乗るうえでの安心感や手間ひま、費用対効果で、アプルーブド保証(ポルシェのサイトにリンクします)の一択になりました。

ディーラーのおもてなし。今までお世話になった自動車メーカーで、一番高級でした!うれしくて写真とりました

アプルーブド保証は社外品をつけられない テレビも見れないが・・・

ようやくアプルーブド保証(スタンドアローン保証)をお願いするところまできましたが、まだハードルがあります。

それは・・・

「社外品が一切つけられない。社外品が検知された場合、保証できません」ということです。

これも調べていくと皆さん壁にあたるようで、もしかしたら、ここで多くの方があきらめるかもしれません(もしかしたら僕も・・・)。

うちは子供を乗せてドライブするので、テレビ・DVDが必須。子供にiPhone渡してYoutubeでも済みますが、子供は際限なく楽しむので、視力等への影響を考慮して、画面との一定距離が保てるナビ画面を見せるようにしています。

ですので、ここもなんとしてでも、クリア必須のポイントになっています。

「DVDは純正デッキでOK。テレビなんて市販のチューナー後付け♪」と思っていたら・・・

ディーラー「後付けチューナーなど社外品が検知された場合、アプルーブド保証できません」

甘く見ていました。いろいろ調べたつもりでしたが・・笑

この点において、3rdパーティ保証は融通が利いて良いですね。

社外品を付けても保証ルールに抵触しなければOKです。

ライフスタイルというか、物の買い方により、いずれの保証を選ぶのが良いかもしれませんね。

25/6/5追記 アプルーブド保証には3パターンあります

ポルシェの保証「アプルーブド保証」にはパターンが3つあります。

中古車を購入する場合、「延長保証」「スタンドアローン保証」いずれかになります。

カーセンサーやGoo-Netで購入した中古車のポルシェも、ポルシェの基準を満たせば保証を後付けできます(スタンドアローン保証といいます)。


・新車保証(新車購入から3年間保証)

・延長(中古車)保証(新車保証が終了した後の継続保証)

・スタンドアローン保証(新規で加入する保証)

 

アプルーブド保証には111項目の有償検査が必要

前回のサマリ
長く安心してポルシェに乗るには、アプルーブド保証が絶対と考えていた僕は、このような経緯で、なるべく程度の良いマカンを探していました。
なるべく程度の良い前期マカンの中古車を探しました

ここがもっとも大きなハードルだと思います。

条件を満たせばアプルーブド保証を後付けできます(この場合、スタンドアローン保証です)が、その条件のなかに、「111項目の有償検査」があります。

検査は検査費を払えばやってもらえますが、保証条件の1つに「111項目のチェックをクリアした車両のみ」とあります。(ポルシェのサイトにリンクします)

つまり、「この部品がダメです。車検は通りますがポルシェの基準を満たさないので交換してね」と言われたら、すべて承諾しないと保証が受けられません。。

程度の良い中古車を買う理由の1つがここにあります。

マカン購入後のアプルーブド保証にあたり、どれくらいポルシェの基準を満たす車両なのか、どれくらい整備費用がかかるのかわからず不安だったので、複数のポルシェディーラーに問い合わせたところ、だいたい皆さん同様でした。

毎年法定点検を受けて、整備もしっかりされていない限り10万円程度では済まないようで、「数年もポルシェディーラーから離れた車体なら、100万~見ていただければ」とおっしゃるディーラーも。。

「100万円」がすーっと会話に出てきたこの時に「もしかしたら、踏み入れてはいけない領域かもしれない・・・」と気合いが入りました笑

ポルシェは、走行距離以外に、経過年数も基準を持っており、多走行・低年式ほど、指摘事項も多く高額になる傾向があるそうです。

たとえ、安い車体を買ったとしても、長く安心してポルシェに乗るには、アプルーブド保証が絶対と考えていた僕は、このような経緯で、なるべく程度の良いマカンを探していました。

7,000KM!

僕のマカンは約7,000KM と少走行車。

購入を検討していた頃、どこのディーラーにお話ししても驚かれる個体でした。

あるディーラー担当様は「えっ?前期マカンで7,000KMですか?どこで売っているんですか?」とご興味を持たれていたご様子。

ディーラーで法定点検もしっかり記録されています。

それら車体の概要を伝えたうえで、「この車体だったらおおよそどの程度見ればよいでしょうか?」と聞いてみました。

「その車体でしたら、断言できませんが、おそらく数十万程度で収まるかもしれません。少走行車であっても、8年経過していますので、状態を拝見して、部品交換をお願いする場合もあります」とのことでした。

このように、中古車を購入する前に、複数のディーラーに車体情報を提供したうえで、疑問点を解消しておくと、だいたいのイメージがつく(≒覚悟ができる・・・)のでお勧めです。

また、ポルシェのディーラーは、全国どこでも同じサービスを受けられますが、経営は別法人です。

たとえば、僕の周辺には複数のディーラーがありますが、すべて異なる法人が経営されています。

「ポルシェはハイブランドなので、待っていても売れるだろうから、いい商売だな」と思っていましたが、日系の自動車メーカー系列販売店が経営から撤退したそうで、どれだけ顧客に価値を提供して支持されるかが大事なことは、一般企業同様のようです。

ということで、ディーラーに車を入庫し、アプルーブド保証(スタンドアローン保証)を受けるために111項目の有償検査を受けることにしました。「数日もあれば終わります」とのことで、結果がわかったらご報告いたします。

タイヤの溝が残っていても、古いタイヤは早めに交換しましょう!タイヤメーカーは製造から5年超のタイヤは毎年検査を推奨しています。僕は以前所有の車で高速道路を走行中、7年目のタイヤでバーストしました。マカンもタイヤの溝はかなり残っていましたが、8年経過していたので交換しました。

なるべく程度の良い前期マカンの中古車を探しました

ポルシェといっても、お手頃に中古車が買えるモデルもあります。 

僕の買った前期マカンもそうですが、初代カイエンもお手頃が多いですね。中には100万円を切るものもあります。

でも、安すぎる中古車の物件情報を見ると、だいたい走行距離が多いです。

車の部品には耐用距離数があり、10万KMあたりが1つの目安になるようです。

つまり、走行距離が多い車は、部品交換の必要性が高くなり、車体価格が安くても、追加費用が発生しやすいです。

しかし、そうかといって、走行距離の短い車は価格が高いです。

しかも、もしも、故障してしまったら、せっかく故障しないことを期待して車体価格の高い車を買ったのに、追加で修理費用なんて、とても辛い出費になります。

ポルシェは、日本車や他の外国車より部品代が高く、多くのポルシェオーナーブログにもあるように、修理費も高くなりがちです。

とてもそんな余裕はないし「いつ壊れるかわからない」「どれくらい修理費が請求されるかわからない」状態でポルシェに乗るなんて、僕には精神的に無理だと思いました。

ポルシェに乗りたいけど、無限地獄は避けたい・・・

ポルシェ公式保証は中古車にも後付けできる

そこで、たどりついたのが、ポルシェの公式保証「ポルシェ アプルーブド保証」でした。(ポルシェのサイトにリンクします)

公式サイトにもあるように、「初年度登録から15 年まで (車齢14年 / 走行距離20万 km以内))なら、中古車にも適用できます。

20万KM以内の制約はあるものの、保証期間中は走行距離無制限です。

多くのコンポーネントが保証対象です。※詳細は公式サイトでご確認ください。

この保証は、町の中古車屋さんで買ったポルシェにも、条件を満たしていれば後付けできます(この場合、スタンドアローン保証といいます)。

保証継承が切れた車体であっても条件を満たしていれば後付けできるという、融通の利く保証です。

このアプルーブド保証(スタンドアローン保証)を前提に前期マカンを探すことにしました。

保証の切れた車体はスタンドアローン保証で後付けできる 

保証継承が切れた車体に保証を後付けする場合、スタンドアローン保証で後付けできます。

スタンドアローン保証もポルシェの公式保証「ポルシェ アプルーブド保証」の1つです。

初回のみ費用が+α必要ですが、保証内容は継続保証と同じです

ポルシェアプルーブド保証パンフレット
ポルシェディーラーでもらえる

延長保証 1年121,000円

スタンドアローン保証 1年164,450円

※執筆当時のマカンの場合

ちなみにフェラーリは1年700,000円~とのことです。パーツ代も1.7倍~。ケタ違い。。

僕の買った2016年式MY2017マカンの場合、2031年まで保証が可能です。

2024年現在あと7年保証を付けられます。

スタンドアローンの3年契約で開始と思っていましたが「スタンドアローン保証を1年だけ加入し、翌年から延長保証を複数年とするほうがお得です」とディーラーさんからアドバイスいただきました。

若干ですが費用が安いです。

費用改定される可能性はありますが、こういったアドバイスは助かりますね!

7年保証した場合の比較(税込み・円)

保証1年目2年目3年目4年目5年目6年目7年目合計
スタンドアローン3年
+
延長保証3年
358,600314,600121000794,200
スタンドアローン1年
+
延長保証
164,450314,600314,600793,650

ですが、なかなかそんな簡単に話はおさまりません。

アプルーブド保証(アプルーブド保証)を受けるには、もっと大きなハードルが待っていたのです。。